iPadと学習支援

「読み」「書き」を中心に、iPadを活用した学習支援について触れていきます

はじめに

【基本事項】

このブログは、iPadの機能やアプリを使って、「文章を読み上げる」または「音声入力する」ことについてできることの情報保管所として始めました。

 

漢字や英語などの読み書きに困難さのある方へ向けて、iPadの力を半分借りることを一つの方法としてご提案できればと考えています。

 

 基本は下部のPDFが中心で、他の記事は補足説明として扱っています。

 

下記リンクからダウンロードできます ↓

 

以前掲載していたPDFはコチラから ↓ 

 

※本サイトで作成したPDFはドロップボックスで限定公開しています。ドロップボックスのアカウントを持っていない方のダウンロード方法など、本ブログのPDFの取り扱いについては過去記事 ↓ に記載しています。

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電子教科書関連情報まとめ(選び方~使い方まで)

 

  • 電子教科書の種類について
    • デイジー教科書
    • アクセスリーディング(AccessReading)
    • 出版社からの購入について
  • 電子教科書選択のポイント(個人的な見解)
    • デイジー教科書の利点「総ルビがある」
    • アクセスリーディングの利点「高校の電子教科書も配布している」
    • 総括
  • 電子教科書を利用するための準備
    • どちらを利用するか選択する(サンプル版の体験方法)
    • 電子教科書の使い方をマスターする
    • 利用したい方へ申請し、登録を行う
    • 電子教科書の閲覧に必要なアプリ、ソフト 

 

今回は、電子教科書の選び方や利用方法、申込方法等まで具体的に説明していきたいと思います。

 

前記事 ↓ で載せていた

PDFの11ページに簡単な説明は載せているのですが、今回はもう少し掘り下げて説明していこうと思います。

 

※文字数が過去記事と比べるとかなり多いため、目次を追加しております。読みたいタイトルへ飛んで下さい。

 

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「[本人用]iPadの活用方法まとめ~読み上げ基本編~」「読み上げ機能を活用する上での心得」を公開しました

 

お久しぶりです。長らく更新ストップさせてしまっていてすみません。今回は、以前作成していたiPad活用者本人用の資料を掲載しました。

以下2点の資料をドロップボックスで公開しております。

 

[本人用]iPadの活用方法まとめ~読み上げ基本編~

この資料は、前記事「iPadを活用した学習支援の提案」を更新しましたで公開していた資料の簡易版になります。パッと確認できるものをということで、ポスター形式の片面1枚にまとめました。

 

ダウンロードはコチラから ↓

iPadの使い方を忘れてしまったとき、どうすれば良いか迷った時、本人ご自身が確認できるようにとルビを振っています。

 

ちなみに、資料の中で触れている『参考文書を読み上げるまでの一連の流れ』とは過去記事 ↓ で掲載しているPDFのことです。合わせてご活用頂ければと思います。


読み上げ機能を活用する上での心得

iよむべえe.Typist Mobile等のOCRアプリを使う上での心構えや、上手く読み上げられないときの対処法についてまとめました。

 

ダウンロードはコチラから ↓


以前、「OCRアプリの読み取り結果に、一部読み間違いや文字化けが起こる。読み取り結果が正しいか確認する人が必要なのではないか。」というご意見を伺ったことがありました。しかしながら、それでは何のためにiPadを使うのか、目的があやふやになってしまうのではないかと感じました。

私は、紙に書かれている内容を他者に聞くのではなく、あえてiPadを使って読み上げるのは、「機械(iPad)の力を半分借りて本人がいつでも好きな時に知りたい情報にアクセスできるという、読みに関するある程度の自立」ができる可能性があるからだと思っています。

そのため本人や周囲の状況によっては、できる限り自分の力で対処できるようになるために、読み上げ支援としてiPadを活用する際の方針を事前に決めておく必要があるのではないかと考えるようになりました。この資料はその方針の一つの例です。

 

 

少しでもご参考になればと思います。

 

「iPadを活用した学習支援の提案」を更新しました

 

以前、資料を作成したときから、

  • iOS8からiOS9になって機能が追加された
  • FoxitMobilePDF(フォキシットモバイルPDF)やEvernoteエバーノート)の操作画面が変わった

こともあり、いくつかの変更を加えました。

 

 ダウンロードはコチラから ↓ 

 

 具体的な変更点

 

1.《読み上げに関連する機能》のページを追加しました。(音声読み上げの「音声の選択」をする方法と「内容を強調表示」する方法についてです)

 

2.「読み上げ機能が搭載されているアプリ 」に「Pocket」を追加しました。(iOS版にもアプリ内に読み上げ機能が実装されたため)

Pocketの使い方については過去記事 ↓ にあるPDFの3ページ目に記載しております。

 

3.「読み上げ機能が使えるアプリ一覧表」を作成しました。(紹介したアプリの内、「画面の読み上げ」「選択項目の読み上げ」のどちらの機能が使えるかどうか、以下の様な表にまとめました。) 

 

アプリ名画面選択備考
iBooks
×
PDFの読み上げは×
縦書きは×
Keynote
×
再生画面×、編集画面○
Microsoft word
×
 
Evernote
 
Kindle
×
 
Foxit Mobile PDF
×
アプリ内にも読み上げ機能あり
Pocket
アプリ内にも読み上げ機能あり

 ※アプリ名をクリックすると、AppStoreへ飛びます。

 

4.FoxitMobilePDF(フォキシットモバイルPDF)の操作画面についての説明を一新しました。

 

5.Evernoteエバーノート)の操作画面についての説明を一部変更しました。(アイコンの位置の変化、カメラ機能と写真機能が一体化されたこと、ドキュメントカメラについて、撮影方法が変化したこと及び自動撮影モードが追加されたこと等)

 

 

今のところは以上です。

また変更がありましたら、後日この記事に追加します。