競馬・2倍の複勝

「2倍の複勝」にもどした。

ブックその4

2019-02-14 17:19:13 | 競馬
ボクは通過順位について述べましたが、ブックの成績にはまだまだ見るべき点は多い。前述したジョッキーの談話やブックトラックマンによる次走へのメモもそうだ。他にはレース自体がハイペースだったかスローだったか。前有利だったかどうか。馬場の内外どこを通ったのか。データとしてなら無数にある。ペースについては京都記念を例にとるが、前半37.2で上がりが35.1。その差2.1秒、スローペースだ。ボクは間違っているかも知れないが、前半と後半のラップ差が1.0秒を境にスロー、ハイペースに分かれると思っている。本当はクラスによるラップがデータとして集積されているので京都の芝2400のG2なら何秒から何秒ならSペースあるいはMやHペースと歴然としたものがあるんだろうが、データ的には懐疑的に思っている。馬場差やペースメーカーによってそれは変わるからだ。よく言われるのが、例えば2/11東京の最終レース。前半35.6後半上がり38.3だ。これはハイペースで問題はない。通過順位を見よう。逃げて3着だったキタノユウキ1-1-1、2着の先行したクインズラミントン2-3-2だ。そして末抜群とされた勝ったニシノジャガーズは15-14-13。レースの上がり38.3に対してニシノジャガーズの上がりは35.5。つまりニシノジャガーズは当然だが前半35.6 で走っているわけではない。成績ではほぼ最後方のニシノが一体どれくらいのラップで前半を走ったか。馬群が10馬身くらいのカタマリとするなら37.5くらいだろうか。言いたいのは、レースはハイペースでもニシノジャガーズはMかSペースで追走していることになる。この部分を錯覚してニシノジャガーズがきついハイペースを追い込んだと思うと間違いで、きついハイペースを走ったキタノユウキが上がり38.6でしか上がれなかったのをニシノジャガーズは37.5くらいでラクラク追走して、相手に関係なく自身は35.5の抜群の末脚で勝った。そういうことだ。したがってこのレースで一番きついレースをしたのは、逃げて3着に粘ったキタノユウキと2番手を追走したクインズラミントンだ。では、この2 頭をチェック馬にするのか? ちょっと待ってほしい(笑)
つづく
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ブックその3 | トップ | ブックその5 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

競馬」カテゴリの最新記事