お財布もっこり

軽自動車の現状

近年、新車販売台数のうち軽自動車が占める割合は３割以上で４割に迫る勢いになっています。
つまり約３台に１台以上が軽自動車と言う事になります。

その中でも人気なのは「スーパーハイトワゴン」と呼ばれている、背が高く車内スペースが広いワゴンタイプの車種です。

▼一番売れている軽自動車

HONDA N-BOX



HONDA N-BOX カスタム


(HONDAホームページより)


まずは、軽自動車の規格について見てみましょう。

軽自動車には、下記のような車両サイズ、エンジン排気量、乗車定員数、積載量の制限があります。
（1998年10月に規格改定）

全長 3,400 mm 以下

全幅 1,480 mm 以下

全高 2,000 mm 以下

排気量660 cc以下

乗車定員 4名

貨物積載量 350 kg以下



◎軽自動車が売れる理由は？

★維持費が安い！

軽自動車が人気の理由のひとつが、税金や保険料等の維持費が安い事。

毎年かかる「自動車税」については、例えば軽自動車と比較される事が多い「リッターカー」と呼ばれている、エンジン排気量が1000 cc以下の自動車税は25,000円(新規登録車)ですが、軽自動車なら10,800円で済みます。


★使い勝手が良い！

軽自動車のコンパクトなボディは、細い路地でも運転が楽で、駐車スペースも小さくて済みます。


★性能が大幅にUP！

近年の軽自動車は、静粛性や乗り心地、燃費が大幅に改善されています。
高速道路を多用する方、走行性能に不満を感じる方は、ターボ車を選択すると良いでしょう。



現在の軽自動車は、一昔前の軽自動車と比べてエンジン排気量は360cc→550cc→660cc(現在)に増えており、車体の大型化、衝突安全性も格段に向上しています。

また、上級車種で確立された技術を積極的に導入する事で、高性能化とコストダウンが計られています。

「安くて良い車」が消費者の欲求に合致した訳ですね。

日本独自の規格で進化を続けている軽自動車に今後も注目です！

(Wikipediaを参考に作成しました)