翁長雄志知事からの損失 | 熱党のブログ

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沖縄県は、翁長知事、そして玉城デニー知事と辺野古反対の知事が誕生してから6年弱。

そしてこの知事を支持する人たちも多い。

 

しかし、辺野古反対をすることで一体、沖縄をどこに向かわせたいのか。

 

そもそも、日本一危険な普天間基地の除去を切願していた沖縄。

20年も歳月をかけ、ようやく辺野古移設が決定し、工事が始まったら、今度は辺野古埋め立て反対!

何か変ではないか?

 

普天間基地の危険性除去は、本当の意味でのオール沖縄の思いだ。

 

しかし、翁長知事となり、本来の目的を忘れているのではないか。

普天間の閉鎖と辺野古とは別で考えるべきなどの主張があるが、本末転倒である。

普天間基地の移設先が辺野古なのだから。

 

何より、辺野古移設をなんとしても阻止すると言いながら、辺野古の工事は着々と進んでいる。

 

政治家として現実性のない公約を掲げ、実際に実現できないのであれば、詐欺である。

それでも、今の県政を支持している人たちは、普天間や辺野古云々ではなく、ただ政治的に政府を批判したいただけなのではないかと思う。

 

右と左が明確に分裂し、オール沖縄など存在しなくなってしまった。

さらに、沖縄が過去の戦争で経験したきた歴史を前提に「戦争をしてはいけない」という純粋な思いがあったが、今、沖縄で「戦争をしてはいけない・・・だから辺野古は作らせない」との主張に結びつく。

平和を願っている沖縄のイメージは、ただ左派の主張というイメージに変わってしまったのではないかと思う。

革新系政党から出馬した玉城デニー知事となり、さらにその色は強くなったように感じる。

 

 

結局、普天間基地の危険性を長引かせているだけなのが実情だ。

 

政府を相手に様々な裁判も行なっているが連敗。負けるどころか門前払いも多い。

その裁判費用、弁護士代、全て税金である。

何度も、県民大会も行なっている。これも税金である。

法的に何の拘束力もない県民投票を行なった。これも税金だ。

翁長知事も玉城知事も、辺野古反対を訴え、渡米したり海外に行っている。これも税金である。

玉城デニー知事は、全国キャラバンなどを行なっているが、これも税金である。

そのコーディネートの業者との癒着も問題になっている。

また、普天間基地の存続が長引くことでどれだけの税金が必要なのだろうか。

普天間基地の跡地利用で基地収入よりも多くの経済効果があると翁長知事は試算していたが、普天間基地がそのまま存続していることには疑問や矛盾は感じないのか。

 

何より、辺野古反対に時間が割かれ、それ以外の本来行うべき県政の舵取りがおろそかになっている。

そに伴う県民の損失は大きい。

観光客は伸びているが、そんなものは、今日本全体が伸びているのであって、将来の観光産業に関しては、今手を打って置かなければ、どれだけ那覇空港の滑走路が増えても経済効果は低いだろう。

観光客が増えると、同時に観光向けのインフラを整備が必要となる。単純に増えるだけでは産業として成り立たない。

 

また、普天間基地の跡地をどうするのかなども具体的に進んでいな。

仲井真知事自体に少し動き始めたものも停滞している。

 

将来の沖縄は、観光だけでは外的要因で左右されるため、様々な産業を育てなければならない。

その部分も、ぼやっとした会議ばっかりで具体的に知事や県政は舵取りをしていない。

会議をしていれば仕事をしている気になっている昭和親父かと思う。

 

さらに、沖縄の最大の観光資源である、自然環境も破壊が続いている。

県として厳しい条例を敷かなければ、数十年もすれば沖縄の魅力は半減するだろう。

 

翁長知事が誕生してからの沖縄、そして沖縄県民の損失というのはどれくらいなのだろう。

辺野古反対をするのは自由だが、実現できないものにどれだけの金をドブに捨て、将来に向けての計画もせず、現実の問題も後回しにしている。

こんな人たちは政治家でも何でもない。

無責任なただの市民運動家である。

 

それでも県民は今の県政を支持するのか?

沖縄県民は、ちゃんとした政治家を選択しなければ、沖縄の将来は暗いだろう。

将来の子供達に明るい沖縄を残すのであれば、辺野古に目を向けている政治家を選んでいてはいけないと思う。