杏(あんず)ハムです。


 小春の最後のご挨拶にたくさんのコメントをいただきありがとうございます。


 今回は楽しいお話や写真は出て来ません。


 衝撃的な写真も出て来ます。


 気分を悪くされたり、見るのが嫌な方、不快と思われる方はここで終了されるようにお願いします。






 4月12日(水)。


 あれから1日半が過ぎました。


 小春を送ってあげる日です。


 ついこの前までは朝から起き出してケージの中を歩いていたのに、昨日からケージの中の時間は止まってしまっているのです。
 


 小春は、まるでただ眠っているかの様な姿でした。
 


 こんなに短い手足で「テケテケ」走ったり、おトイレの屋根に上ったり、体をひねって毛づくろいなんて良く出来たものだと思いました。
 


 最後のお別れの前に体重を量ってみました。 


 128g。
 


 うちに来た時の体重は55gだったから70gも増えたんだね。


 でもキンクマちゃんにしては軽い女の子だったと思います。


 いつもの見慣れたケージ。
 


 つい数日前まではにぎやかだったけれど、主が居なくなった今はひっそりと静まり返っていました。


 ラン・ホイールはもう2度と揺れる事はないのでしょう。





 お見送りはペット専門の業者さんにお願いする方法もあったのですが、お散歩好きな小春の為に大地に帰してあげる事に決めました。


 とは言え、道路沿いの街路樹の根元や公園などに埋葬するわけにはいきませんから、少し遠くなっても誰にも迷惑のかからない野原に埋葬する事にしました。


 これがお別れ前の小春の最後の写真です。今にも起きて動き出しそうな感じでした。
 


 あっちに行ってお腹が空いてもすぐに食べられるように、


 お友達と一緒に食べられるようにおやちゅを持たせてあげました。


 ペレットの他には、「お豆腐キューブ」、大好きだった「ドライバナナ」、一番の大好物「乾燥コーン」は最後までお皿に残っていた2粒に少し足して持たせてあげました。
 


 周りにたくさん野花が咲いていたので供えてあげました。
 


 土をかけて「菜の花」を1本添えて「ラベンダー」の香りのお香を焚いて手を合わせました。
 


 小春を埋葬したすぐそばには小さな春の野花がたくさん咲いていました。
 


 少し離れた場所は「菜の花」で黄色に染まっていました。
 


 きっとここなら・・・、お散歩好きな小春は目が覚めれば走りまわっている事でしょう。


 お腹が空いたら新鮮な野花を食べている事でしょう。


 10:55


 これで小春の埋葬は終わりました。


 昨日は小春の為に大粒の涙を流してくれたお空も、今日は泣き止んで雲の隙間から青空をのぞかせていました。
 







 土曜日にお休みを頂く以外


 小春と2人で


 ずっと毎日ブログを続けて来られたのも


 皆さんの応援のおかげです。


 ありがとうございました。


 2年間走り続けて来て


 ここで少しお休みを頂こうかと思っています。


 しばらく休んだらまた始めるかも知れません。


 そのまま始まらないかも知れません。


 けれども皆さんのブログにはこれからも遊びに行かせてもらいますよ。


 足跡や気配は残さなくてもひっそりと楽しませてもらっているでしょう。





 あんずの種から
 


 生えた小さな芽は
 


 やがて大きな立派な木となり 
 


 たくさんの花を咲かせる事でしょう。
 


 淡いピンク色の花が咲き終わると
 


 あんずの実を付けます。
 


 熟れたあんずの実は地面に落ちてまた種となって芽を出します。


 こうしてずっと未来へとつないで行くのです。


 ここに来ればきっとまた逢う事が出来るでしょう。 


 ね、小春。
 





 小春と杏ハムの


 『アプリコットな毎日


 ・・・おしまい・・・。






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