暑さが厳しい今年。
気になる体調管理と紫外線予防。
いつも以上に、塩分とビタミンCを積極的に取り入れる人も多いのでは…?
以前いただいたご質問。
「ビタミンカラーって、どんな色ですか?」
(フリー画像)
「ビタミンカラー」(*)とは、
ある特定の色ではなく、レモンやライムを思わせる柑橘系の色域を指すようです。
*ビタミンCを略して、「VCカラー」とも。
1956年のファッション流行色。
色彩関連の本や検定テキストでは、こんな色。
この頃の時代が求めたのは、明るさや爽やかさだったのでしょうか…。
それから、40年後…
1996年、「アシッドカラー」と言われた酸みの色が再流行。
同じく、柑橘類表皮の橙、黄、黄緑など。
この頃は、紺や黒などダーク系が主流。
そんな中で「色返り」の兆しで流行った色です。
(フリー画像)
同じ柑橘系の色なのに、名称が変わってる…。
ビタミンカラーアシッドカラー
なぜ 私の取るに足らない疑問です。
よく、「レモン〇個分のビタミンC」って、書いてあります。
”ビタミンCの代表は、レモン”
だと思っていました。
ところが、レモンよりもビタミンCの含有量が多い食品は、けっこうあるようです。
野菜では、パプリカやブロッコリー。
果物では、アセロラやグァバ、キウイフルーツなど。
意外でしたが、
せん茶や焼きのり、とうがらしも
参照:食品成分ランキング(文部科学省)サイト
「ビタミンCが 100g中に多く含まれる主な食品群」より
ビタミンC豊富な食品のこんな色使いも、「ビタミンカラー」になってしまう…?
(せん茶 のり とうがらし)
やっぱりイメージが違う…。
そこで、2度目の流行時には、酸みを感じる色に限定したのでは…?
な~んて…。
こんなところにまで、ひとり思いが及んでしまったのでした。
ちなみに、本来のビタミンCは無色だそうです…。
★関連記事
★【関連記事】ファッション流行色
お知らせ
色のしくみと配色を理解してセンスアップ
ファションの配色セオリー『3色までに抑えるとまとまりよく決まる』を基に、
・色のしくみ
・色の選び方やまとめ方のコツ
・バランスのよい配色の考え方
などをお伝えします。ぜひ、気軽に学びにお越しください。
➡『配色センスアップ体験講座』の概要、開催日程は、こちらへ。