年に数回兄弟たちと田舎の実家へ帰っています。
もう両親は亡くなっているので、誰も住んでいません。
主に墓参りのためですが、そのあとで実家の掃除と不用品の整理をしています。
ここ数年、続けています。
昨年の12月には、母屋の2階を片付けました。
いらなくなった寝具や衣類を捨てました。
一度に全部やることは、大変なので、毎回少しづつやっています。
次回は、3月のお彼岸の頃に帰る予定ですが、そのときは、倉庫の整理になると思います。
墓参りのついでにやっているし、日帰りなので、片付けは2時間ほどしかできません。
ですから、完全に実家がきれいになるのは、あと数回かかりそうです。
片付け業者に頼もうか、と考えたこともありましたが、お金もかかりそうだし、いろいろとかえって大変なこともありそうなので、自分たちでずっとやってきました。
そんな業者に関する記事を読みました。
請求はざっくり。後で手のひらを返す
遺品は故人をしのぶ大事なよすがだ。しかしいつまでも所有しているわけにもいかない。だからといって自分たちで片付ける暇もない。そこで遺品整理業者に処分を依頼することになる。ところがこれは、さまざまなリスクをはらんでいるのだ。
この記事では、悪質遺品整理業者のことが述べられています。
よくあるトラブルは、「片付け一式◯◯万円」といったざっくりした見積もりしか出さず、実際の作業が終わると、追加で高額な請求をしてくるケース。こんな業者に、片付け当日になってから「これもついでにお願い」と見積もりにないものの処分を頼んだりしたら、格好の言い訳を与えることになる。見積もりは必ず明細を確認しておこう。親切な業者であれば、遺品ごとの処分費、一般廃棄物処理場の利用費、人件費など、詳細を提示してくれる。
これって、よくありがちなことですね。
見積もりは、しっかりと明細を確認することが大事です。
これは、遺品整理業者に限らないことです。
遺品を片付けていると、通帳や現金が出てくることも少なくない。ほとんどは数万円程度だが、かつてヘソクリで隠していた4000万円の現金が出てきたこともある。悪徳業者であれば、それを遺族に黙って懐に入れてしまう可能性がある。また遺品のなかには、楽器、釣竿、骨董品など一見ただのガラクタにしか見えないものもあるが、このような趣味の品は買ったときに値段を「過少申告」していることも多い。家族が価値を知らないのをいいことに、これらを処分するための費用を請求しておきながら、実際は売り飛ばすこともある。
そしがやの実家の片付けでは、結構な数の古い中国のコイン出てきたことがあります。
きれいにファイルに整理されていました。
両親が収集していたものか、誰かにもらったものかわかりませんが、それなりに価値のあるものでしょう。
そういうのは、業者に任せるとネコババされてしまいそうです。
結局、コインに関心のある甥にあげることにしました。
「このようなトラブルを防ぐには、正式に依頼する前に、電話の応対、身だしなみなどで、業者の質を見抜くしかない」とこの記事では、指摘しています。
その通りでしょう。
とはいえ、こんなトラブルを防ぐ一番の方法は、自分たちでやることでしょうか。
ほかの兄弟たちからは、誰からも業者にまかせようという話は出てこないので、このまま毎年墓参りの折には、実家の整理をすることは続きそうです。
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