イルミネーションデザイナーの想い|千葉友也

京都を拠点にイルミネーションをデザインするデザイナーのブログ。

おうち時間 今見ても面白いおすすめドラマ

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Stay Home中、おうち時間を楽しむコンテンツとして、自分が今まで見てきたドラマや映画の中から、今見ても面白い映像をおすすめしていこうと思います。

今回は、今まさに現在世界中の似たような状況の作品をご紹介します。

 

「ぼくらの勇気 未満都市」(ぼくらのゆうき みまんシティ)

1997年放送

 

千葉県の臨海地区幕原で地震があったというニュースを聞き、その場所へヤマトとタケルが向かうところから物語は始まります。だが、実際は地震は政府による情報操作で、実際には微生物「T幕原型ウイルス」に汚染されたバイオハザードが発生。ウイルスによって大人たちが死に絶え、子供たちだけが残ってしまった。感染拡大をふせぐために街全体が封鎖され、様々な事件を乗り越えながら、大人の不在によって治安が悪化した子供たちの世界に秩序を築いていく...。

 

有効な治療方法もまだ確立されておらず、新ウイルス...似たようなシチュエーションの内容となっており、今年に新型コロナの件がニュースで知るようになったとき、すぐに思い出したドラマでした。

 

このドラマの面白さは、隔離された子供たち対政府(大人たち)との駆け引き、謎が徐々にわかってくるストーリー展開、漫才のようなヤマトとタケルの掛け合い、恋、そして仲間の死、色々とてんこ盛りの設定。そして政府との戦いのリミットはクリスマスの午前0時という設定。

 

その時の映像で、クリスマスツリーが流れていたのが自分的にはよく覚えてます。そのときからクリスマスやイルミネーションに、もしかしたら導かれていたんでしょうかね。。。

 

このドラマのストーリー、ちょっと今の状況と似てませんか?

できれば、クリスマスより前に終息してもらいたいですが、見えないウイルスとの闘い、先が見えない不安な状況。

 

そして、このドラマのキャッチコピーは、

「ぜんぶ、なくなった。みんな、きがついた。やっと、きがついた。」

 

ここ近年、コンビニからネットのショッピング、SNS、様々な便利なツールが増え、それが当たり前になり、慣れてしまい、機械化されたような日々。。。この機会では職を失う、命を失う、色々となくなることが出てきたときに、人は人の素晴らしさ、助け合いや仲間、決して失ってはいけないものを改めて見つめなおし、気付く。そしてまた勇気を持って前に進んでいく。そんなことを自分なりにキャッチコピーから感じとりました。

(※個人的な感想です。)

 

懐かしい。。リアルタイムで見ていたドラマですが、また大人になり改めて見ると色々とまた違った意味で凄いドラマだな、と思います。

 

演出は堤幸彦氏。

ケイゾク、トリック、20世紀少年BECK池袋ウエストゲートパーク...etc

もうここでは書ききれないくらいヒット作品を作る堤さん。未満都市でも、超細かな演出もされていたり、そういう部分でも楽しめます。

 

主演は、KinKiKidsの堂本剛堂本光一

主題歌は「愛されるより愛したい」

主題歌は当時、ドラマにもマッチしており、ミリオンセラーを記録。今も音楽特番になると流れたりしますが、このドラマで聴くこの曲はとてもなんだか心に入ってきますね。そしてKinKiKidsの代表作となっていますね。また、ドラマの配役で、正義感あふれるリーダー気質のタケル(光一)と世話女房的なヤマト(剛)もKinKiKidsの関係性を感じさせてくれます。

 

 

このドラマは、20年後にもスペシャル版として放送がありました。こちらもまた後日、紹介できればと思います。

 

どなたかのStay Homeの一助になれば幸いです。

 

兎に角、

Stay Home

 

 

イルミネーションも人の心に癒しを与えられる力があると信じています。

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千葉友也(CHIBA TOMOYA)
イルミネーションデザイナー

京都芸術デザイン専門学校スペースデザインコース卒業。第一期生としてスペースデザインを専攻し、建築やインテリア、空間デザインについて学び、在学中にデザインチーム「OOPS」を結成。京町家 繭(まゆ)内の学校外施設の設計デザインを手掛ける。(現在は閉店)
近年では、京都を拠点に全国各地の商業施設で企画されるイルミネーションのデザインに携わり、光の演出やモチーフ、様々なマテリアルを用いるデザインや、企業などのロゴマークなどのグラフィックデザインを行う。

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