台風19号が去った後に 2019 | ミルク色の木蓮のブログ ~忘れものを取り戻すために~

ミルク色の木蓮のブログ ~忘れものを取り戻すために~

統合失調症リハビリ中のSun(息子)のオリジナル曲、歌と
Mothers' poemで綴られた日々のブログです。
詩を書くことが 自身の癒し♡になっています。

ーー被災地の皆様には心からお見舞い申し上げますーー

 

 

今年の台風19号の 

もたらした国内各地での爪痕、
15号の復旧も ままならぬうちに
次々と列島を 猛威が襲いました。
 
朝一番のニュースで触れたのは
千曲川沿岸の家々を
広く 呑み込むかのような
夥しい水の映像・・・(゚Д゚)!!
 
 
中学生の頃、島崎藤村の
千曲川の旅情を歌った
『小諸なる古城のほとり』という
美しい言葉運びの詩が
好きだったのを思い出し 
本当に ショックでした。
Σ(゚д゚lll)ガーン
 
昨日まで 当たり前だった日常の
たくさんの方々の暮らしが
水浸しになってしまった姿に
愕然としています。
 
散らばった硝子の破片、
泥水まみれの後始末、
家の修繕や
家具、電化製品の買い替え費用、
被災された方々を思うと
本当に やり切れないです。
どうか おけがのないように 
お気をつけくださいね。
 
今は 一刻も早く水が引くことと
土砂崩れなどの二次災害が
起こらぬよう 祈るばかりです。
 

小諸なる古城のほとり

          島崎藤村 

小諸なる古城のほとり
雲白く遊子(いうし)悲しむ
緑なす蘩蔞(はこべ)は萌えず
若草も藉(し)くによしなし
しろがねの衾(ふすま)の岡辺(おかべ)
日に溶けて淡雪流る

あたゝかき光はあれど
野に満つる香(かをり)も知らず
浅くのみ春は霞みて
麦の色わづかに青し
旅人の群はいくつか
畠中の道を急ぎぬ

暮行けば浅間も見えず
歌哀し佐久の草笛
千曲川いざよふ波の
岸近き宿にのぼりつ
濁(にご)り酒濁れる飲みて
草枕しばし慰む

   

そして 千葉北西部の我が家も
今回は ピンポイントで
暴風域の中心エリアビックリマーク
普段から水や食糧、災害グッズの
備えはしていたけれど
 
『世界史上最強の台風』との
予測もあり(・・;)))
 
昨年の関西の台風での 
ふっ飛んできた物で
割れた窓ガラスの映像が
繰り返しテレビから流れてきたり
 
各局のキャスターの
「今、できることをしてください!!」との
連呼に さすがに
「これは おヤバイかもガーン」と
 
窓ガラスの飛散防止対策に
養生テープを買いに走りました。
 
がっビックリマーク何処も売り切れ!! orzあせる
 
 
仕方なく マスキングテープと
 

     一時避難で帰ってきた息子もペタペタ
 
 
 
ガムテープの二段仕立てで補強し
 

 
 
 
段ボールを張り付けました。
 

 
 
 
ベランダのプランターも
全て玄関ポーチに運び
物干し竿も 
竿を亘すアーム状の長い棒も
取り外して 家の中へ。
 
 
 
16時過ぎから暴風雨圏内に入り
最大接近の21時過ぎからがピークで 
閉めきった部屋に
ドォー ドォーという
風のいななきが 鳴り響き
建物が揺れているような
体感でした。
その後、22時15分くらいに沈静し
事無きを得ました。
 
風ばかりに 台風台風台風台風
気をとられていたけれど
『豪雨』だったのでした。雨雨雨雨雨
 
最寄りの江戸川は
一時的に 氾濫危険水域を
超えたものの 
幸いにも 翌朝には 
水害の難を逃れました。
 
ただ、現在、利根川の氾濫が 
レベル4なので
まだ 気が抜けません。
 
とりあえず お鍋いっぱいに
作りおきしておいた豚汁を
ひたすら 連チャンで 
食べております。
 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
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