昨年の夏、母が亡くなった

 

亡骸が家に帰ってきて

か細い骨になって

そうして、あのお墓に入ることになる

本当に我が家からいなくなってしまうようで

別れがつらかった

 

納骨の前の日

掃除のためにお墓に向かった

涙が出てきた

 

ふと、言葉が浮かんだ

「骨は骨のあるべきところに

  魂は魂の行くべきところに・・・」

何だろうと思った

 

母が私に言っているように感じた

そして

そのとおりだなと思った