配色技法のひとつに、「アクセントカラー」があります。
別名、強調色。
小面積で使うことで、
配色を引き締めたり、
変化を与えたり、
そこへ目を引き付けたりする色。
大きな面積の色と“反対の要素を持つ離れた色”を使うことで、効果を発揮します。
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地味なベースカラー(面積が大きい色)に、鮮やかな色を小面積で目立たせるのが一般的。
ファッションでも、部分的にコントラスト(対比)が強まり、単調なコーディネートにも変化が生まれます。
効果的に使いたいですね!
服では、ベーシックな色や抑えた色の面積が大きくなります。
理論上だと、鮮やかな一色を投入すればいいのですが、目立つ色のアイテムを持っていないという方や、小面積でも派手な色を取り入れるのに抵抗がある方もいますよね。
“反対の要素を持つ離れた色”は、派手色×地味色だけではありません。
そこで、目立ちすぎることなく反対要素を取り入れて、色を離すには・・・
ベーシックカラーどうしで反対要素
ブラウンやベージュ×ネイビー(色みで離す)
黒を使って反対要素
例えば、
引き締め役の黒×ぼんやり配色
<検定情報>
*新公式色彩検定テキストでは、アクセントカラーに黒を使った配色例が加わりました!
質感で反対要素
例えば、
光沢なし(マット)×メタリックカラーや金属色
小さな面積で“反対要素”を足すと、文字通り、シンプルなファッションのアクセントになりますね。
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