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今月の自家焙煎コーヒー「グアテマラ・アンティグア」

今月の自家焙煎コーヒーは「グアテマラ・アンティグア SHB アゾテア農園 ブルボン」です。グアテマラのコーヒーは2度目です。(グァテマラ/COEサンアントニオ・デ・エスキプラス農園)それでは、名前の意味を見ていきましょう。

目次

アンティグアとは

グアテマラの都市の名前で、大航海時代にスペイン人の拠点となったところ。中世ヨーロッパを想わせる歴史的な美しい景観から、現在は街全体が世界遺産に登録されています。アンティグアは、自然環境にも恵まれ、火山に囲まれた環境で、豊富な水源があり、肥沃な火山灰土壌は適度な水と養分を土壌に蓄え、コーヒーの生育条件に適した環境です。

SHBとは

コーヒーの等級になります。グァテマラでは7等級あり、SHB(ストリクトリー・ハードビーン)は標高1350m以上で栽培された最高級のグレードの豆です。標高が高いと昼と夜で寒暖差があります。寒暖差があると、コーヒーの実の種(豆)に養分や糖質を蓄えようとするので、高い標高で育生されたコーヒーは果実が熟成します。

アゾテア農園

アンティグアの北部、街のはずれに位置するラ・アゾテア農園。1883年という長い歴史と伝統を持った農園ですが、最新の技術にも積極的に取組んでいて、品質のコーヒーを作り続けています。農園内に博物館があり、この副収入によってコーヒーに関する研究にも取り組むことが可能になっているそうです。
農園名:グァテマラ アンティグア ラ アゾテア農園
農園面積:約45ha
産地標高 :1,600m

ブルボン種

ブルボンとは品種の名前で霜害や病虫害にも弱く、栽培がむずかしいそうです。また収穫量が隔年変化し安定せず、商業的にもむずかしい面もあるが、品質は良好で、甘味や濃厚なコクと丸みが特長。生豆は小さめです。

試し焼きと試し飲み

浅煎りと中深煎りにしてみました。浅煎りは甘味の余韻がありますね。お湯で湿らした時の香り(クラスト)は、いちごのような香りで、きれいな酸味、香り味ともに強すぎないけれど上品なコーヒーです。

SCAA評価 84.75点(Qグレーダー2名の平均)
浅煎りの味覚レモンのような柑橘系の香り、アップルや青りんごやマスカットような香り、ぶどうのような香り、などのすっきり系のフルーティーな香り。ほのかに紅茶のような香り、グラッシー感もあります。とても明るく、華やかです。

SCAA評価の評価もいいみたいですね。次に中深煎りを飲んでみます。酸味は弱くなり、少しボディがしっかりして厚みのある味わいになりました。直感的に「あっこっちだ!」って感じましたね。甘味、香り、ボディが増して、バランスがいいですね。これぞグアテマラのコーヒーって感じです。やっぱこっちだね。


今日も寄っていただきありがとうございます。グアテマラの幸福の鳥「ケツアール」をラベルに入れました。

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この記事を書いた人

30年以上も飲めなかったコーヒーが飲めるようになったら、豆を挽き、ハンドドリップで淹れ、焙煎をするまでハマってしまった。人生何が起こるかわからないね。詳しくはこちら

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