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次男(小5)が、

小学校の宿泊学習から

帰って来ました。

 

 

 

 

 

次男が出発したあと、

「次男は大丈夫」という

謎の安心感に包まれていた母は

 

 

次男を心配することはありませんでした。

 

 

なんだかんだ言って

いい体験をして帰るだろう

と思っていました。

 

 

すると、なんと

帰宅した次男は

 

 

怒っていて、しかも、

 

 

私の顔を見ると

悔し泣きをし始めました。

 

 

「代休が10年は要るわ!」

と吐き捨てるように言いました。

 

 

あれ?どうした、どうした、何があった?

私の想像と違ったな。

 

 

次男の好きなアイスを

いつもの2倍与えて、

そっとしておきました。

 

 

大好きなゲームにしばらく没頭したあと、

次男はやっと落ち着きました。

 

 

夕方、お風呂に入ったとき

聞いてみました。

 

 

楽しかった?と聞くと、

「楽しくないわっ!」と

へそを曲げられてしまうので、

 

 

「楽しくなかっただろうけど

 一番マシだったのは、なに?」

と聞くと、

 

 

「カレー作り!」

 

 

次男、ニコニコして答えました。

 

 

なんだ、めちゃ楽しかったんじゃんか。

 

 

はは~ん、さては、

帰宅直後に怒ったり泣いたりしていたのは、

ただの疲れか?

 

 

と思いました。

 

 

次男はジャガイモの皮むきと

仕上げの鍋のかきまぜ係だったそう。

 

 

とってもおいしいのが

できたそうです。

 

 

そのあとも、次男は

思い出したことを

ポロリポロリと話してくれましたが

 

 

全部、

まわりの男子が繰り広げた

おもしろバカ話。

 

 

腹が立ったことも、

つらい出来事も

何もなかったみたいです。

 

 

なんだ、よかった。

 

 

だけど、次男は、

極度の不安と心配で、

 

 

精神的には

かなりの負担がかかっているので、

 

 

そのメンテナンスが

必要なんですね。

 

 

次男を観察していると、

 

 

いつもより

私やお姉ちゃんに甘えまくって、

ゲームをたくさんして、

食事のメニューは

自分の好きなものにしてくれと要求して

その通りにしてもらって

 

 

チャージが完了したようでした。

 

 

とりあえず安心。

 

 

次男は、

 

 

このチャージが完了した状態

つまり「快」

 

 

が通常の状態です。

 

 

だから「不快」が続くと、

 

 

こうやって無意識に

喜びや楽しみで自分を満たして

「快」の状態に戻ろうとします。

 

 

これが自然で健全な

人間の本来の姿だと思うんですよね。

 

 

ところが、

数年前までの私みたいに

我慢や自己犠牲をする人は

 

 

「不快」が通常の状態になっているので、

 

 

さらなる「不快」がやってきても

「不快」だとは感じなくて

 

 

自分をさらに頑張らせる

 

 

という悪循環になってしまいます。

 

 

永遠に自分が満たされることはなく

そのままでは枯れるだけです。

 

 

そう、

こんなことするために

 

 

生まれて来たんじゃありませんよね。

 

 

人間は、

チャレンジすることもあるし

冒険することもあります。

今回の次男もそう。

 

 

そのとき、たしかに精神的には

ちょっとした負担がかかります。

 

 

だけど、人はそれを乗り越えていける。

 

 

乗り越えて行けるのは、

 

 

喜びや楽しみで満たされた

精神があってこそ

 

 

だと思うのです。

 

 

我慢や自己犠牲ばかりしていると

チャレンジする気力も出てこないよ。

 

 

 

image

 

 

 

 

 

あなたの精神は、

いつでもチャレンジできるくらい、

 

 

喜びと楽しみで

今、満たされていますか?

 

 

 

image

 

 

 

 

次男は、

 

 

チャージに10年は、

必要なかったみたいで

 

 

よかった、よかった。

そして、

よくがんばったね。お疲れ様。

 

 

 

 

 


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