まあ、彼女じゃなくても彼でも、
妻じゃなくても夫でも娘でも息子でも
みんな一緒なのですが
自分は仕事から帰ってきたら
先に家のことをやってから
テレビを見たりスマホを見たりする。
でも、相手は
帰ってきたらテレビを見たり
スマホタイムに突入したりで
一向に
洗濯物をたたむとか
ごはんの準備をするとか
始める気配がない。
やっとごはんを作り始めても
食べる時間は10時とか11時とかになってしまう。
洗濯物はしまう前に猫に荒らされ
もう一度洗う羽目に…。
どうにかならないもんなのか。
相手を片付けができるようにするにはどうすればいいか。
と思っているアラサー男子に会いました。
一度に二人。
二人とも自分で
料理も洗濯も掃除もするらしい。
今どきだわ。
最初は収納の話だったのだけど
なんか収納の話じゃなくなってきたけど
まあいっか。
洗濯ものに関して言えば
取り込んでおいてあるところと収納するところが遠ければ遠いほど
やりたくなくなります。
そりゃそうだ、
人間めんどくさいことはやらないのです。
「でも僕は後でやるほうが面倒だから
やってから他のことをやるんです」
「そうそう!僕も」
それは人によって
めんどくさいと思うポイントが違う
から。
例えばわたしは毎回お皿を洗った後シンクも洗うけれど
それは汚れがたまってからだと汚れを落とすのが面倒だし、
余計な洗剤や洗う道具が必要になるから。
でも、お皿は毎回洗うけど、シンクは一週間に一回、なんて人もいる。
シンクを毎回洗うのは面倒だし、そこまで汚れは目立たないしね。
でもなにより、
相手を変えようと思っているから
変わらないことにイライラ、
相手にもやってほしいと期待するから
やってくれないことにイライラ
してるんじゃないのかな?
若いな
でも、わたしも時々やってしまいます
少し前にやったのは、キッチンマット。
使った後には丸めて片づけるはずが敷きっぱなしになっていて、
「使った後はキッチンマットしまってくれる?」
と相方に言ったところ
「いつも片づけてるよ!たまたま出てただけだよ!」
と、ぷんすかされてしまいました。
でもこれ、私が勝手に
相手が片づけてくれることを期待して
やってくれていないことにイライラした
わけで。
そのイライラが伝わって、
相方もイライラしちゃって
いいことない。
だから、いい意味で
キッチンマットが片づいている期待をしない
ことにしました。
そうすると、キッチンマットがしまってあると
「あ、片付いてる!嬉しい!」
ってなって、
「(片づけてくれて)ありがとう!」
ってなるのです。
キッチンマット以外にも、
うちはきっとよそより「ありがとう」がとっても多い。
いつからか、お互いがそうなりました。
ごはんを作ってくれたら、「ありがとう」
コーヒーを入れてくれたら、「ありがとう」
ゴミを出してくれたら、「ありがとう」
洗濯してくれたら「ありがとう」
取り込んでくれたら「ありがとう」
もうなんでも「ありがとう」です。
スマイルゼロ円じゃなくて、サンキューゼロ円です。
「ありがとう」って、魔法の言葉。
言われたらちょっと嬉しい。
嬉しいと、やる気が出るのです。
めんどくさいなーって思ってても、
やろうかなって気持ちを後押しします。
なぜならこれは、
「あなたがやってくれたこと、しっかり見ていますよ!」
「あなたがやってくれたことが役に立っていますよ!」
を伝える言葉だから。
ありがたい、と思ったら
言葉にして伝えてみてね。
まずは、そこから。
そうすれば、少しずつ
そうすれば、少しずつ
やる気が生まれてくるはず!
今までなかなかやってくれなかったことも
少しずつ、やってくれるようになる、
と思うのです。
日曜の夜、アニダンから帰ってきたら、冷蔵庫にお鍋。
相方、パスタソースを作ったらしい。
月曜のお昼に良かったらどうぞ、だって。
昨日のお昼に美味しくいただきました
もちろん、「ありがとう!」も言っときました
わたしとは違う味付けですが、美味しかった
かたづけこびとの現れる暮らしをご提案する
かたづけこびと代表、堀中里香です。
整理収納コンサルタント&防災備蓄収納マスタープランナーとして
栃木県は宇都宮を中心に関東で活動しています。
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