「失言」にうんざり。 | 熱党のブログ

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桜田五輪大臣が失言で更迭。

 

以前から失言等で話題になっていたので、野党はここぞとばかりに与党の攻撃材料に。

騒ぎごとが大好きなマスコミも煽り立てる。

これは「やばい!」とただ支持率だけを気にして、躍起になって弁明する与党。

 

この状態、国民は望んでいるのだろうか?

 

今の日本が議論すべきはここなのか?

 

もう、うんざりである。

 

桜田氏は過去の失言等もあり、「またデタ!」という感じで批判している。

大臣の器でなかっただけ。

所詮、大臣の半分以上が肩書きを与えるためだけで任命されている。誰がなっても同じ。

そんなことも分かっていながら、こんな時だけ「大臣」がとても偉い身分のように扱う。

なんか違うだろう。

 

今回、東北の震災を軽視しているとのことで、批判している。

しかし、批判している野党もマスコミも、東北に関しては、桜田大臣と同じ。

何かあれば「東北に寄り添う」ような態度を示していても、四六時中東北のことを考えている訳ではない。

 

ただの「桜田義孝」いじめ。

ただ、これを使って、与党のイメージを悪くする材料に使っているだけ。

これを使って、視聴率が上がってくれれば良い、雑誌の部数が上がれば良い。

 

もう、吐き気がしてくる。

 

 

 

私は阪神の震災を経験した。

あれから20年以上もの歳月が流れている。

身内にはあの震災から生活が一変し、今もそれを引きずっている親戚もいる。

 

今は沖縄にいる。

沖縄では基地問題がある。

本土からは沖縄は基地が集中していて可哀想との同情の声も多く聞くが、本土の基地反対の方も容認の方の意見も基地問題に関して、実態をちゃんと把握できている人は少ない。

そんなものだ。

当事者でなければ分からない。

那覇に住んでいれば、宜野湾市や辺野古住民の本当の感情は分からない。

悲しいかな、これが現実だ。

 

東北で本当に苦しんでいる人の生活や気持ちを、ちゃんと理解できている人は、日本に一体何人いるのだろうか。

それでも真面目に取り組んでいる人もいるだろう。

桜田大臣の失言で何時間もテレビの時間を使うのであれば、今の東北の状態を少しでも報道してもらいたいと思っている人が本当は多いのではないかと思う。

 

大臣の失言でギャーギャー騒いでいる与野党の国会議員やマスコミ。

もううんざりである。

今日本が直面している多くの問題にちゃんに向き合える政治や報道が行える世の中になってこそ、日本が一流の国になるのではないかと思う。

正直、今の日本は三流以下だろう。

特に、野党とマスコミは。