またもやご無沙汰しております。

タイトル見てお分かりかと思いますが、

今年度、PTA会長になってしまいました。

お話が舞い込んできたときは

「へ？　なんで私？」

青天の霹靂ってこういうことを言うんだって思いました（笑）

なにせ人前で話すことなんて大の苦手。

PTA会長なんて、総会であいさつしたり、入学式とか卒業式とか、その他もろもろのイベントごとには

必ず壇上に上がってご挨拶とかしてたりするじゃないですか。

絶対無理。無理。無理。

いきなり執行部で、いきなり会長って無謀だと思うのね。

せめて副会長で！！って懇願したんだけど

「大丈夫、大丈夫、あなたならできるから」ってにこやかに押し切られました。

前々会長はカリスマ的存在感のある会長で、前会長は前々会長とはまた違うけれど、決断力のある頼りになる会長で。

で、今度は私って落差が激しすぎやしませんかね～？

「いや、のほほ～んとやってくれそうでいいと思う」

「うんうん、ふんわりとね」

って、褒められている気がしないのですが…。💦

そんなこんなで会長候補になり、

次は総会ですよ。

今年度はこのコロナ禍でありとあらゆるイベントが中止になりました。

入学式は予定通りやっていただけましたが、

その後は休校、自粛生活とかなりストレス過多の時期が続き、

6月に入ってようやく学校が始まってくれて日常が戻り始めたところです。

当初は5月の頭に予定されていた総会も、

新旧役員と関係する先生方だけの出席で、あとは委任状で決議という形。

おかげで大人数の中でのあいさつは免れましたが、

やっぱり人前は緊張するの～。

考えていたあいさつ文は途中がすっぽ抜けた気がしましたが、

とりあえず「一年間、よろしくお願いします」で無理やり締めた感（笑）

総会が終わった後に、

「やっぱり苦手～」と前会長、校長先生、副校長先生を交えてお話しましたが、

「えーなに、なんで？大丈夫だって」とは前会長。

「私も苦手ですよ。得意な人なんていませんから大丈夫」は校長先生。

「大丈夫、大丈夫。みんなそんなに気にしてないし」って副校長先生。

ため息しか出ない（笑）

みんな優しい方ばかり。

これは慣れるしかないんだろうなぁ。

今年度はほとんど活動ができないから、楽な方なんだとは思います。

それでも細々とお仕事が舞い込んでくるので、

資料を見ながら勉強中です。

PTAを担当してくださっているH先生とお話しているときに、

PTA関連の本でベストセラーになっているコミックエッセイがあって、それが面白かったと勧められました。

タイトルは？と聞いたら忘れたとおっしゃるので、（笑）

本屋さんに行ってみたけれど、見つけられず。

kindleで見つけたのが

下に紹介した「まさかわたしがPTA！？」です。

たぶんこれじゃないかなぁとは思うのですが、タイトル忘れたと言われてしまったので確かかどうかは分かりません。

訳も分からず始めたPTA役員のお仕事奮闘記。

まず何をしていいのか分からないってのが不安の原因なんだなってわかります。

面倒だからやりたくないってのも分かる。

でもね、それだけじゃないんだよって。

役員やったあとみんなが（一部かもしれないけど）楽しかったって言うのは、きっとそう言わせる何かがPTAにはあるんだろうな。

同時期に図書館で借りていた

「ある日うっかりPTA」

「七人の敵がいる」

こちらも面白かったです。

「ある日うっかりPTA」の筆者はいままでPTAにそれほど関心を持っていなかったけれど、

知らない世界を知ることが出来るかもという期待から引き受けている。

それはちょっと自分にもあって、

自分の知らないことを教えてもらえそうだ。新しい世界の扉がもしかしたら開かれるのかもしれない。

PTA会長なんてそうそうなれるものではないしね。

共感した部分もあり、最後まで面白く読めました。

「七人の敵がいる」は小説仕立てで、主人公の言動に難ありなところはあるんだけど、ありとあらゆるところに敵はいるんだなと

面白おかしく読み終えました（笑）

がっつりお仕事をされている方にはPTAの役員になるのはやはり難しいことだと思います。

自分もお店をもってお仕事をしていますが、

週末のみ。

動けると言えば動ける身でもあります。

これ以外でも、どの本を読んでも、PTA役員を引き受けてもらえる人を探すのが大変なことは書かれていて、

PTAの活動を知らないが故に、やってもらえないみたいな感じもある。

あとはPTAそのものが要らないというPTA不要論。

そこはまだ分からないことだらけです。

何が必要で何が不要なのか。

難しいことは追々勉強しながらでいいかなぁとのほほんと構えています。（笑）

まさかわたしがPTA！？ (コミックエッセイ)

今年度はとにかく動かないのが基本方針のようですので、

お仕事自体はそれほどなさそうですが、

このコロナ禍が今年だけとは限らないようにも思えます。

もしかしたら何年も続くのかも？と考えたときに、新しい生活様式を求められているこのコロナ禍で、

PTAも新しい形を探していかなくていけないんじゃないかなと思っています。

改革する！なんて大それたことを考えているわけではないです。

ただやりようを変えてみるのもいいのではないかと思うだけです。

いかんせん、就任したばかりで右も左も分からない人間が、良い案など出てくるわけでもないんですがね。