閉店に追い込まれた「いきなり!ステーキ」と2時間の行列ができた「やっぱりステーキ」の違い | 知財を活用した「知財ポジショニング戦略」 徹底解説!

知財を活用した「知財ポジショニング戦略」 徹底解説!

仕組みやモノのアイデア権利化コンサルタント・弁理士 遠藤 和光

閉店に追い込まれた「いきなり!ステーキ」と

2時間の行列ができた「やっぱりステーキ」の違いは

どこにあるでしょう?

 

 

写真はいきなりステーキのホームページに掲載されている

CABアンガス牛サーロインステーキ(米国産)です。

200g定量カット×7.5円=1,500円(税抜き)

 

 

 

写真はやっぱりステーキのホームページに掲載されている

赤身ステーキ(スープ・サラダ・ご飯付き)です。

200g ¥4.5円×1.1=1,000(税込)

 

 

 

どちらも美味しそうですね。

自分なりの観点から比較表を作成してみました。

 

 

◆1号店

1号店をどこに出しているかといいますと、

いきなりステーキの方は銀座に出店しました。

1号店を銀座にする企業は結構いますね。

王道なんでしょうか。

 

やっぱりステーキは地元の那覇市です。

地元愛からなのでしょうか。

 

 

 

◆戦略

戦略ですが、いきなりステーキ立ち食いで注目を

集めた点は素晴らしいですね!

今は立ち食い席が減っているみたいです。

 

やっぱりステーキ1000円ぽっきりというのがいいですね!

また赤身ステーキは単価が安いので

いいところに目を付けたと思います。

 

 

 

◆店舗名

どちらも商標登録していますが、

やっぱりステーキはいきなりステーキに

似ていますがパクリとは言えませんので、

良いのではないかと思います。

 

 

ここで商標についてアドバイス!

ステーキには識別力がありませんので、

要部の「いきなり」と「やっぱり」が比較され

両者は類似していないと判断され

やっぱりステーキが商標登録されたものと思います。

 

このような考え方から「〇〇ステーキ」が商標登録されます。

例えば、「俺のステーキ」(登録5615656)です。

 

 

 

私の個人的意見としては、いきなりステーキは値上げをしたのが

閉店の原因かと思いますが、急激に店舗数を増やして乱立ぎみになり

共食い状態になったのが原因かもしれません。

 

いきなりステーキの知財ポジショニング戦略

で紹介しましたが、下図のポジションになっています。

つまり安くて早いという独自のポジションです。

 

 

 

いきなりステーキ提供スピードが素晴らしいので、

これを活かした知財戦略&ビジネスを展開していけば

これ以上閉店に追い込まれることはないのではないか

と思います。

 

 

やっぱりステーキは2020年6月17日(水)に吉祥寺に出店し、

東京に進出してきました。

2時間の行列は吉祥寺店の話なので、

この状態が続くとは思えません。

今後どこまで出店数が伸びるか楽しみですね。

 

 

 

 

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