アイコンは商標登録できます | 知財を活用した「知財ポジショニング戦略」 徹底解説!

知財を活用した「知財ポジショニング戦略」 徹底解説!

仕組みやモノのアイデア権利化コンサルタント・弁理士 遠藤 和光

アイコンは見ただけで、商品又はサービスの内容が分かる

小さな広告のようなものですね。

 

 


スマホなどの画面に表示されたアイコンは、

アイコンに対応する商品又はサービスを

購入する際の目印になる場合は、

通常の商標と同様の働きをするので、

商標登録の対象になります。

 

 


あるアイコンについて他人に先に商標登録されると、

他の人はそのアイコンを商標として使用できなくなります。

通常の商標と同様の働きをするアイコンは、

商標登録を受けておいた方がいいですね!


 

 

アップルの登録例を調べましたら、

代表的なものとして次のものが登録されていました。

上段が商標、中断がアイコンの機能、下段が商標登録番号です。

 
 

 

 

どれも見たことがあるアイコンではないでしょうか。

アイコンの中でも登録番号が若い「App Store」のアイコンは

平成21年2月20日に登録されています。

 

 

 

なお、電話のアイコンは、平成29年3月17日に登録されていました(登録第5933288号)

電話のアイコンを含めて他社でもアップルのアイコンに似たような

アイコンを使用しているように思います。

いずれは訴訟事件に発展するかもしれませんね。


 

<他の企業のアイコンの登録例>


  

アップル以外の有名なIT企業もアップルほどではないですが、

アイコンを商標登録しています。

フェイスブックは最近登録になったばかりです。

 

 

  

Webデザイナーの方は、

既に登録されているアイコンに類似しないように注意し、

オリジナルのアイコンをデザインしたら

商標登録しましょう!

 

 

 

 

 

※追伸

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