目立って女性客が多かった。女の子の好きなファッションや宝石がてんこ盛りだからか。
きらびやかな女優たちが演技のしのぎを削る映画かと思ったら、そうでもない。火花を散らすような芝居はなく、みんな楽しんでやっている感じが伝わってくる。
ジジイともなると、キレイなだけの女には興味がなくなってくる(あ、そんなこたあねえか)し、キレイであることを武器にして善人を欺く女は大嫌いだ。そんな女がぞろぞろ出てくる。それだけで愉しいのだが。
テーマは窃盗、舞台はファッションの祭典メットガラ、獲物はカルティエの首飾り1憶5千万ドル。
しかし技が陳腐だ。アクトレスはOKだけど、脚本がダサくねえか?