前回の記事の続きです。
自分の物の片づけと、他人の物の片づけ方は全くの別物。
これが、一番最初の気づきでした。
2000年といえば「捨てる!技術」が出版された年。
読まれた方も多いのではないでしょうか。
「捨てる!」技術新装・増補版 (宝島社新書) [ 辰巳渚 ]
756円
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当時の私は…
手に取りましたが…。
その時の私には合わない、と感じました。
片づけたいものが自分の物や自分の家ならば思いっきり「捨てる」こともできるかもしれませんが。
他人の物、しかも「遺品」を私の意志で捨てることなどできず。
義理の家族、といっても挙式後1か月もたってない。
しかも、披露宴入れて数回(片手に余るくらい)、短時間しか接してない人の物
明らかな不用品を処分するので精一杯でした。
不用品と思っていても、本の中にお札が挟まっていたり。
壺の中に小銭がギッシリ…
という事も実際にあり。
一気に捨ててしまう、という事はためらわれました。
お金が出てきても嬉しくはなかったですね。
「なんでこんなところに」って、腹立たしい気持ちにしかなれませんでした。
当時は「親の家」の片付けはまだ話題にはなっていなかったと思います。
周囲にもそういう人はいなくて。
友達に話しても反応は薄い。
楽しい話題ではないのでこちらも話さなくなる…という感じ。
私がライフオーガナイザー®として活動を始めた時
最初にしたことは「茶話会」
片づけの話を何でも話せる、アドバイスもあり、という小さなお茶会でした。
しばらくはこれがメインの活動でした。
安心して「片づけ」の話ができる場を作りたい。
これは今でも私の中にあります。
最近では、個別の片付け相談、セミナーがそういう場になっています。