シンプル・フェイバー

原題：A SIMPLE FAVOR
製作：2018年　アメリカ、カナダ
監督：ポール・フェイグ
原作：ダーシー・ベル
脚本：ジェシカ・シャーザー
音楽：セオドア・シャピロ
出演：アナ・ケンドリック、ブレイク・ライヴリー、ヘンリー・ゴールディング、ルパート・フレンド
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夫を事故で亡くし、ニューヨーク郊外で女手
一つで子供を育てているステファニーは、
子供と同じクラスに息子を通わせるエミリーの
自宅に招かれる。

ファッション業界に身を置き、豪華な家に
暮らし、小説家の夫ショーンに愛されている
エミリーとステファニーは意気投合し、
お互いの秘密を言い合う仲になる。

ある日、ステファニーは、エミリーから
息子を学校に迎えにいってほしいと頼まれるが、
エミリーはそのまま姿を消してしまう。
（シネマ・トゥデイ より）
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ダーシー・ベルが2017年に発表した小説
『ささやかな頼み』が原作。

監督はリブート版『ゴーストバスターズ』などでも
お馴染みのポール・フェイグで
どこか軽いノリでユーモアあふれる
サスペンス作品に仕上がっています。

夫を事故でなくし、シングルマザーとして
息子を育てているステファニー。

一方、エレガントなたたずまいで
豪華な邸宅に住むエミリーとは
対照的な暮らしではあったものの

それぞれの子供同士が仲良くなったことで
ある日、エミリーの家へと招かれます。

アルコールの力もあり、秘密も打ち明けるなど
意気投合した二人はやがて親友となるのですが

エミリーにはどこかミステリアスな部分があり
挙句、彼女が子供を預けて失踪してしまうのです。

そんなステファニー、エミリーを演じたのが
アナ・ケンドリックとブレイク・ライヴリー。
うん、どちらも適役ですね～（笑

生活資金を貯めるべく、YouTuberとして
生活に役に立つ情報を発信するステファニーは

“親友”を助けたい想いからエミリーや
さらにはその夫ら子供のことを案じ、
やがて自ら真相を突き止めようとするのですが

どこか間が抜けているというか、隙が多い感じが
まさにアナケンの真骨頂！
着々とそのキャラ路線を固めつつあるような気がします。

エミリー役のブレイク・ライヴリーも
劇中、澄ました表情が多いのですが
湖で発見されたときの顔や、最後の…など
汚れ役もきちんと演じています。

ちなみに『シンプル・フェイバー』というのは
原作のタイトル「ささやかな頼み」なんですよね。

ささやかな頼みからどんな風に話が展開されていくのか。