昨日の午後は。

福祉センターサークル

10月のテーマ 「瓦当模写・墨色絵手紙」

 

柘榴(墨色絵手紙)

 

今週は文化祭の展示をしている

岡崎市西部福祉センター

皆さんの色紙も

たくさんの方々に見てもらえているようです。

 

今日は

ちょっといつもとは違う線の鍛錬から。

 

「瓦當をみて描く」

 

瓦當とは、軒先部分にある丸瓦で「瓦當文」といわれる

字や文様があしらわれています。

円形の中にいかにして収めるかと

考えられたその紋様や図柄、文字は何千年も経った

今でも斬新で魅力的です。

限られたスペースの中に、字と絵を配置する絵手紙の

参考にしてみましょう。

中国・乾の時代に石や瓦に刻まれた絵や字は

とても力強く鋭い線で描かれています。

刻むような線を引くことが出来れば速く描いても

決して線が緩みません。

 

ということで

月刊絵手紙で連載されていた

「原拓をみる」のページをみて

ハガキより大きな半紙に線で描いてみます。

これがお手本にした頁↓

(鍛錬した半紙画像はないのですが)

いつもとは違うピリッとした空気が流れて

緊張感が伝わって来ました。

「は~。息するの忘れてた~」という

感じで、いつもに無い真剣な表情でした。

ゆっくりとお手本をみて、筆の先だけを使って

線を引くことをしてから…の

墨色絵手紙。で秋を切り取ります。

鋭い線で輪郭を描いて

墨の濃淡で色を表現します。

 

ごめん。

という言葉が素直でいいですね。

 

鋭い輪郭が引けて

鍛練の成果が出ていますネ。

 

 

リンゴらしさが墨色でも十分出せてます。

 

大きくかけたリンゴ

迫力出ています

 

ゆっくりと引いた線に

緊張感が表れてます

 

 

青墨の淡い色を上手に使えています。

ポトンと落ちた墨汁も残念でしたが

デザインにも思えます。

 

 

難しいモチーフに果敢に挑戦。

いい線が引けました。

 

 

今回は茶墨もご用意して

初めて墨色絵手紙に取組みましたが

どの絵手紙も

鍛錬した鋭い線が生きたものとなりました。

 

来月はいよいよ

「年賀状~子」

干支の置物などをお持ち下さいね。

 

 

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