なぜか、
草むしりをしていると、
高確率で気づきが降りてきます。
土に触れるからかな？
いよいよ、庭の雑草が
すごいことになってきたので
今日は早朝に、
草むしりをしました。
ここは、園芸下手な私の、ゆるすぎる花壇
草むしりのとき
気づきが降りてくる状態
というのがあって、
「きれいにしよう」と思ってやったら
降りてこないのね。
草を引くときのあの
ザクッという手の感覚を
ひたすらおもしろがり、
そして、それをおもしろいと
思えなくなったら
即刻、やめる
というのがコツです。
そうしていると
降りてくることが多いです。
今日降りてきたのは、
自分が持っているエネルギーを
自分の人生の残り時間
自分の気力・体力
自分の所有するお金、など
何につぎ込むかがマジ重要だわ！
という感覚でした。
あ、だから
草むしりも、
「おもしろいっ」と思えなくなったのに、
惰性で続けて、
そこに私の時間と労力を
費やしてはいけないのか
一見、
計画性のない気分屋なやり方ですけど、
不思議なことに、
結果的に一番早く
庭から草がなくなるのです。
これは、手をかけなくても育つミニバラ
さてそのあと
いつものように庭へ洗濯物を干しに出ました。
するとうちの庭先で、
ご近所さん２人が立ち話をしていました。
そのうちいっぽうが
過去に私とトラブルがあった
近所のおじさんでね。
そのおじさんに挨拶することさえ
私の心が拒否していました。
でも見て見ぬふりをすると、
またややこしいことになりそうです。
こうやって悩むことで
私のエネルギーを消耗したくないな…
と思っていたら、
ちょうどそのとき、
知らないスーツ姿の若い男の人が
うちの庭に入ってきました。
その人に
「なにか？」と聞くと、
営業マンだったらしく、
社名と自己紹介をし、
会社のサービスを説明してくれました。
家のメンテナンスにかかわることでした。
「あ、うちには関係ないわ」
と思ったので、ビシッとお断りしようとしたら、
「今日は、この周辺の家に
ご挨拶に伺っているだけです。
これ、みなさんにお配りしています。」
とマスク３枚入りの袋を渡されました。
「わぁ～！マスク！
」
とうっかり受け取った私。
私がひるんだそのすきに、
営業マンの自社サービスの
説明が始まりました。
お、おい
おい
「あ、あの、うちはそのサービスの
必要がないので、
このマスクもお返ししますね。」
と言うと、
「いえ、それは構いません。
受け取ってください。」と言います。
そのとき、営業マンの顔のマスクの
ゴムのところを
虫がトコトコ歩いていました。
「む、虫がいますよーーっ！」
刺したりすると気の毒です。
営業マンの了解をとって
もらったマスク入りの袋で
私がしっ、しっ、と追い払ってあげました。
すると、虫はブ～～ンと飛んで行きました。
やれやれ、と思っていたら、
そのすきに営業マンが再び
自社サービスの説明を始めました。
おいおいおいおい
「あ、あの…
うちは…
家のメンテナンスに
そこまで
時間と気力を使う気はないのです。」
と言うと、
営業マンはあきらめたのでしょう。
ちょっと怒っていたような気もしますが、
帰って行きました。
そのとき、見ると、
さっきのあのご近所さん２人が
いなくなっているではありませんか。
立ち話が終わって
２人とも帰っていたのです。
なんて幸運なんでしょう、私。
営業マンの登場のおかげで
近所のおじさんとは、平和に
やりすごすことができたのです。
(たぶんおじさんも幸せ)
地球に生まれたからには
残り時間は限られている私たち。
自分が持っているエネルギーを
どこに使いたいのか
と、
どこに使いたくないのか
をはっきりさせておくと、
ここまでうまい具合に
人生が進むものなのねー
と今日は驚き感動した日でした。
