「緑の扉」というイギリスの短編小説がある。

 

青年が街でチラシをもらって、

偶然そのタイトルどおりの緑の扉を見つけて、

ノックする。

 

 

「アパートを自分で直した」という外国のブログから。ビンのラベルが緑なら危険な薬だが、家を緑に塗るのはふつうなのだろうか。

 

そこには

貧しい若い女性が住んでいて、

扉を開けたあと、

空腹のあまり

主人公に倒れかかる。

 

最近の、

強引に侵入する事件とは

逆の内容である。

彼はジェントルマンとしてふるまう。

彼はそのきれいな女性を助けて

椅子に座らせ、

彼女から、

何日も食べていないことを聞き、

急いで食料を買ってくる。

 

むさぼり食べようとする彼女を押しとどめて、

「それはあとだよ」

と紅茶やスープをすすめる。

 

 

これは理にかなっている。

すきっ腹に

急に重い食事をとると

体内の消化作用が働き過ぎて

腹痛が起きる。

 

特に、若い人は

寝込むほどのひどい腹痛が起こるから

少しずつゆっくり食べなければならない。

 

 

「緑の扉」の女性は、

彼が帰ってしまうことを心配しながら、

「どこかにお仕事はないかしら」

と自分の境遇を打ち明ける。

 

彼は、伯父に、

結婚して会社を引き継げ、

と言われて、

悩んでいたところだった。

 

彼は、

「めったなことで私をお払い箱にはできません」

と、彼女を守ることを宣言する。

 

最後は、

彼女が彼に、

身を寄せるシーンで終わったと思う。

 

ハッピーエンドにふさわしい曲。

https://www.youtube.com/watch?v=F3lUpJGSnw4

 

このような小説を読むと

元気が出る。

どんなきっかけでも

元気が出れば運勢は良くなる。

 

なお、最初の、

チラシに書いてあった「緑の扉」という文句は

街の劇場の新しい出し物の名前だった。

 

<今の運勢>

「晋(しん)」。進め進めのときである。何事も成功する。