新年明けましておめでとうございます。

 

皆さま、1年間いろんなことがあったとしても、今、生きている事に感謝して、1年間無事に過ごせた事を祝うために、「新年を迎えられたとがおめでたい」という気持ちで、言葉をかけあうのですね。

 

そして、1年間皆さにとって良い一年でありますように!

 

人の善悪の感じ方は違いますが、良いと思われる事を意識する事で、幸せを感じることが増えますので、良いと思われる事を意識できるような1年間でありますようにと、お互いが声かけをして意識するのですね。

 

言葉や文字には、パワーがありますからね。

 

こうやって、人はお互いを励ましながら、気持ちが落ちないように、生活をしています。

 

世間では、いろんな仕事があります、物を造ったり、組織を創ったり、人を楽しませたりと様々あります。

 

私も、この商売をしていますと、物を造るわけでもなく、人を楽しませるものでなく、人の痛みや悩みの解決をするのが本業です。

 

しかし、私も長年親の介護やお客様の痛みを取ってきました、皆さんもご経験のように人の身体の痛みというのは、生きていれば必ず出てきます。

 

そして、身体の痛みというのは、表面的な事でもあります。

 

では、内面的な事というのは、その人の心の持ちようであります。

 

いつも、マイナス的な事を考えたり、思ったりしていれば、自然と身体もおかしくなり、痛みが出てきます。

 

 

以前、上の写真は私が書いた書なのですが、「痛みをも、強気ここにうたぶれば、我が技術も、お身に施う」と書いてあるのですが、意味は、貴方の痛みを改善する本当の心があれば、私が神様から授かった技術が、貴方の身体の改善につながるという事です。

 

何故人は苦しむのか?何故この痛みがあるのか?

 

人は、弱いものです。

 

私も含め人は弱い生き物なので、間違えを起こします。

 

反省をして、前に進むのであれば、先がありますが、反省もせず痛みをとるということは、また、同じ過ちを繰り返すだけではなく、逆に悪化してしまいます。

 

昔ちょっと、書道をやっていたことがあり、私も書が上手く描けたら良いと思うことがありました。

 

字を書き続けることは、とても、難しいです。

 

汚い字を書いていると、すぐにやになってしまい、止めてしまいます。

 

だから、書き続けるには、上手い字を書かなくて書き続けることが出来ません。

 

ですから、書き続けることで字が上手くなるということですね。

 

私は、書でしたが、絵や音楽でも同じだと思います。

 

自分が見て聞いて、心から楽しめる、心から癒される、心から勇気が湧いてくる。

 

人によって感じ方は違いますが、心から自然に何かが湧いてくる、絵・文字・音!

 

同じ音・絵・文字でも、違う人が表現すると、また、違うように聞こえたり見えたりします。

 

その違いってなに?

 

私の持論ですが、人生で人より苦しみを得る、ただ苦しみを得るだけではなく、美しく乗り越える。

 

苦しみを乗り越える時に、人を裏切ったり、騙したりして乗り越えるのではなく、どんなに辛いことがあっても、美しさを求め、その美しさに導かれ、困難を乗り越える。

 

そんな、経験が多ければ多いほど、芸術が磨かれ、多くの人の心を動かすのである。

 

私も、人の心の痛みや身体の痛みの改善を考えたときに、多くの人の痛みを改善するには、それ相当の改善する力が必要となります。

 

今回伏見元殿下や高野山の南院の内海住職には、大変お世話になり、社会功労賞・臨床心理学博士号・僧名、教禅を頂きましたが、本当に社会の人々に貢献できるとすれば、私自身の力を付けて、人々から「教禅さんとお会いするだけも心が楽になる」「教禅と仕事をしているだけでも幸せな気持ちになれる」「教禅さんに身体を見てもらうことが幸せである」と自然に言われるように、修行しなければならないと思っています。

 

そのように自分自身が成長していく中で、書を書く事で、よろ多くの人の心を癒し・励まし・人の道を歩むきっかけになれれば、嬉しい限りです。

 

命があることに感謝をして、毎日を生きている鈴木教禅でした。