新米パパの山ブログ

2012年から登山を始めた、新米パパのblogです。

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一切経山 魔女の瞳とワタスゲ揺れる湿原~ 浄土平 周回 日帰り登山 ~

      2020/11/18

6月の第三日曜日に、吾妻連峰の一切経山に登ってきました~。

緊急事態宣言が解除され、3か月ぶりの登山。
間が空きすぎたので、ゆるハイクとしてチョイスしたのが一切経山。
この山は山頂から見下ろす火口湖が有名で、そのコバルトブルー色の姿から「魔女の瞳」と呼ばれています。

また、麓には湿原が広がり、季節に応じ様々な植物が咲き誇ります。今回登った6月は沢山のワタスゲが風に揺られていました。

ということで久しぶりの登山は、火山・湖・湿原と色々楽しめる山へ癒されに行って来ました!

「リハビリ登山」

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<コースタイム>
2020/6/21
浄土平4:45→酸ヶ平分岐5:25→一切経山6:00→五色沼6:25→一切経山7:10→鎌沼7:50→浄土平9:20

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1.ルート

一切経山へのルートは浄土平からのルート、西吾妻山からの縦走ルートなど、沢山あります。吾妻連峰は登山口が多いですね。
一番登られているのは最短の浄土平でしょう。1時間ちょいで登れてしまうので、オススメです。

今回使用した地図はこちら↓
山と高原地図 磐梯・吾妻 安達太良 (山と高原地図 11)

2.山行記録

夜中に拾ってもらい東北道を北上。
山友さんに会うのも数か月ぶりで、山に行くのも久しぶりです。近況を話しつつ4時間ほどで浄土平ビジターセンターに到着。

星空でも有名なスポットで、暗いうちから多くの車が停まっていました。

じきに明るくなり、早速噴煙を上げる一切経山が見えてきます。

トイレを済ませ、準備をしたら登山開始!3か月ぶりの登山です。

ビジターセンターの裏手から湿原の木道を進みます。

それほど大きくはない湿原ですが、緑豊かなフィールドが広がります。

木道を過ぎると登山道になります。久しぶりの登山なので、足が重すぎる!
休んでる間は自転車に乗っていましたが使う筋肉が違いますね。。

一切経山のダイナミックな姿を眺め、辛さを紛らわせます。

振返れば吾妻富士が輝いています。余力あればあっちも登りたかったけど、久しぶりの山で余力残らずw

登山道には少し雪が残っていました。6月でも残ってるんですね。積雪の多さが湿原を育んでいるのでしょう。

雪が融けると花が咲き始めます。この日よく見たのはコイワカガミ。

そしてチングルマ。この二つは一番最初に咲き始めますね。

ひと登りすると避難小屋が見えてきます。

木道が出てくれば序盤の登りは終了。

すると鎌沼と一切経山の分岐に出ます。鎌沼には後で寄ることにして、先に一切経山へ。

それにしてもガスりすぎじゃない…?!さっきまで晴れてたのに。。標高1,800m辺りにガスが滞留している感じ。

分岐を過ぎると先ほど見えていた酸ヶ平避難小屋があります。中はキレイでした。避難小屋を見ると中を確認するクセがついてます。積雪期に泊まれるかチェックしたいんで笑

小屋を過ぎると緑が減り、ガレた道になります。

それにしてもガスが凄い…5m先が見えない。。これはやってしまったか。

ガスの中 歩き続け、気づいたら山頂に到着。…と思ったら空気大感謝塔。これなんでしょう??

山頂の標識はお隣のこちら。山頂はかなり広いです。

うーん、何にも見えない!!5分ほど待っていても状況は変わらず、下山を決断する人もチラホラ。晴れ予報だったのになぁ。
風が強くガスって寒いので、ひとまず五色沼まで降りてみることに。もしかするとガスの下に出られるかなぁと思って。

五色沼への下り道は序盤がガレ地帯、後半 樹林帯です。

20分ほどで五色沼まで降りてきました。火口湖なので湖の周りは盛り上がっており湖畔までは辿り着けません。

霧の湖畔はとても幻想的。…晴れてくれないかなぁと思いつつ、ここでパン休憩。

と思っていると、ガスが取れてきた?!

慌てて山頂へ登り返します!風が強いだけあってガスの流れも速い。

途中の岩から一枚。いつまたガスるかわからないので、晴れているうちに写真を撮っておきます。(ブログの撮れ高に関わる!)

と思いましたが、山頂に着いても晴れてくれました!さぁ山頂にいる皆さんが何を見ているかと言うと…

こちらの五色沼!朝日に照らされ鮮やかです。これぞ魔女の瞳。(息子がこの写真を見てお尻みたいと言っていたのは内緒)さっきまで左の禿げた所でパンを食べていました。

虚無の世界から一変、日が出ると世界が色づきますね。

物悲しい山頂の風景も晴れれば、印象が一変します。

西を見れば、西吾妻山まで伸びる稜線が見えます。吾妻連峰は山域が東西に広くアップダウンが少ないので、いつか縦走したいんですよね。

最後に360度画像で晴れた一切経山をご覧ください!

一切経山 – Spherical Image – RICOH THETA

無事に景色を見れたら下山します。雲が眼下に広がるので浮遊感があります。

なによりも存在感があるのが、吾妻富士。これぞ火山といった形しています。火口の淵が登山道となっていて、1時間ほどで回れます。

分岐まで戻ってきたら、鎌沼方面へ向かいます。

分岐から鎌沼の間は酸ヶ平湿原と呼ばれています。ワタスゲがゆらゆらと風に吹かれていました。

さっきまでの荒涼とした景色から一変して、緑あふれる景色が広がります。ギャップが凄い…

木道を少し歩くと鎌沼に出ます。沼とついていますが、なかなか大きな湖です。ここだけ見ると火山とは思えない景色。

チングルマとイワカガミが咲き乱れていました。コバイケイソウも株が多かったです。

湖沿いに木道が敷かれていてぐるっと散策できます。

湖を過ぎたら浄土平へ向かいます。吾妻富士の存在感がありすぎ。

左を向けば一切経山。正直そんなに景色には期待していなかったんですが、数時間歩けば山の醍醐味をギュッと味わえる山です。実に贅沢。

いまもなお噴煙を上げており、しばしば通行禁止となる山です。行かれる方は必ず噴火情報をチェックしてください。

浄土平湿原まで降りてくると、一面ワタスゲが綿毛を揺らしていました。
荒々しい火山とのギャップが萌えます。

個人的に耳かきについてるやつに見えて仕方ない笑

車で来れる場所にこれだけの量が生えていれば、人気が出るのも頷けますね。

大群落に興奮して30分ぐらい写真を撮っていたと思いますw いやー色んな景色に出会えた一日でした。

駐車場に戻ってくると、空き待ちの車が行列してました。駐車場は24時間空いているので、来る方は早い時間に行きましょう!

その後、鷲倉温泉で汗を流します。

その後、東北道経由で帰宅しました~。

 

3.あとがき

4時間半ほどの山歩きでしたが、久しぶりの登山にはちょうどよかったです。
やっぱり山はいいですね~。適度な疲労が心地よい!

一切経山は安達太良山のちょっと奥に位置する山なので、首都圏からも十分日帰りで登れます。
山の魅力がギュッと詰まっているので、登り始めたばっかりの方にオススメしたいです!

 

4.装備/持ち物

ウェア
種類 持ち物 使用
シャツ 白馬小屋で購入したシャツ
ソフトシェル パーカ mont-bell ノマドパーカ
ソフトシェル パンツ mont-bell フリーライドパンツ
ダウン mont-bell スペリオダウンパーカ  
雨具 mont-bell ドライテック レインウエア  
靴下 mont-bell WIC.ウォーキング ソックス
帽子 montbell フィッシングハット
 
ギア/道具/食べ物etc
種類 持ち物 使用
ザック OSPREY ケストレル48
夏靴 mont-bell アルパインクルーザー 2500
ヘッドライト ジェントス ヘッドライト ヘッドウォーズ  
カメラ OLYMPUS OM-D E-M10 ダブルズームキット
スマホ 国内版SIMフリー Google Pixel 3a
モバイルバッテリー Poweradd Pilot 10000mAh モバイルバッテリー  
腕時計 LAD WEATHER 高度計/気圧計/温度計/天気予測 時計
ツェルト mont-bell ライトツェルト  
食料 菓子パン・カロリーメイト
飲み物 アクエリアス2L
日焼け止め ニベアサン プロテクトウォータージェル
地図 山と高原地図 磐梯・吾妻 安達太良 (山と高原地図 11)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました~。


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