こんにちは。
ミルク色の木蓮です。
今年は 荒れ模様の天候に翻弄されますが
大型台風24号も 各地で爪痕を残して
過ぎ去りました。
10月1日、夜半から 雨風の勢い、強まり
ブルブルと震える ガラス窓の音が
不気味なほど 静まり返った部屋に響き
((((；ﾟДﾟ))))ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
暗がりの中、窓辺で
1０メートルはあろう、メタセコイアの巨木が
ざわざわと揺れるシルエットを 眺めていたところ
突如、小さなプチっという音を耳に感じた瞬間、
真っ暗闇に。 (;´д｀)トホホ
深夜2時前から 朝の7時頃まで 停電でした。
夜間のトイレは 懐中電灯、持参で。
マンションの貯水タンクのモーターも止まったのか
断水になった為 お風呂の溜め水で流しました。
就寝タイムなので 影響は少なかったものの
長時間、長期に亘った被災地の
ご苦労を垣間見た思いです。
電気が通って やれやれと
ゴミを捨てに おもてに出ると
えっ? Σ(･ω･ﾉ)ﾉ！
マンションの庭に連なる
桜の木の 1本の根っこが 浮き上がり
幹も大きく傾いていました。
危ないので 造園の業者さんに来てもらい
早々と撤去することに。
業者さん曰く、「桜は風に弱いんですよ。」と・・・
細かく切断されて
トラックに積み込まれた枝に
かつての見事な枝ぶりを思い返し
別れを惜しみました。
(ノД`)・゜・。
茂みに隠れているけど
幹の近くの根っこは 幹と同じくらい太く
引っこ抜くのも大変なので
とりあえず 伐採することになり
切り株だけが 残りました。
「ひこばえが 生えてきたら
いのちが 繋がりませんか?」
業者さんに尋ねたところ
真っ直ぐにはならないので
無理とのこと。
後日、抜いて 新たに植樹することになるそう。
「たくさん 花を咲かせてくれて ありがとう」
切り株に 手を当てて
そっと 撫でてやりました。
２０年近く 春を彩ってくれた光景の
そこだけ ぽっかり 抜け落ちた空間に
言いようのない淋しさが漂っています。
風獣の 襲いて あきらめ 照り葉さえ
分かれ桜の 春 失せにけり
桜の樹、１本でも
無理やり剥ぎ取られた喪失感は せつなく
改めて 天災を被られた方々へと
思いは 馳せ巡りました。
心からお見舞申し上げますとともに
暮らしに 落ち着きを取り戻されますよう
願っております。
ブログに この桜のメモリーとフォトを
ポエムで残しておいて よかったです。
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<(_ _)>
