2020年1月23日木曜日

スキー場営業・グレートブリテン及び北アイルランド連合王国

天の原 ふりさけ見れば 春日なる
  三笠の山に 出でし月かも

今回取り上げるのは、グレートブリテン及び北アイルランド連合王国の営業中の
スキー場です。

(´・_・`) グレートブリテン及び北アイルランド連合王国???
つまり………
イギリスのスキー場を紹介します。m9( ゚д゚)

自然環境を考慮すると、到底スキー文化が根付くとは思えない国土です。
或る年、異常気象で大雪が降り、「雪が有る」からスキー場が休業したという国。
それがイギリスです。

以下の地図は、休廃業したスキー場が含まれていたり、経営移譲に伴う改名を
未反映だったり、新設スキー場等が抜けているかもしれません。
気が付いた範囲で、随時修正したいと思っています。
概ねスキー場の分布状況を俯瞰できる地図だと思います。

山岳が乏しい地形で少雪な島国のイギリスですが、北部スコットランドの山岳地帯
にはそこそこ本格的な山容のスキー場も、一応存在しています。

南部イングランドは平坦地帯にもかかわらず、意外に多くのスキー場が在ります。
但し、それらは極めて小さく、極めて斜度のない、スキー場です。
人工雪なら御の字です。雪すら無く、人工芝滑走前提だったりします。

例えるならば………
ゴルフ場は無いが、打ちっ放しが、結構在る状態。(´・ω・`)
野球グランドは無いが、バッティングセンターが、結構在る状態。(´・ω・`)
スキー場(ski resort、ski area、ski slopes)と定義するには程遠い施設規模で
町外れに在るスキーセンター(ski centre)って感じです。

ですがですが………
これまた意外ですが、結構立派な屋内人工スキー場が要所要所に点在します。
イギリスは、実は屋内人工スキー場大国なのであります!!(((o(*゚▽゚*)o)))
その数と内容は、現在、日本を凌駕しています。

聞けば、イギリスは人工スキー場を発明した発祥国だそうです。
(*^ー゚)b グッジョブ!!流石かつて産業革命で世界を席巻した、イギリスです。

(((;゚д゚))) それにしても、何故にスキーセンターがこんなに在るのか????
悪条件を克服しでもスキーをしようとする、イギリス紳士の異常な熱意!!
もはや『博士の異常な愛情』ならぬ『紳士の異常な愛情』です。

全景:イギリスの営業スキー場


嘗てチャーチルは………
「どんな無理な要求をしても、日本人は笑って承諾してしまって困る。無理な
要求をアッサリ承諾されると、イギリス議会から、もっともっと日本に要求しない
のは手緩いと突き上げを食らい、政府として更に要求せざる得ない。これを繰返し
最終的に、日本は突然ブチ切れ激怒し開戦方針に転じた。日本人は交渉というもの
を理解していない」………と、評したそうです。
このエピソード、私好きです。
交渉、駆け引き、世論、議会、政府………と、色々考えさせられます。

2020年には、すったもんだのブレグジット問題が、いよいよEU離脱の方向で
具体的に動き出しそうです。(´・_・`)
移民問題の負の側面を考慮し決断した国、イギリス。
その決断が、吉と出るか?、凶と出るか?
労働力不足で、外国人労働者受け入れ枠拡大に舵を切った日本の国民としても
イギリスの今後の成り行きは、気になります。(´・ω・`)

ブレグジットについて友人と議論した時、彼は衆愚政治の極みと一刀両断。
私は、重要な決断に国民が直接投票で関われるのは、民主主義の鑑だと、反論。
「衆愚政治の危険の負の側面のリスクを背負わずして、ナニが民主主義だ!!」
「衆愚政治への過度な懸念こそ、エリート気取りの者共(政界学界業界論壇等)
に実質的政治誘導権を付与するのだ!!」
………そう、私は思っています。(´・_・`)

厄介な隣国との国交の継続について、日本国でも直接投票で決める機会を設ける
のも一興………そう、私は思っています。(´・_・`)
まぁ、改憲是非の国民投票すら実現出来ない国ですから、政治屋や論壇屋等は
今後も自らの権益防衛の為に、あらゆる国民直接投票を阻止するでしょうけどね。

話が脱線しました。m(_ _)m スキー場の話に戻ります。
2019-20シーズンの深刻な雪不足で、壊滅的打撃を受けている日本のスキー好きな
国民としましては、雪不毛の地でスキー場を営業する、イギリス国民の逞しさを
見習うべきですよね。

『イギリスの全てのゲレンデに、雪と幸あれ!』
『日本の全てのゲレンデに、雪と幸あれ!』
……………と新年の祝辞を記します。

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