こんにちは、Frankです。
「学生時代に経験したエピソードがないと内定をもらうのは難しいです
か?」。私の英語の生徒さんから、こんな質問をよく訊かれます。あな
たはどう思いますか?
確かにエピソードがあると、面接では盛り上がりそうですね。でもそれ
が絶対条件ではありません。例えば学生時代にバックパッカーでアメリ
カを縦断した経験があるとします。採用担当者は言うでしょう。
「お~それは凄いね。どの町に行ったの?」と。
採用担当者もアメリカに精通していたら、その場は確かに盛り上がりま
す。でもダイナミックなエピソードがあったから、それで結果オーライ
になるのでしょうか。世の中、そんなに甘くはないと思いますよ。
考えてみてください。採用担当者はバックパッカーとしての経験は評価
しますが、では内面的なところはどうかと探りを入れてきます。
例えば物事を続ける精神力はあるか。嫌なことから逃げないか。環境が
変われば自分が変われると単純に考えていないかなど。
英語力に目を向ければ、ネイティブとは日常会話はできるが、現在、英
語の精度を高める努力はしているかが問われます。過去何をしたかも大
事ですが、それ以上に今、どんな努力をしているかが大事なのです。
過去のエピソード、過去の栄光にしがみついている人は、それ以上は伸
びません。これは就活生に限らず、既に会社勤めしている社会人にも言
えることです。
Don’t rest on your laurels.
(栄光にしがみつくな)
だからエピソードがなくても自分を卑下する必要はありません。今して
いることを自慢してください。そう、未来志向で。
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