こんばんは。
私がよく拝見させているブログの子で”突発性てんかん”というワードがあったのと、偶然にも動物病院の診察室から「抗てんかん薬も…、ぼーっとする…」という会話も聞こえたのもあって、私も少し調べてみる事にしました。
以下、女性獣医師さんのお話の動画を挙げますが、メカニズムや治療に関して、なかなか簡単ではないという事がそれなりに分かりました。
他の病気の診断法と同様の除外診断…考えられる候補を潰していくという形が基本だという。
(投薬を始める目安)
・4~6週に1回以上の発作症状が起きる
・群発発作:1日に2回以上の発作が起きる
・重責発作:短い間隔で複数回発作が起きる
・MRIで脳障害が原因と確認出来た時、交通事故等あった時
動画のコメント欄を見ると、多くはシニア期に入ってからの発症であるが、一部2歳くらいから痙攣が見られたというケースもあり、チワワ・パピオン・パグ・テリア…こういった犬種。
チワワ・パピオンには水頭症、パグにはパク脳炎という遺伝疾患があってどちらも脳と関わる。
テリアもそうですが、興奮するとワッ!とエネルギーが大きく跳ね上がる感じが共通している。
発作が頻発するようだと当然健康面に良くない、といって抗てんかん剤を投与すると頭がボォ~っとなる事や内臓面への負担の懸念も出てくるので、どちらにも一長一短ある。
てんかん症に関しては遺伝的な要素による影響のせいもあったり、飼われている環境や過ごす日常の習慣によるせいもあったり、コレといった原因特定も難しい様だが、発作が出ない様に注意していくのは相応の育成知識を持たないと難しいように思える。
実際のてんかんの動画をいくつか見ていると、明らかに正気を失って遠くに意識が行っている場合もあるし、部分的にブルブル震えて、一見そう見えない軽度の場合もありました。
どちらもジャックラッセルもしくは近い犬種で、症状が顕著な例でした。
かなり意識が飛んで痙攣している時間が長いので、もし自分の犬に起きたら…と思うと、これはかなり心配になってしまいます。
実は、うちのハナちゃんもあれ?と心配になる様子があり、寝ている時ごくたまに…
こんな風に小刻みに震えて、ワフッワフッと細かく吠えていて深く寝ている時がたまにある。
大体、月に1~2回くらいだろうか…↑の動画の様にごく短く、頻度も多くないが、最近は雷の音にナーバスになり、今後これまでとは違った何かが発現していて、他人事には思えない。
眠りが深いのか?夢でも見ているのか?これまであまり深く考えた事は無かったんだけど、ひょっとすると軽度のてんかんに近いものの可能性もある。
こればかりは分からない。
動画を保存しておいて、一度かかりつけに行った際に意見を伺ってみようと思います。
ハナの場合、てんかんは起き易い五行の配置。
水(腎)が低く…木(肝)を抑えにくい。
てんかんは、脳へ向かう電気シグナルに何らかの不具合が生じる事によって起きるという。
脳というのは”木”…すなわち肝・胆(肝臓&胆のう)の領域に関係しています。
一般的にてんかんが加齢と共に起きやすいというその背景は、”木”を鎮めてコントロールする役割の”水”(腎)のチカラが落ちてくるからと考えられます。
例えば、同じ脳に関係する症状として、アルツハイマー・認知症・年を取ると怒りっぽくなる等…これらほとんどは加齢によって生じるものです。
”水”(腎)というのは、加齢によってそのチカラが自然と落ちていく類のもので、その原理はバッテリーと同じと考えれば良い。
東洋医学的に脳⇒肝という事なので、健康管理に関してアレルギー・自己免疫と同じアプローチになる。
例えば、普段のしつけ面でも何かにつけイライラしがちで、キレ易い子というのは正直危ういと思える。
”肝”を鎮め、”腎”を守る/上げる…「腸=脳」なので、腸内環境の崩れがないかチェックする。
水色・橙・緑の割合を増やす(腸内環境)
ハナは橙部分アップを試行中です。
「肝・腎・腸」を整える事は副作用なしで発作を抑制するのが期待できるアプローチ…私はここ1~2年でそう理解するに至りました。
ではこのへんで