ざっくり収支公開【5棟目&6棟目】 | 関田 タカシ『ぼくと不動産』

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昨日、無事に売却決済が完了しました!

 

延べ棟数だと
【5棟目&6棟目】
名古屋市内の2棟一括マンション。

 

書籍のネタにもなると思うので、
収支を公開してみます。

 


購入
取得金額:3600万円
・印紙代:1万円
・仲介手数料:123万円
・固都税負担:25万円
・登記費用:173万円
・取得税:180万円
・ローン事務手数料:60万円

--------------

A)取得費用合計:4162万円

 

 

【運用中収支】期間約8ヶ月

稼働:後半 14戸中3戸
月額)賃料:19万円
月額)返済:17万円
月額)運営費:2万円

-----------

B)運用益合計:ほぼ「0」

 

 


売却
・売却価格:6,000万円
・固都税清算:48万円
・印紙代:-5万円(領収証含)
・返済手数料:-72万円
※価格交渉に応じた為、
  販売時仲介手数料無し

------------

C)売却時収支合計:5971万円

 

 

  C) 5,971万円
- A) 4,162万円
- B)    0万円
________________
粗利) 1809万円

 

 

【融資組立】
借入:3600万円(本体分フルローン)
自己資金:560万円(諸費用:取得税含む)

--------
CCR:323%(Cash On Cash Return)

 


結果だけみれば、
「すごく儲かる案件」
見えてしまうのですが、
それなりにリスクのある案件だったので、
万人向けではありません、玄人向けです。

 

特にBの【保有中収支】を見てもらえれば一発ですが、

あれだけ世間では大切だと言われる

毎月のキャッシュフローを

「ほぼ無視」した不動産投資です(笑)

 

 

実際、この案件は私の本業の勤務先
仕入をするかどうか、協議には上がったものの、
「買わない」と否決されたものです。


(詳細は昨年11月のブログ)「-決済完了-」
https://ameblo.jp/takashisekita/entry-12332668280.html


会社で使う予定の融資が引っ張れず、

(上席)「んー、違反建築だし旧耐震混ざってるし
     融資でないなら買いたくない。
     やるなら買っていいよ。」

 
(関田)「・・・・・・・・・・買います。」


こんな流れで取得した物件です。


この物件の良いところは、
土地が広く、
【路線価ベースだけで、
 
約8000万円の評価が出てしまう】尖り方。


反面、リスクとしては先程の

違反建築
旧耐震(片方は新耐震)

に加えて

・1棟(古い方)が丸々空いている
修繕フルにやったら2000万前後
・結構な駅距離

こういった部分を飲み込む必要がありました。


同時期に他にも気になる物件があったため、
自分で購入せずに、他の人に
買主のポジションをそのまま譲るのもどうかと、
複数名(お客様や社内の営業担当者)にも
ヒアリングしたものの、

 

同 僚)「評価が出るのはいいけど怖い。」

 

他業者)「安くは感じるけど、
     本当に出口が取れるのか分からなくて怖い」

 

お客様)「修繕の金額が重たそうだから怖い」


こんな回答ばかりでした。

 


これらのネガティブ意見に流されそうになりながらも、
この物件のポジティブ要素

 

土地評価の下支えがあって
 お金をかけて修繕しても、
 十分にキャッシュマシーンとして
 稼働するポテンシャルがある。

 

・気長に追い出しに動いて
 土地値の売却もアリ

 

・違反建築状態も、
 数年後に控えた区画整理で改善の余地あり


・【そして、やっぱり割安感が有る!】

 

これらに注目し、
自分に言い聞かせて、

リスクを取った結果が冒頭の

 

CCR300%超です。

※入れた自己資金が3倍の意。

 


1年間くらい気長に販売活動してみて、
積算重視で買いに来てくれる人がいたらヨシ、

 

売れなかったら、自己資金を入れるか、
融資を引いてバッチリ修繕して
しばらく保有してから売ってもヨシ、

 

修繕をするまでの間は、ほとんどお金を産まないか、
さらなる退去が有るとCFはマイナスになるリスクはあるものの、
他の物件からの賃料収入を充てれば、
最悪耐えられるか…。


こんな風に
ベスト・ミドル・ワースト
シナリオを描いて、
「えいやっ!」と行きました。

 


ただ、「超高く(低い利回りで)売り抜けたぜ!」


というわけではなく、

大きめの修繕費用は掛かるとは言え、
私の売却時満室想定表面利回り
『16%』くらいです。

 

それでも路線価より下の金額ですから、
私から購入していただいた買主さんから見ても、
決して悪くない掘り出し物ではあったと思います。

 


儲かりそうな物件がいざ目の前にきても、
取りにいけるかどうかの決断
自分自身でするしかありません。


銀行の融資がつくからとか、
業者のサブリースが付くからとか、
他の人に提示された材料だけではなく、

 

自分が納得できる判断の組み立て方が出来るように、
慣れておくのがオススメです。


特に↓の本とかで☆

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