CAIRDEAS ver.2018は珍しいFINO CASK追熟です。


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LAPHROAIG CAIRDEAS 2018 51.8% 700ml  FINO CASK FINISH
 aroma: 
ヨード 海藻 八朔 白胡麻油 グラッシーな麦芽香 辛そうな白ワイン 炭火の煙たさ いつも通りお約束事項な香味ばかりだけど?漠然とした言い方で申し訳無いが”お約束なんだけど何処か涼しげで爽やか”に収束させた香り=ピートスモークが控えめでさっぱりとした酸味が漂う雰囲気 
 taste: 
淡麗辛口ラフロイグ オイリー+モルティー+スモーキーな麦感 濃縮還元グレープフルーツジュース 焦げた焼き魚の皮 中盤から酢橘・シークワーサーで割ったかの様な植物性酸味 その酸味が混ざると燻煙が浮き立つ 程良い辛味を終始持続 
 finish: 
スモーキードライ ビネガー系の爽やかな酸っぱさ
 comment: 
淡麗で爽やかなLAPHROAIGとして自分は好んだ 果実系や甘味が不足気味だがこの時点では仕方が無いかなと?

【BAR NO'AGE】さんにて頂きました。
個人的な推測ですが、恐らくバーボン樽の原酒をフィノ樽で追熟した模様、熟成期間も10y前後か?追熟期間は不明!そんな印象です。FINO CASKによる効果は”角を削り円やかに仕上げる”でしょうか?何時もよりスモーキーテイストや風土由来の濃い味わいがフィノ系=白ワインの淡麗辛口で中和して和らげる効果があるようで?飲み易いながらもボディの厚みは保持させた状態に思えました。ここから更に5y進んでフルーティーな要素も加味されるとより楽しめそうですね樽によって赤色に染めるのは非常に美味ですが高価になってしまう(涙)だからこそ黄色に染めて活路を見出す方式を今後は模索してもらいたい、先は明るそうだと期待したい内容で美味しゅうございました。



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と、言ってもちょっと構成不足なのは事実。そんな時は博士自家製の促進剤で賄いましょう
うむ...不足していた甘味がゼリー状で液体に溶け込みますね!nice idea