仁祖役の俳優は「ファンジニ」のあのヒト?どこかで見た記憶の韓流イケメンの正体に衝撃のラビ村  | FLOWERS~ めぐみの夢恋語り~・ブログで小説やってます☆

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皆様、こんにちは。

 

  昨夜は韓流時代劇「華政」第19巻前半を観ました。

 

 

 

  今日、お伝えしたいことは二つです。

 

 まず、悲劇の王光海君について。

 

  先日から繰り返していますが、このドラマで描かれる光海君は、ホントに暴君ではなく、

 

 むしろ聖君ですよね。

 

 18巻では、ついに貞明公主とカン・ジュソンの息子カン・イヌとの婚姻が発表されることになります。

 

 でも、王女はその直前にキム・ジャジョムによって誘拐、監禁されてしまいました。

 

 しかも、ジャジョムの手先のキム・ヨジョン(後の貴人チョ氏)によって夾竹桃の猛毒を仕込まれてしまいました。

 

 朦朧とした意識の中、閉じ込められた王女は

 

 ー 一刻も早く、王様のところに行かなければ。

 

 焦りだけが募ります。

 

 ジャジョムは光海君が後金の要請に応じて軍隊を派遣するとき、将軍に下した密命

 

 即ちー状況次第では、戦うことなく全軍を撤退させるように。

 

 という内容を知っています。

 

 この密命は光海君の生命取りになるほどのものでした。

 

 それでなくとも、出兵するべきか否かで廷臣たちと対立し、孤立している王にとっては

 

 王座を失うほどの危機です。

 

 ジャジョムは王女の身柄と引き替えに、光海君を脅迫しようとしています。

 

 それを知るからこそ、王女は兄にそのことを知らせねばと焦るのです。

 

 一方、光海君はキム・ゲシをひそかに呼び寄せました。

 

 ー朕はこれまで王座のために罪を重ねてきた。もう、止めたいのだ。

 

 光海君は「人間として生きたい」のだとゲシに告げました。

 

 ひとたびは王座を得るために、幼い異母弟妹を殺害するのもやむなしと思ったけれど、

 

 死んだと思っていた妹が無事に生きて帰ってきた時、

 

 もう二度と同じ過ちは繰り返すまいと強く決意したのですね。

 

 それは即ち、妹を王が全力で守るということです。

 

 ですから、王女がキム・ジャジョムに攫われたと聞き、光海君は何としてでもーたとえ自らの

 

 王座と引き替えにしたとしても、今度こそき妹を守り、救うのだとゲシに表明したのでした。

 

 ゲシは王に泣いて謝罪します。

 

 ー私が余計なことをしたばかりに、殿下を余計に追い詰めることになってしまいました。

 

 ゲシはキム・ヨジョンを内偵として王宮に潜入させていました。

 

 しかしながら、先述のとおり、ヨジョンはゲシに従うふりをしていただけで、内実はジャジョムの手下だったのです。

 

 ジャジョムに光海君のけして知られてはならない秘密を掴ませたのは他ならぬヨジョンでした。

 

 ヨジョンは王を追い詰める証拠を掴むや、ゲシの前から姿を消しました。

 

 ゲシはヨジョンの正体を知り、愕然とします。

 

 敬愛する王を守るために良かれと思ってしたことが、ことごとく裏目に出てしまいました。

 

 光海君はかえって王座から引きずり下ろされかねない状況です。

 

 泣いて謝るゲシに、王は優しく言うのでした。

 

 ーそなたが悪いのではない。むしろ、そなたは私のために多くのものを失ったはずだ。

 

 この場面を見ると、光海君もまたゲシに対して、何らかの情を抱いているように見えます。

 

 これはあくまでも私の想像にすぎないけれど、この二人は男女の関係ではなくとも

 

 それ以上の「主従」「君臣」という関係では表現しきれない強い精神的つながりを築いています。

 

 そのつながりの中に男女としての情愛も幾ばくかは混じっているのは間違いないのではと思います。

 

 ー朕は今度は人間らしい選択をするつもりだ。

 

 王座を得るためには実の父さえ毒殺し、幼い弟妹も見殺しにした光海君でしたが、

 

 心の底に流れるのは人間らしい温かな感情と、ひたすら国と民を思う誠実な優しさでした。

 

 まさに、「悲劇の王」という言葉にふさわしい人かと思います。

 

 ドラマは、その孤高の王の内面の葛藤、心境の変化、

 

 また、歴史上ではやはり「暴君」の汚名を着る光海君同様、「悪女」として名高いキム尚宮の

 

 王をひたすら想う女心などを巧みに表現していて、素晴らしいです。

 

 王座を守るために数々の犠牲を払ってきた光海君が最後に

 

 ー人間らしい選択をする。

 

 と言ったのは、妙に心に残りました。人は誰しも権力という甘い蜜の魅力にとりつかれると、

 

 正気を失います。

 

 光海君も確かに一時は権力を維持いるために、夜叉にもなったのでしょう。

 

 しかし、最後の言葉は、権力を手に入れるために流した大勢の人の血に対して

 

 心から悔いており、せめて最後は「人の心」を取り戻した人間として迎えたいという彼の気持ちを何より

 

 示しているように思われてなりません。

 

 この瞬間、既に王は自らの政治生命がもう長くはないことを覚悟していたのかもしれません。

 

 さて、二つ目は光海君の次に歴史の表舞台に出てくる仁祖です。

 

 まだ、今は綾陽君と名乗っています。

 

 何と、この方ー仁祖を演じている俳優さんはキム・ジェウォンさんというそうで!

 

 私は、どこかで見たことがあるような気がするとは思っていたのですが、、、

 

 気になって調べたら、過去の韓流時代劇の名作「ファン・ジニ」や「君の声が聞こえる」(これは現代ドラマ)

 

 に出ていた人なんですね。

 

 「ファン・ジニ」では礼曹判書、ヒロインのチニの二度目の恋の相手として、

 

 「君の声が聞こえる」では主演俳優として出ていたみたいです。

 

 「アァン・ジニ」は私もテレビで見ました。

 

 「君の声が聞こえる」は残念ながら、見たことはありませんが、ユーチューブで

 

 主題歌つきの動画を見たことがあり、興味を持っていました。

 

 うーん、現代劇と時代劇、衣装やメークが違うからかもしれませんが、

 

 同一人物だは気づきもしなかった、、、笑

 

 これは正直、私にとっては衝撃の発覚ー笑 でした。

 

 いや、愕きました。世界は広いようで狭い? ですね。

 

 というわけで、「ファン・ジニ」のあの人かと思うと、また余計に「華政」での活躍ぶりに注目したくなります。

 

 ただ、「ファン・ジニ」や「君の声、、」と異なり、今回は悪役です。

 

 私、綾陽君が憎たらしいと思いながら、観ていますもん、、、笑・笑

 

 つまりは、それだけ演技が上手だということでもあります。

 

 いや、ますます続きが愉しみになってきました。

 

 そして、光海君の孤立が深まり、王座が揺らぐ中、

 

 後金に捕虜として囚われていた貞明公主の恋人ホン・ジュウォンが奇跡の生還を遂げます。

 

 ですが、肝心の王女は悪党ジャジョムに囚われたままです。

 

 光海君は最愛の妹を救うために、カン・ジュソンの罪を廷臣たちの前で告発し、捕縛、

 

 更に息子のイヌにひそかに会い、ある取引を持ちかけますが、、、

 

 イヌと王女が結婚すれば、光海君はカン・ジュソンという影の大物を味方に引き入れ、

 

 綾陽君に対抗するだけの力を持てたのですが、

 

 彼は敢えてジュソンを敵に回し、王座を守る最後の綱を自ら断ち切りました。

 

 光海君にとって、人間らしい決断をすることは即ち、

 

 自ら王座を降りることでもあったのです。

 

 怒濤の展開から目が離せません。

 

 王宮がまた血の嵐に見舞われようとしています、、、