With久ニ野村水産 真昆布ブレンド最強説。流行りの「昆布水つけ麺」南茅部仕様で作ってみました。 | 真昆布|道南伝統食品協同組合@北海道函館

真昆布|道南伝統食品協同組合@北海道函館

商品と浜の食卓レシピ、そして、真昆布の郷の四季折々の情報をお届けします。

 

日頃より、当組合製品をご愛顧いただき誠にありがとうございます。

 

先般、SNSにおきましてご自宅での「出汁事情」に関するアンケートを実施いたしましたが、ご協力いただいたみなさま本当にありがとうございます!

 

Twitterでは4択で質問させていただいたのですが、他のヒヤリングも合わせて考察するに日々のみそ汁や煮物を作る際は手間のかからないすでに出汁が入った合わせ調味料やだしパック、顆粒出汁の素、濃縮液体出汁などを使われ、鍋など特別な時には昆布で一から出汁をとるという使い分けをされるのが現在のご自宅での出汁事情なのかなと感じました。

 

FaceBookにおいては2択での質問になったのですが、そちらでは昆布を購入する際は銘柄(産地)を選んでいるという方が圧倒的で、Twitter、FaceBookも合わせ、当組合をフォローしていただいているということを鑑みるに昆布のこだわりを持たれている方がいらっしゃるのはうれしいです。

 

 

その昆布のこだわりということに関しまして、この度、ここ南茅部の大謀網(定置網)漁の網元であり、水産加工会社でもある「久ニ野村水産(株)」さんとのコラボ企画で、今、ラーメン(つけ麺)業界で全国的な広がりを見せている流行りの「昆布水つけ麺」を元・新横浜ラーメン博物館のマーケティング責任者である「monotone-BRAINS」の山田氏にプロデュースを依頼し、南茅部ならではの「昆布水つけ麺南茅部仕様」を作ってみました。

 

ネットを見ているとさまざまなお店さんの「昆布水つけ麺」に関する食レポが出てきます。

 

その中には、昆布水には「○○昆布を使用」という説明が出てくるのも多いのですが、当組合が普及活動しているここ南茅部産「函館真昆布」も含め、北海道の4大ブランドとも言われる日高昆布、羅臼昆布、利尻昆布、それらにはそれぞれの特性、出汁の特徴があります。

 

今回、プロデュースしてくれた山田氏からの提案は、さまざまな昆布の出汁の特徴を活かしてブレンドした昆布出汁の旨味の相乗効果の表現。

それはラーメン職人の中でも素材にこだわり、旨さを追求し、行列が絶えないお店を作り上げてきた方々のラーメン作りから得られた知識でもあります。

 

南茅部産「函館真昆布」の出汁は味わい柔らかく、それでいて旨味深く、コクがあってボディーがしっかりしていて余韻が長いのが特徴。

 

これを使用して料理を作ると、さもすれば昆布の存在が分からない美味しさが表現できます。

 

 

そこで、今回、チョイスされた「昆布水」の素材は、南茅部産「函館真昆布」と日高昆布、そして、南茅部産の「がごめきざみ昆布」です。

 

「がごめきざみ昆布」は食味の他に重要な役割を果たしています。

 

「がごめ昆布」から出る旨味成分を含んだ豊富な水溶性食物繊維がとろみとなっているので、より出汁の旨味が麺に乗ってきます。

 

それらにより、麺を口に含んだ瞬間から昆布の風味が感じられ、噛むほどに口の中にコクのある旨味が広がり、美味しさの余韻が長い「昆布水つけ麺」に仕上がりました。

 

そして、つけ汁には、久ニ野村水産(株)さんの大謀網(定置網)で獲れた鮮度抜群のホッケを原料にして作られた「ホッケのすり身」がトッピングされており、これが味わいのアクセントになって、恵み豊かな南茅部の海を想像させる美味しさに導いてくれています。

 

 

今回は、ご自宅で作ることを前提としました。

 

「昆布水つけ麺南茅部仕様」、そのレシピをご紹介します。

 

「昆布水つけ麺南茅部仕様」4人前
【材料】
「ホッケのすり身」100g、南茅部産真昆布(出汁用)10g、日高昆布(出汁用)10g、がごめきざみ昆布2g、昆布ふりかけ、チキン(ガラ)スープの素、麺つゆ(市販)、中華麺(生)、鶏むね肉1個、メンマ(水煮)、ほうれん草、ゆで卵、かいわれ、水(麺浸し用)1ℓ、水(つけ汁用)1ℓ
【作り方】
①鍋に水1ℓを入れ、南茅部産真昆布10g、日高昆布10gを浸したら、火をつけて中火で出汁を引きます。
②出汁が引けて昆布を取り出したら、火を止めて粗熱が取れるまで冷まし、そこへがごめきざみ昆布2g入れて冷蔵庫へ入れられるくらいまで冷めたところで器に移し、冷蔵庫で冷やします。これで麺を浸す昆布水が出来上がりますが、本来、「昆布水」は水出しですので、前日から器に水と昆布素材を入れて冷蔵庫で24時間おくのが理想ですね。
③新たに鍋に水を1ℓ入れてお湯を沸かし、沸騰したところに大きいビー玉くらいに丸めた「ホッケのすり身」を入れてボイルします。
④「ホッケのすり身」がボイル出来たら、ざるに取り出して冷まし、鍋のお湯はそのままでそこへチキン(ガラ)スープの素を小さじで5杯入れて溶かし、そこへ鶏むね肉を入れてボイルします。
⑤鶏むね肉がボイル出来たらざるに取り出して冷まし、残ったチキンスープに麺つゆ(市販)を書かれているつけ麺用の分量を入れたらメンマを入れて煮ます。そしてメンマに若干醤油色が付いたところでメンマを取り出して火を止めます。これでつけ汁の準備は完了。
➅別の鍋でほうれん草、たまごをそれぞれ茹でます。これで具材の仕込みも完了。
⑦麺を浸す昆布水が冷えていることを確認したら、鍋にお湯を沸かし、麺を茹でます。合わせてつけ汁も温め、具材もカットして盛付の準備をします。
⑧麺が茹で上がったらざるに取り、氷を入れた大きなボウルに水道水を流しながら、ざるに入った麺をまず麺の表面のぬめりを取りながら洗い流し、しっかりと冷やして〆たのち、水を切ります。
⑨深さのある皿に麺を取り分け、上から昆布水をかけます(きざみがごめも入ったままで)。それから菜箸で麺をのばしながら昆布水に浸してください。
⑩昆布水に浸った麺の上にメンマ、スライスしたボイルチキン、ほうれん草、ゆで卵、かいわれをトッピングします。
⑪器に温まったつけ汁を入れて、そこへボイルしておいた「ホッケのすり身」を入れ、上から昆布ふりかけを大さじ1杯振りかけます。これですべて完成です。

しかし、ここまで家でやるにはちょっと手間と時間がかかりすぎるとおっしゃる方がいらっしゃいましたら、トッピングの具材の部分は省いていただくとしても久ニ野村水産(株)さんの「ホッケのすり身」と当組合の「南茅部産真昆布」「日高昆布」「がごめきざみ昆布」「昆布ふりかけ」は必須です。

 

・当組合製品のネットでのご注文はこちら

 

・久ニ野村水産(株)さんの「ホッケのすり身」ネットでのご注文はこちら

 

 

ラーメンという食べ物は昆布も含めた素材でスープを取り、そのスープでたれを割って、そこに麺が入って具がトッピングされているのもですが、この「昆布水つけ麺」は、そこから昆布出汁が抜き出されているようなもので、昆布出汁をまとった麺をつけ汁に付けて口に運んだ時の味のハーモニーが、如何に昆布出汁が重要かを教えてくれます。

 

そして、昆布出汁は真昆布をブレンドすることでよりいっそう美味しさが増し、最強な出汁になると実感しました。

 

なんたって「真」の昆布ですから!


ご自宅で是非、美味しい「昆布水つけ麺南茅部仕様」食べてください。

そして、南茅部の美味しいパワーで元気にこの夏を乗り切ってください。

ご注文、心よりお待ちいたしております。
 

当組合ではここ函館南茅部で水揚げされた最上級の函館真昆布、がごめ昆布を丹精込めて製品化し、みなさまにお届けいたします。

 

道南伝統食品協同組合オフィシャル通販サイトはこちら

お電話またはFAXでのご注文、お問い合わせはこちら(平日9~17時)
TEL:0138-25-5403
FAX:0138-25-3590

 

ただ今、当組合通販において会員募集キャンペーンを実施しており、最大30%オフで当組合製品をご購入いただける特別セール開催中です!!

登録無料!是非、会員登録の上、当組合通販サイトをご利用ください。

 

このブログのランクアップにご協力していただければ幸いです。
このボタンをポチッと押してください。
     ↓


人気ブログランキングへ