2020年6月22日
今回は復帰者・新規者の方のために大変便利なコンテンツがあるので、それを書きたいと存じます。
「ちょっと待ったー! 」
「キャパポの秘密4はどうしたー!」
全国から厳しい突っ込みが聞こえて来そうですね。
実は4は、+1%から+3%まで細かいものばかり全部で30個もあるのです。
全てクリアーすれば+56%という「塵も積もれば」の大きさでもあります。
本文は概略できているのですが、後はsouzouが実際に全て自分でやって見た上で発表するつもりで居りました。
そうでもしないと、あまりにめんどいので、souzou自身が全部実行が出来ない危険性があるのと、なかに細かいニュアンスの説明が必要なものが出てくるかもしれないからです。
ところが、アクシデントが発生してしまいました。
何か? souzouが動けなくなってしまったのです。
突然スクエニさんから次のようなメールが届きました。
スクウェア・エニックス アカウント管理システムをご利用いただきまして、ありがとうございます。
下記サービスの自動継続オプションご利用料金の決済処理に失敗したため、すべての自動継続オプションが停止となっております。
自動継続オプションの再開処理を行う場合は、「プレイオンライン / ファイナルファンタジーXIのオプション一覧」→「自動継続の再開」よりお手続きをお願いします。
なお、この内容にお心当たりのない場合やご不明な点がある場合は、スクウェア・エニックス サポートセンターからお問い合わせください。
これには驚きました。
管理システムにアクセスした者が居て、パスワードを何度も入れ、結局失敗して継続オプションが停止している。そのように読めますよね。
souzouもmoriyさんも全く心当たりがありません。
このゲームの師匠であるBanboo先輩がアカウントハックをされ、それがきっかけで引退した事は既に述べました。(スクエニ恨み節2参照)
すぐにサポートセンターにメールしたところ、調べてみるのでしばらく待つようにとのメールがきました。
そしてsouzouがレイアレイブをまずケイザックからやろうとログインしようとしたら「コンテンツIDがありません」というメッセージが出て、メインのsouzou面に入れなくなってしまったのです。
止むを得ずセカンドの方に入り、エスカッションを始めましたが、どうにも楽しくありません。
よくこんなものだけでFF11を続けていられたものと逆に感心する始末です。
思えば1年前の6月にもブログ「ログイントラブル」に書いたように、セカンド面が動かなくなったことがありました。
あの時は次のように書きました。
「セカンドは調理・鍛冶・木工・骨工とsouzou面よりエスカッションが進んでいたため、ログインはほとんどこちらの方だったのです。
昨日までなんとも無かったのに突然入ることが出来なくなってしまい途方にくれました。
やむなく、souzou面にはいり、moriyさんとパーティを組んで、以前whitefallsさんに教わったシーの門でジョブポ上げをすることにしました。
最初はセカンドがログインできるようになるまでのつもりでしたが、二人でプレイすると楽しい。とにかく楽しい」
結局この時以来、エスカッションは急降下で、souzouとmoriyさんのジョブポ上げパーティーの時間の方が長くなってしまいました。
いまこうして、セカンド面しか入れない状態下に置かれると、souzou面と同じように色々の遊びがしたいと思うのは当然の帰結かも知れません。
セカンド面でエスカッション以外に出きることといえば、レベルが99に達しているmaskiだけです。
その時、ブログの事が頭に浮かんだのです。
今FF11はウェルカムバックキャンペーン等をきっかけとして、復帰勢が大量に活躍を始めているらしい。
2002年からこのゲームを育ててきたといっても過言ではない先輩方が、2016年のプレステとXボックス終了時にFF11最終戦である「勾玉の輝き」を攻略し、これを最終バトルとして卒業していかれました。
かつて青春時代にヴァナの庭を駆け巡り、諸般の事情で引退せざるを得なかった人達が、さまざまな縁からFF11の現状を知り、復帰しては「勾玉の輝き」をクリアーされているようなのです。
souzouには「勾玉の輝き」がいわばFF11の卒業試験のようにさえ感じます。
以前見たユーチューブでも、十年ぶりに復活した方が昔のリンクシェルをつけると一人名前が浮かび、喜んでリンク会話に「十年ぶりに復帰しました」といれると、相手の方が「私も去年復帰しました」と話されているのを見ました。
この方もつい先日、勾玉を攻略し「14年間ありがとうございました」というセリフを聞いているシーンをユーチューブで見ました。
「そうだ、maskiは99になって動きを止めたので、maskiを動かせば復帰勢や新規者の方々の参考になるかも知れない」と思い、それをブログに書くことができるではないかとsouzouをすっかり忘れて、こちらの方を書きたい気持ちになってしまったというわけです。
前回トラブルで未来が開けたので、今回もという期待感もあります。
となれば、まずお話したいのは「ドメインベージョン」です。
「ドメインベージョン」
エスカ・ジタ、エスカ・ルオン、レイ泉島 の3箇所で巨大なモンスターを皆で協力して倒すという、ビシージやカンパニエのようなコンテンツです。
参加条件はたった一つ、それが「レベルが99であること」です。
表向きはこうなっていますが、実体は「星唄の煌き」と同じスクエニさんの大サービスではないかと思っています。
と言うのは「ドメインベージョン」が発表されたのが2015年8月で、翌2016年3月にPS2とXBOXのサービスが終了します。
半年後にFF11の実質最終・最難関バトルである「勾玉の輝き」で終了するにしては、「星唄の煌き」と「ドメインベージョン」はサービスが大きすぎるように感じるのです。
○「楽にレベルアップできるように取得経験値大きくするからこれからもずっとFF続けてね! 」
○「パーティを組まなくても、ソロで楽しめるようにするから11やめないでね!」
○「装備も武器も、昔のアーティファクトのように手に入れるのを難しくせず簡単に手に入るようにするから、FF11やめないで続けてね!」
souzouにはそんな本音が透けて見えたのです。
この時点でスクエニさんはウィンドーズで継続していくことを決めていたのではないかと思うのです。
souzouはほんとに終わると信じて、ブログを閉鎖してしまいました。
あの時のショックはほとんにほんとに大きかったのです。
が、ゲーム自体をやめなかったのは、「星唄の煌き」大サービスに歓喜してmoriyさんとヴァナを走り回ったためということは既に書きました。
と言うことで、「ドメインベージョン」です。
このコンテンツのおかげで、99になれば装備と武器に悩む事はありません。
あっ!強化リレミシエンピは別ですよ。
あれは別次元の猛者達の世界のもので、いわばテレビスターの華やかな高級ファッションのようなものです。
庶民はユニクロのアイテムレベル119の武器と装備が「ドメインベージョン」で簡単に貰えるので、日常の楽しみに不便はなくなりますよという意味です。
さてmaskiです。まだ「ドメインベージョン」に参加したことはありません。
ていうか、ジョブブレーカーさえ貰っていないのです。
99になったら真っ先にやること。それがジョブブレーカーです。
貰える場所はルルデの庭の奥の庭。
限界突破のマートが居る場所と言ったほうが分かりが早いですね。
ということで早速maskiがルルデに向かいました。
マートではなくモーグリに話しかけます。
「これまで秘密にしてきたけど、実はクポ、"ジョブポイント"と呼ばれるワザもあるクポ」
「ジョブポイントはそのジョブで熟練度を積まなければならないクポ」
「その道はリミットポイントより過酷クポ」
「覚悟はありますか?」
これは質問で「ハイ」を選択。
「いい返事クポ。 今後はメインメニューの中のステータスの中の"ジョブポイント"ボタンが選択できるようになるクポ」
これで大事な物「ジョブブレーカー」を手に入れたのファンファーレです。
ボタンを押すと、戦士以下全ジョブのジョブマスターまでの一覧が見ることが出きるようになりました。
さあ後はアイテムレベル119の武器と防具をそろえることです。
揃ったら、星唄ミッションを先に進めることも、ジョブマスターへの戦いを進めることも何でも出来ます。
と言うことで、maskiが「ドメインベージョン」にトライします。
先ずは行われるエスカ・ジタ エスカ・ルオン レイ泉島 への道です。
ジタはクフィム島へ飛び、そこからワープすると衛兵が居て、話しかけることで戦えます。
maskiの99への戦いはほとんどジタでやったので、ここは知り尽くしています。
後の二つは星唄ミッションの進み具合とからみそうなので、ジタへ飛びました。
NPCの名前はAffi。最初に名前を聞かれ、2回目からはmaskiか? 何のようだ?と聞かれます。
「祈祷神符が欲しい」を選択。これが出ないときは、まだルオンなどで戦闘中なので待ちました。
祈祷神符を選択すると、戦場へ飛ばしてくれます。
フェイスですが、maskiは一番初歩の星唄の煌き1奏を手に入れたところまでしか進んでいないので、4匹しか出せません。
現地について、適当に4匹呼び出して待つと、雑魚が10匹ぐらい湧きました。
フェイスが多いので本キャラが何人いるのか分りませんが、皆で闘うとすぐに全て倒して戦闘終了です。
つづいてすぐに巨大なNMが湧き、また皆で戦います。
maskiは敵の後ろ足当たりを殴り続けました。
ところが、敵のHPが3分の1になったあたりで、maskiが死んでしまったのです。
これにはビックリしました。
souzouが以前やった頃この戦いで死んだことなど一度もありません。
着ている装備は旧AF。やはりアイテムレベル119じゃないと無理なのか?
「ホームポイントにもどりますか?」の文字が見えます。
その時誰かがレイズをくれたのです。
(サービスで自動的にくれるのかもしれません)
「ありがたや!」起きるや否や岩陰に走りこみ、改めてフェイスを呼び、又死ぬのが怖いのでそのまま隠れっぱなしで敵が倒れるまで待ちました。
戦果は死んだにもかかわらず満点の100ドメインポイントゲット。
そのままジュフデジョンからノーグへ直行です。
ノーグのNPCに話しかけて、今回は防具を貰います。
これが凄いのです。ジョブによって3種類の防具が揃っています。
戦ナ暗獣侍竜 はヘルボル装備
モシ狩忍青コ踊剣はハイドレ装備
白黒赤吟召カ学風はアンガティル装備です。
maskiは忍者なので、今回はハイドレハーネス(胴)とハイドレブレー(脚)にしました。
えっ?一回闘っただけで、そんなにもらえるの?って誰でも思いますよね。
そうなのです。1部位40点でもらえるのです。
明日100点もらうと、手持ちは120点なので3部位貰えます。
「今日もう一回行けば?」さすがにそこまで優しくはありません。
一日一回のトライに制限されています。
ということで2日で5部位が全部揃ってしまうことになります。
しかもその能力が凄いのです。
今日のハイドレハーネス(胴)はAFより防御力は上です。
AFを打ち直して,IL109にし、それを打ち直してIL119にしますが、防御力はその打ち直しアーティファクトと全くおなじ「防131」なのです。
そしてドメインベージョンでの追加能力たとえばSTR+20等が7項目に渡って付いてきます。
こんな凄い装備がたった2日で揃ってしまうのです。
武器もおなじで、各ジョブ専用武器たとえばmaskiなら忍者で「会津新藤五」というD値123の片手刀が200点すなわち二日分で獲得できてしまいます。
○「装備も武器も、昔のアーティファクトのように手に入れるのを難しくせず簡単に手に入るようにするから、FF11やめないで続けてね!」
まさしくこのとおりのコンテンツですね。
これが実装されその後どんどん改善されたコンテンツ「ドメインベージョン」です。
レベル99になったら、真っ直ぐ「ジョブブレーカー」と「ドメインベージョン」に直行です。
maskiもsouzouが復活するまで、ひたすら通うことにいたします。
キャパポの秘密4はそれまでお待ちくださいませ。
-----------------------------------------------------------------------
FF11ちょっといい話」有り難う、ヴァナ・ディール。
ID: uDYdH72wさん
右も左も分からず初めてヴァナに降り立った日、
その時は楽しさも分からなかった。
白魔で始め、次回ログインした時にPTしてみようかなと、
初めてやる事への不安を先延ばしにしてログアウトしようとしていた時、
いきなり6人PTに誘われた。
高LVの友達が教育がてらに組んでくれた3人PTまでしかやった事無い…。
知らない所に一人で来て欲しいと言う。
断ろうかとも思った。
でも、必要としてくれている人に初めて会った。
…行こう。
不安を感じる。でもこの感情がきっと貴重なのだとなんとなく理解していた。
初めての事への恐れを抱きながら、知らない誰かに会いに行った。
入り口付近までは来た事があるけれど、その先は全く知らないタロンギ。
あとちょっとで合流出来そうというところでヤグに絡まれた。
あっと言う間に減っていくHP。
あと一撃で死ぬ。やっぱり初心者が無理をしてはマズかったのか。
PTは既に組んでいたので謝った。
「ごめんなさい。最後の最後で絡まれてしまいました。
もう少しで死にます。迷惑掛けてごめんなさい。」
その時、私に光が降る。私の身体に力が戻っている。
「あと少し!」
「挑発!」
「間に合った!」
私はまだ状況が理解出来ていない。
知らない誰かが続々と私の元へ向かっているのが見えた。
一人、また一人と丘を越えて走ってくる。
知らない誰かが、私から敵を引き剥がす。
知らない誰かが、私を襲った敵を殴り付ける。
知らない誰かが、知らない技で敵を切り付ける。
知らない誰かが、知らない魔法を敵に次々に浴びせる。
知らない誰かが、私の傍らに寄り私を癒す。
私は呆気に取られていた。
目の前で起きている事が、自分を救う為の事だと言う事実が、
現実では有り得ない事実が、心に浸透するまでに時間が掛かっていた。
「間に合って良かった^^」
”仲間”という言葉が頭を過ぎる。
やっと分かった。彼らは私の仲間なんだと。
気が付くと、私は窪んだ地形の底に居り、
ヒーリングの為に座る私を囲む様にして仲間が立っていた。
そして更に仲間達を囲む様に、窪地の上方にはとてとて、とてのヤグやダルメルが我々など居ないかの様に悠々と佇む。
貧弱な私を嘲笑い、乾いた風が吹いた。
モンスター達を見上げた時、恐怖だけでは無い何かがあった。
また乾いた風に嘲笑われ、その風に対して何故か「舐めるな」と思った。
そして少し分かった。
これが勇気なんだと。
一人で挑むだけが勇気じゃない。
知らない土地で、殺されかけた敵に対して恐怖はあるが不安は無い。
仲間が居る。
ただそれだけで私に湧いたこの感情は、きっと勇気。
FFを始めて数日の白魔に出来るかどうか分からないけれど、
決して彼等を死なせない。そう思った。
6人の為に初めて唱えるケアル。
時を同じくして私の両脇で2人の後衛の裾が揺れる。
”他の後衛と同時に魔法を唱えている自分”
それだけの事が私に”やれた!”という自信を与える。
あれからFFに随分慣れ、今やいっぱしのAF白魔となっていた私。
確かな技術に、2chの知識を持つソツが無いプレーヤー。
そこらに溢れている普通の日本人白魔道士だ。
でもあの時の感動を超えるものは無い。
いつかきっとまたあると、ずっと探していた。
私も、世界も、小慣れてしまって冒険とは程遠い毎日だ。
AFを越えてからのPTが楽しくない。
砂丘に戻ってみても、今のヴァナに冒険は無かった。
文化と文化が対立しお互いに相容れない。
世界で無くせない争いが、ヴァナで無くせる訳が無いと、
大人の結論に至った。
残念ながら、外国の方の大量流入でヴァナのモラルが欠落してしまったのは事実だと私は思う。
白魔なだけに、沢山の被害にも遭ってしまったのだ。
”文化が違ってもみんな仲良く”
そんなものが理想に過ぎない事が分かる程度には大人だ。
初めての6人PTの感動を忘れず、
彼等から貰った感動を返す為に、
沢山の初心者と組み、沢山のリーダーをこなした。
次にあった時に名前を覚えてくれている。
こんな嬉しい事は無い。
私は彼等に感動を返せただろうか。
間もなく引退する今、思う。
今思えば、ヴァナで幾度となく繰り返されるごく普通の一幕。
今でも目を瞑れば私の元へ走ってくる彼等が居る。
見上げればあの時湧いた勇気が身体を満たす。
そうか。
私は完璧な白魔道士を目指したんじゃない。英雄を目指したんじゃない。
私は、彼等になりたかったんだね。
泥臭いスケイルや、くすんだチュニックに身を包んだ彼等に。
私はあの時の貴方達に近付けましたか?
決して答えの返って来ない問いをタロンギに響かせ、
私はヴァナ・ディールを去る。
とっても楽しかった。有り難う、ヴァナ・ディール。
有り難う、私の分身。
”廃”という言葉が似合う今のヴァナではなく、
新たなFFが生まれる時、私の分身がきっとそこに居る事を願います。
今回は復帰者・新規者の方のために大変便利なコンテンツがあるので、それを書きたいと存じます。
「ちょっと待ったー! 」
「キャパポの秘密4はどうしたー!」
全国から厳しい突っ込みが聞こえて来そうですね。
実は4は、+1%から+3%まで細かいものばかり全部で30個もあるのです。
全てクリアーすれば+56%という「塵も積もれば」の大きさでもあります。
本文は概略できているのですが、後はsouzouが実際に全て自分でやって見た上で発表するつもりで居りました。
そうでもしないと、あまりにめんどいので、souzou自身が全部実行が出来ない危険性があるのと、なかに細かいニュアンスの説明が必要なものが出てくるかもしれないからです。
ところが、アクシデントが発生してしまいました。
何か? souzouが動けなくなってしまったのです。
突然スクエニさんから次のようなメールが届きました。
スクウェア・エニックス アカウント管理システムをご利用いただきまして、ありがとうございます。
下記サービスの自動継続オプションご利用料金の決済処理に失敗したため、すべての自動継続オプションが停止となっております。
自動継続オプションの再開処理を行う場合は、「プレイオンライン / ファイナルファンタジーXIのオプション一覧」→「自動継続の再開」よりお手続きをお願いします。
なお、この内容にお心当たりのない場合やご不明な点がある場合は、スクウェア・エニックス サポートセンターからお問い合わせください。
これには驚きました。
管理システムにアクセスした者が居て、パスワードを何度も入れ、結局失敗して継続オプションが停止している。そのように読めますよね。
souzouもmoriyさんも全く心当たりがありません。
このゲームの師匠であるBanboo先輩がアカウントハックをされ、それがきっかけで引退した事は既に述べました。(スクエニ恨み節2参照)
すぐにサポートセンターにメールしたところ、調べてみるのでしばらく待つようにとのメールがきました。
そしてsouzouがレイアレイブをまずケイザックからやろうとログインしようとしたら「コンテンツIDがありません」というメッセージが出て、メインのsouzou面に入れなくなってしまったのです。
止むを得ずセカンドの方に入り、エスカッションを始めましたが、どうにも楽しくありません。
よくこんなものだけでFF11を続けていられたものと逆に感心する始末です。
思えば1年前の6月にもブログ「ログイントラブル」に書いたように、セカンド面が動かなくなったことがありました。
あの時は次のように書きました。
「セカンドは調理・鍛冶・木工・骨工とsouzou面よりエスカッションが進んでいたため、ログインはほとんどこちらの方だったのです。
昨日までなんとも無かったのに突然入ることが出来なくなってしまい途方にくれました。
やむなく、souzou面にはいり、moriyさんとパーティを組んで、以前whitefallsさんに教わったシーの門でジョブポ上げをすることにしました。
最初はセカンドがログインできるようになるまでのつもりでしたが、二人でプレイすると楽しい。とにかく楽しい」
結局この時以来、エスカッションは急降下で、souzouとmoriyさんのジョブポ上げパーティーの時間の方が長くなってしまいました。
いまこうして、セカンド面しか入れない状態下に置かれると、souzou面と同じように色々の遊びがしたいと思うのは当然の帰結かも知れません。
セカンド面でエスカッション以外に出きることといえば、レベルが99に達しているmaskiだけです。
その時、ブログの事が頭に浮かんだのです。
今FF11はウェルカムバックキャンペーン等をきっかけとして、復帰勢が大量に活躍を始めているらしい。
2002年からこのゲームを育ててきたといっても過言ではない先輩方が、2016年のプレステとXボックス終了時にFF11最終戦である「勾玉の輝き」を攻略し、これを最終バトルとして卒業していかれました。
かつて青春時代にヴァナの庭を駆け巡り、諸般の事情で引退せざるを得なかった人達が、さまざまな縁からFF11の現状を知り、復帰しては「勾玉の輝き」をクリアーされているようなのです。
souzouには「勾玉の輝き」がいわばFF11の卒業試験のようにさえ感じます。
以前見たユーチューブでも、十年ぶりに復活した方が昔のリンクシェルをつけると一人名前が浮かび、喜んでリンク会話に「十年ぶりに復帰しました」といれると、相手の方が「私も去年復帰しました」と話されているのを見ました。
この方もつい先日、勾玉を攻略し「14年間ありがとうございました」というセリフを聞いているシーンをユーチューブで見ました。
「そうだ、maskiは99になって動きを止めたので、maskiを動かせば復帰勢や新規者の方々の参考になるかも知れない」と思い、それをブログに書くことができるではないかとsouzouをすっかり忘れて、こちらの方を書きたい気持ちになってしまったというわけです。
前回トラブルで未来が開けたので、今回もという期待感もあります。
となれば、まずお話したいのは「ドメインベージョン」です。
「ドメインベージョン」
エスカ・ジタ、エスカ・ルオン、レイ泉島 の3箇所で巨大なモンスターを皆で協力して倒すという、ビシージやカンパニエのようなコンテンツです。
参加条件はたった一つ、それが「レベルが99であること」です。
表向きはこうなっていますが、実体は「星唄の煌き」と同じスクエニさんの大サービスではないかと思っています。
と言うのは「ドメインベージョン」が発表されたのが2015年8月で、翌2016年3月にPS2とXBOXのサービスが終了します。
半年後にFF11の実質最終・最難関バトルである「勾玉の輝き」で終了するにしては、「星唄の煌き」と「ドメインベージョン」はサービスが大きすぎるように感じるのです。
○「楽にレベルアップできるように取得経験値大きくするからこれからもずっとFF続けてね! 」
○「パーティを組まなくても、ソロで楽しめるようにするから11やめないでね!」
○「装備も武器も、昔のアーティファクトのように手に入れるのを難しくせず簡単に手に入るようにするから、FF11やめないで続けてね!」
souzouにはそんな本音が透けて見えたのです。
この時点でスクエニさんはウィンドーズで継続していくことを決めていたのではないかと思うのです。
souzouはほんとに終わると信じて、ブログを閉鎖してしまいました。
あの時のショックはほとんにほんとに大きかったのです。
が、ゲーム自体をやめなかったのは、「星唄の煌き」大サービスに歓喜してmoriyさんとヴァナを走り回ったためということは既に書きました。
と言うことで、「ドメインベージョン」です。
このコンテンツのおかげで、99になれば装備と武器に悩む事はありません。
あっ!強化リレミシエンピは別ですよ。
あれは別次元の猛者達の世界のもので、いわばテレビスターの華やかな高級ファッションのようなものです。
庶民はユニクロのアイテムレベル119の武器と装備が「ドメインベージョン」で簡単に貰えるので、日常の楽しみに不便はなくなりますよという意味です。
さてmaskiです。まだ「ドメインベージョン」に参加したことはありません。
ていうか、ジョブブレーカーさえ貰っていないのです。
99になったら真っ先にやること。それがジョブブレーカーです。
貰える場所はルルデの庭の奥の庭。
限界突破のマートが居る場所と言ったほうが分かりが早いですね。
ということで早速maskiがルルデに向かいました。
マートではなくモーグリに話しかけます。
「これまで秘密にしてきたけど、実はクポ、"ジョブポイント"と呼ばれるワザもあるクポ」
「ジョブポイントはそのジョブで熟練度を積まなければならないクポ」
「その道はリミットポイントより過酷クポ」
「覚悟はありますか?」
これは質問で「ハイ」を選択。
「いい返事クポ。 今後はメインメニューの中のステータスの中の"ジョブポイント"ボタンが選択できるようになるクポ」
これで大事な物「ジョブブレーカー」を手に入れたのファンファーレです。
ボタンを押すと、戦士以下全ジョブのジョブマスターまでの一覧が見ることが出きるようになりました。
さあ後はアイテムレベル119の武器と防具をそろえることです。
揃ったら、星唄ミッションを先に進めることも、ジョブマスターへの戦いを進めることも何でも出来ます。
と言うことで、maskiが「ドメインベージョン」にトライします。
先ずは行われるエスカ・ジタ エスカ・ルオン レイ泉島 への道です。
ジタはクフィム島へ飛び、そこからワープすると衛兵が居て、話しかけることで戦えます。
maskiの99への戦いはほとんどジタでやったので、ここは知り尽くしています。
後の二つは星唄ミッションの進み具合とからみそうなので、ジタへ飛びました。
NPCの名前はAffi。最初に名前を聞かれ、2回目からはmaskiか? 何のようだ?と聞かれます。
「祈祷神符が欲しい」を選択。これが出ないときは、まだルオンなどで戦闘中なので待ちました。
祈祷神符を選択すると、戦場へ飛ばしてくれます。
フェイスですが、maskiは一番初歩の星唄の煌き1奏を手に入れたところまでしか進んでいないので、4匹しか出せません。
現地について、適当に4匹呼び出して待つと、雑魚が10匹ぐらい湧きました。
フェイスが多いので本キャラが何人いるのか分りませんが、皆で闘うとすぐに全て倒して戦闘終了です。
つづいてすぐに巨大なNMが湧き、また皆で戦います。
maskiは敵の後ろ足当たりを殴り続けました。
ところが、敵のHPが3分の1になったあたりで、maskiが死んでしまったのです。
これにはビックリしました。
souzouが以前やった頃この戦いで死んだことなど一度もありません。
着ている装備は旧AF。やはりアイテムレベル119じゃないと無理なのか?
「ホームポイントにもどりますか?」の文字が見えます。
その時誰かがレイズをくれたのです。
(サービスで自動的にくれるのかもしれません)
「ありがたや!」起きるや否や岩陰に走りこみ、改めてフェイスを呼び、又死ぬのが怖いのでそのまま隠れっぱなしで敵が倒れるまで待ちました。
戦果は死んだにもかかわらず満点の100ドメインポイントゲット。
そのままジュフデジョンからノーグへ直行です。
ノーグのNPCに話しかけて、今回は防具を貰います。
これが凄いのです。ジョブによって3種類の防具が揃っています。
戦ナ暗獣侍竜 はヘルボル装備
モシ狩忍青コ踊剣はハイドレ装備
白黒赤吟召カ学風はアンガティル装備です。
maskiは忍者なので、今回はハイドレハーネス(胴)とハイドレブレー(脚)にしました。
えっ?一回闘っただけで、そんなにもらえるの?って誰でも思いますよね。
そうなのです。1部位40点でもらえるのです。
明日100点もらうと、手持ちは120点なので3部位貰えます。
「今日もう一回行けば?」さすがにそこまで優しくはありません。
一日一回のトライに制限されています。
ということで2日で5部位が全部揃ってしまうことになります。
しかもその能力が凄いのです。
今日のハイドレハーネス(胴)はAFより防御力は上です。
AFを打ち直して,IL109にし、それを打ち直してIL119にしますが、防御力はその打ち直しアーティファクトと全くおなじ「防131」なのです。
そしてドメインベージョンでの追加能力たとえばSTR+20等が7項目に渡って付いてきます。
こんな凄い装備がたった2日で揃ってしまうのです。
武器もおなじで、各ジョブ専用武器たとえばmaskiなら忍者で「会津新藤五」というD値123の片手刀が200点すなわち二日分で獲得できてしまいます。
○「装備も武器も、昔のアーティファクトのように手に入れるのを難しくせず簡単に手に入るようにするから、FF11やめないで続けてね!」
まさしくこのとおりのコンテンツですね。
これが実装されその後どんどん改善されたコンテンツ「ドメインベージョン」です。
レベル99になったら、真っ直ぐ「ジョブブレーカー」と「ドメインベージョン」に直行です。
maskiもsouzouが復活するまで、ひたすら通うことにいたします。
キャパポの秘密4はそれまでお待ちくださいませ。
-----------------------------------------------------------------------
FF11ちょっといい話」有り難う、ヴァナ・ディール。
ID: uDYdH72wさん
右も左も分からず初めてヴァナに降り立った日、
その時は楽しさも分からなかった。
白魔で始め、次回ログインした時にPTしてみようかなと、
初めてやる事への不安を先延ばしにしてログアウトしようとしていた時、
いきなり6人PTに誘われた。
高LVの友達が教育がてらに組んでくれた3人PTまでしかやった事無い…。
知らない所に一人で来て欲しいと言う。
断ろうかとも思った。
でも、必要としてくれている人に初めて会った。
…行こう。
不安を感じる。でもこの感情がきっと貴重なのだとなんとなく理解していた。
初めての事への恐れを抱きながら、知らない誰かに会いに行った。
入り口付近までは来た事があるけれど、その先は全く知らないタロンギ。
あとちょっとで合流出来そうというところでヤグに絡まれた。
あっと言う間に減っていくHP。
あと一撃で死ぬ。やっぱり初心者が無理をしてはマズかったのか。
PTは既に組んでいたので謝った。
「ごめんなさい。最後の最後で絡まれてしまいました。
もう少しで死にます。迷惑掛けてごめんなさい。」
その時、私に光が降る。私の身体に力が戻っている。
「あと少し!」
「挑発!」
「間に合った!」
私はまだ状況が理解出来ていない。
知らない誰かが続々と私の元へ向かっているのが見えた。
一人、また一人と丘を越えて走ってくる。
知らない誰かが、私から敵を引き剥がす。
知らない誰かが、私を襲った敵を殴り付ける。
知らない誰かが、知らない技で敵を切り付ける。
知らない誰かが、知らない魔法を敵に次々に浴びせる。
知らない誰かが、私の傍らに寄り私を癒す。
私は呆気に取られていた。
目の前で起きている事が、自分を救う為の事だと言う事実が、
現実では有り得ない事実が、心に浸透するまでに時間が掛かっていた。
「間に合って良かった^^」
”仲間”という言葉が頭を過ぎる。
やっと分かった。彼らは私の仲間なんだと。
気が付くと、私は窪んだ地形の底に居り、
ヒーリングの為に座る私を囲む様にして仲間が立っていた。
そして更に仲間達を囲む様に、窪地の上方にはとてとて、とてのヤグやダルメルが我々など居ないかの様に悠々と佇む。
貧弱な私を嘲笑い、乾いた風が吹いた。
モンスター達を見上げた時、恐怖だけでは無い何かがあった。
また乾いた風に嘲笑われ、その風に対して何故か「舐めるな」と思った。
そして少し分かった。
これが勇気なんだと。
一人で挑むだけが勇気じゃない。
知らない土地で、殺されかけた敵に対して恐怖はあるが不安は無い。
仲間が居る。
ただそれだけで私に湧いたこの感情は、きっと勇気。
FFを始めて数日の白魔に出来るかどうか分からないけれど、
決して彼等を死なせない。そう思った。
6人の為に初めて唱えるケアル。
時を同じくして私の両脇で2人の後衛の裾が揺れる。
”他の後衛と同時に魔法を唱えている自分”
それだけの事が私に”やれた!”という自信を与える。
あれからFFに随分慣れ、今やいっぱしのAF白魔となっていた私。
確かな技術に、2chの知識を持つソツが無いプレーヤー。
そこらに溢れている普通の日本人白魔道士だ。
でもあの時の感動を超えるものは無い。
いつかきっとまたあると、ずっと探していた。
私も、世界も、小慣れてしまって冒険とは程遠い毎日だ。
AFを越えてからのPTが楽しくない。
砂丘に戻ってみても、今のヴァナに冒険は無かった。
文化と文化が対立しお互いに相容れない。
世界で無くせない争いが、ヴァナで無くせる訳が無いと、
大人の結論に至った。
残念ながら、外国の方の大量流入でヴァナのモラルが欠落してしまったのは事実だと私は思う。
白魔なだけに、沢山の被害にも遭ってしまったのだ。
”文化が違ってもみんな仲良く”
そんなものが理想に過ぎない事が分かる程度には大人だ。
初めての6人PTの感動を忘れず、
彼等から貰った感動を返す為に、
沢山の初心者と組み、沢山のリーダーをこなした。
次にあった時に名前を覚えてくれている。
こんな嬉しい事は無い。
私は彼等に感動を返せただろうか。
間もなく引退する今、思う。
今思えば、ヴァナで幾度となく繰り返されるごく普通の一幕。
今でも目を瞑れば私の元へ走ってくる彼等が居る。
見上げればあの時湧いた勇気が身体を満たす。
そうか。
私は完璧な白魔道士を目指したんじゃない。英雄を目指したんじゃない。
私は、彼等になりたかったんだね。
泥臭いスケイルや、くすんだチュニックに身を包んだ彼等に。
私はあの時の貴方達に近付けましたか?
決して答えの返って来ない問いをタロンギに響かせ、
私はヴァナ・ディールを去る。
とっても楽しかった。有り難う、ヴァナ・ディール。
有り難う、私の分身。
”廃”という言葉が似合う今のヴァナではなく、
新たなFFが生まれる時、私の分身がきっとそこに居る事を願います。