ちゃこ花房~本日も波瀾万丈~

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健康で楽しく生活できたらそれが一番
周りの人たちを、元気にできる自分でいたい。

NHKドラマ10 天使の耳〜交通警察の夜

2024年04月24日 | テレビドラマ
『天使の耳』(てんしのみみ)は、東野圭吾による日本の短編推理小説集。
1992年、『交通警察の夜』の題名で実業之日本社より単行本が刊行。
1995年、『天使の耳』に改題されて講談社文庫版が発売された。
2024年4月2日より、地上波のNHK総合「ドラマ10」枠にて再編集版が全4回で放送


交通事故ーその瞬間から真実は歪み始める。東野圭吾原作のヒューマンサスペンス。

誰もが身近であり、決して起きてほしくないもの、それが交通事故。
無自覚な行動が、不幸な事故を引き起こす。
しかし交通事故は、その“瞬間”を目にしていなければ真実はわかりにくい。
捜査員たちは、自分たちの無力や法律の壁に憤り、被害者や遺族の悲しみに苦悩しながら、奔走したったひとつの些細な可能性から真実を突き止める。
しかし―たどり着いた真実の先には、さらなるどんでん返しが待ち受ける。
交通課捜査係のバディ捜査官が、交通事故という非日常が浮き彫りにする人間の業をあぶり出す。



原作
東野圭吾
『天使の耳』

脚本
荒井修子

演出
河原瑶(テレパック)

出演者

【出演】
小芝風花、
安田顕
泉里香、
中村ゆりか、
飯沼愛、
前川泰之、
溝口琢矢、
吉住、
石田ニコル、
足立梨花、
植木祥平、
小松利昌、
前田航基、
阿部亮平、
森迫永依、
草川拓弥(超特急)、
稲葉友、
小栗基裕、
赤坂泰彦(声)、
高島豪志、
ノモガクジ、
内藤理沙、
川瀬莉子、
大河内浩、
窪塚俊介、
中島ひろ子、
山下容莉枝、
東貴博、
星野真里、
檀れい

【あらすじ】

陣内瞬(まどか)(小芝風花)。総務課から交通課に配属されたばかりの新人交通警察官。
巡査部長の金沢行彦(安田顕)を教育係にバディを組んでの最初の交通事故は、深夜の交差点での衝突事故。
外車の運転手は青信号を主張。一方の軽自動車の運転手は病院で死亡。
両車両ともドライブレコーダーを装備しておらず、どちらが信号無視をしたか不明になるところ、死亡した運転手の妹が青信号だったと主張する。
妹は目が不自由だった。事故当時、後部座席に同乗しており、カーラジオから流れていた松任谷由実の「リフレインが叫んでいる」の歌詞のタイミングで証明するというが…。
それから―
前を走っていた車からポイ捨てされた空き缶で失明をした婚約者のために、その車を探す行動が思わぬ事件の解決へとつながるエピソードや、
あおり運転に遭い事故を起こしてしまった若葉マークの女性が抱えていた真相、
心無い路上駐車が巻き起こす不幸ど、日常に起こりうる交通事故がもたらす人々の運命の急転を、バディ捜査官の奮闘を通して描く。
そして―
事件を追うなかで、陣内は金沢の抱える悲劇に突き当たる。


【感想】

東野圭吾は【秘密】を読んで一時期はまった作家だが、『天使の耳』は知らなかった。
彼の若い頃の作品のようだが、NHKのドラマは当たりが多いのと、東野圭吾の作品は展開が(どんでん返し等)面白いので1話から見た。
4つのストーリーが繋がり、最終話意外な結末。巧いが悲しい結末でもある。

交通事故は決して他人事ではない。いつ何時加害者、あるいは被害者になるかも知れないし、
その時点で大きく自分の人生が変わってしまう可能性もある。
どれだけ気をつけても巻き込まれる可能性もあるのが車の事故だ。

それにしても安田顕さんの演技、実に巧い。
役柄の幅が広く、目や表情で語る、どんな役でも演じれる役者さんだ。
























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トップガン マーヴェリック

2024年04月22日 | 映画
2022年(米)

1986年の『トップガン』の36年振りの続編。
監督はジョセフ・コシンスキー、脚本はアーレン・クルーガー、エリック・ウォーレン・シンガー、クリストファー・マッカリーが務める。
トム・クルーズとヴァル・キルマーが前作から続投し、ジェニファー・コネリー、マイルズ・テラー、ジョン・ハム、グレン・パウエル、ルイス・プルマンらが出演する。

監督
ジョセフ・コシンスキー
脚本
アーレン・クルーガー
エリック・ウォーレン・シンガー(英語版)
クリストファー・マッカリー
原案
ピーター・クレイグ
ジャスティン・マークス(英語版)
製作
ジェリー・ブラッカイマー
トム・クルーズ
クリストファー・マッカリー
デヴィッド・エリソン
出演者
トム・クルーズ
マイルズ・テラー
ジェニファー・コネリー
ジョン・ハム
グレン・パウエル
ルイス・プルマン
エド・ハリス
ヴァル・キルマー
音楽
ハロルド・フォルターメイヤー
レディー・ガガ
ハンス・ジマー
主題歌
レディー・ガガ
「Hold My Hand」

【あらすじ】
アメリカのエリート・パイロットチーム“トップガン”は
かつてない世界の危機を回避する、絶対不可能な【極秘ミッション】に直面していた。
ミッション達成のため、チームに加わったのは、トップガン史上最高のパイロットでありながら、
常識破りな性格で組織から追いやられた“マーヴェリック”(トム・クルーズ)だった。

映画★★★★
【感想】

映画館の大スクリーンで見てみたい映画だがNetflixで視聴
数年前、家の近所にあったイオンシネマが潰れてしまった。
自転車で5分もかからず行けた映画館だったのに。
ちくしょーーー!


36年前の前作『トップガン』を、再度見直して視聴した。

トムクルーズは、それなりにオッサンになっていたがやはりいい男だ。

前作でパートナーだったグースが事故死してしまったが、
本作ではグースの息子、ルースターがトップガンの一員にいる。
マーヴェリックとは、ことごとく対立する。

かつてライバルだったアイスマンは海軍のトップになって登場する。
アイスマンを演じるのは前回同様マーヴェリックのかつてのライバルであるヴァル・キルマー。
キルマーは、実は2015年から喉頭がんで闘病生活をしており、本作ではカメオ出演だ。

若手もいいが、バル・キルマー、アンソニー・エドワーズ、ジェニファー・コネリーらが見れるのは実に嬉しい。エド・ハリスは悪役が多いが好きな俳優だ。
とにかく渋い。
「トゥルーマンショー」、「アポロ13」、「ビューティフルマインド」、「ザ・ファーム/法律事務所」、「スターリングラード」、「ザ・ロック」等など。

とにかく空中戦闘シーンが圧巻。





















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NHK BS 【船を編む』 〜私、辞書作ります】最終回 

2024年04月22日 | テレビドラマ
辞書作りにかける情熱を描いた大ベストセラー『舟を編む』を、新入り社員・岸辺みどり(池田エライザ)の視点で連続ドラマ化
大人気ファッション誌の編集部員・岸辺みどり
雑誌の廃刊が決まり、突如異動になった先は辞書編集部
そこは、ぼさぼさ頭で超がつくほどの生真面目上司・馬締光也(野田洋次郎)を筆頭に、くせ者ぞろい。
みどりは、彼らに翻弄されながらも、一冊の辞書を作るために十数年間に及ぶ時間と手間をかける根気と熱意に触発され、次第に自らも言葉の魅力を発見、辞書編さんの仕事にのめり込んでいく辞書「大渡海」を完成させるまでの、辞書編集部員たちの奮闘物語。

NHK BSで日曜日の夜10時から放送されていたドラマ『船を編む』が今日で最終回だった。
このドラマが始まる前の番宣を観て面白そうだと1話から見てきた。
映画もの観て、原作も読んでみた。そして広辞苑の辞書を購入する、とどっぷり、『船を編む』にはまってしまった。

このドラマは、原作とは時代背景も今に置き換えて、主人公も違うが脚本もキャストも素晴らしかった。
編集部員の人物像も丁寧に描いていて、一人一人が実に魅力的だ。
皆に共通するのは、『言葉』へのこだわりと辞書編集への熱量だ。

セリフも、深くて心に響くものが散りばめられていた。

「苦しい時、そばに、体温を感じられる距離にいられることと比べたら、言葉なんて無力です」
「つながるために、人は言葉を生み出したのだと、そう思えてならないのです」



タイトルの『船を編む』とは、辞書は言葉の海を渡る舟、編集者はその海を渡る舟を編んでいく」という意味で書名につけられたものだ。
三浦しをんの著書の最後にこんな言葉がある。

辞書の編纂に終わりはない。希望を乗せ、大海原を行く舟の航路に果てはない。

「辞書」は、言葉の意味を調べるために使う道具で「引く」物だとおもっていたが、
ドラマや三浦しをんの小説を読んでいると「辞書」は読むこともできるのだと
辞書を寝室に置いている。


































柴田恭平さん、幾つになってもダンディで渋い❣️










辞書は5年から10年ごとに改訂されるらしい。
私が今使っている広辞苑の辞書は第6版で(2008年1月11日)最新版は第7版(2018年1月12日)
辞書の改訂は古い言葉や調べなくなっているような項目、時代とともに語釈の変更が必要になったり、
逆に時代を反映した言葉が新たに追加される。

言葉の語釈は、辞書によっても若干違う。
『新明解国語辞典』の『恋愛』が興味深い


第5版
「特定の異性に特別の愛情をいだき、高揚した気分で、二人だけで一緒にいたい、精神的な一体感を分かち合いたい、できるなら肉体的な一体感も得たいと願いながら、常にはかなえられないで、やるせない思いに駆られたり、まれにかなえられて歓喜したりする状態に身を置くこと。
第6・7版
「特定の異性に対して他の全てを犠牲にしても悔いないと思い込むような愛情をいだき、常に相手のことを思っては、二人だけでいたい、二人だけの世界を分かち合いたいと願い、それがかなえられたと言っては喜び、ちょっとでも疑念が生じれば不安になるといった状態に身を置くこと
第8版
特定の異性」が「特定の相手」に変更され、同性愛も包括するものとなった。



【本日の辞書】

あ・む【編む】
①糸・竹・籐・針金・髪などを打ち違えに組んで、衣類・敷物・家具・垣・髪型などを作る。
重ね➖・む 「毛糸で手袋を➖・む

②諸書の文を集めて書物を作る。編集する。「歌集を➖・む」

            出典 広辞苑(岩波書店)


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12人の怒れる男

2024年04月21日 | 映画
『十二人の怒れる男』(じゅうににんのいかれるおとこ、12 Angry Men) (米)
1954年製作のアメリカのテレビドラマのリメイクである1957年製作のアメリカ映画。

制作:ヘンリー・フォンダ
制作・原作・脚本:レジナルド・ローズ
監督:シドニー・ルメット
撮影:ボリス・カウフマン
音楽:ケニオン・ホプキンス
出演:ヘンリー・フォンダ、リー・J・コップ
      エド・ヘグリー、E・G・マーシャル

【あらすじ】

父親殺しの罪に問われた少年の裁判で、陪審員が評決に達するまで一室で議論する様子を描く。
法廷に提出された証拠や証言は被告人である少年に圧倒的に不利なものであり、陪審員の大半は少年の有罪を確信していた。
全陪審員一致で有罪になると思われたところ、ただ一人、陪審員8番だけが少年の無罪を主張する。
彼は他の陪審員たちに、固定観念に囚われずに証拠の疑わしい点を一つ一つ再検証することを要求する。
陪審員8番による疑問の喚起と熱意によって、当初は少年の有罪を信じきっていた陪審員たちの心にも徐々に変化が訪れる。


【感想】★★★★★

息子が父親をナイフで刺し殺した事件の陪審員として集められた12人の男たち。
誰もが有罪は決定的だろうと考えていた矢先、
1人の陪審員が無罪を主張し、事件について再度検証を始める。
法廷物の原点とも言える名作である。
実に巧い。
舞台は裁判所の陪審員室。
登場人物は12人の陪審員と判事、監視員、
そして容疑者の少年は冒頭にセリフもなく顔だけの出演。
つまりほとんどの部分は、
陪審員室で12人の男達が討論しあう場面だけで構成。
景色が変わるわけでもなく、衣装を変えるわけでもなく回想シーンすら無い。
セリフがほとんどの映画である。
それにしても陪審制度の怖さを思い知る。
陪審員の人間性、その時の感情や、
置かれている状況などにも左右されるだろうし、
「偏見」というものは事実を曇らせる。
文句無しに、十分堪能できた作品である。























昨夜古い付き合いの友人夫妻と4人で外食をした。
話は大いに盛り上がり好きな映画の話になった時、ご主人がタイトルを思い出せずにいたが、ヘンリー・フォンダ、法廷物で『12人の怒れる男』だとピンときた。
帰宅後30年近く前に作った自身のホームページに書いたこの映画の感想を読み返してみた。

モノクロの古い映画だが、法廷物の原点とも言える名作なのは間違いない。


今観てみたい映画はこれ。

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 2023年11月29日に逝去した名脚本家・山田太一氏の小説『異人たちとの夏』は、1988年に大林宣彦監督の手によって映画化された作品だ。 孤独な日々を過ごしていた主人公...

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コメント (2)
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トップガン

2024年04月18日 | 映画
トップガン』(原題: Top Gun)1986年(米)


監督:トニー・スコット
脚本:ジム・キャッシュ
   ジャック・エップス・ジュニア
製作:ドン・シンプソン
       ジェリー・ブラッカイマー
製作総指揮:ビル・バダラート

出演者: トム・クルーズ
            ケリー・マクギリス
            ヴァル・キルマー
            アンソニー・エドワーズ
            トム・スケリット
            マイケル・アイアンサイド
            ジョン・ストックウェル

音楽:ハロルド・フォルターメイヤー
       ジョルジオ・モロダー

撮影:ジェフリー・L・キンボール
編集:ビリー・ウェバー
        クリス・レベンゾン


1986年の全米興行成績1位を記録し,主演のトム・クルーズは一躍トップスターの仲間入りを果たした。
助演のヴァル・キルマー、メグ・ライアン、アンソニー・エドワーズ、ティム・ロビンスら、
若手俳優の出世作としても知られる。
製作にはアメリカ海軍が全面協力し、ミラマー海軍航空基地(英語版)や空母「レンジャー」内で撮影が行われたまた、俳優達はF-14トムキャットの後席で体験訓練飛行をした。

【あらすじ】
エリートパイロット養成所「トップガン」にやってきたマーベリックたちトップクラスの男たちは、
実戦さながらの厳しい訓練に明け暮れる。
マーヴェリックはアメリカ海軍の艦上戦闘機・F-14のパイロット。
秘匿事項とされた父親の謎の死の影を引きずり、野生の勘を頼りに無鉄砲で型破りな操縦を行うパイロットである。

女性教官チャーリーとの恋、ライバルのアイスマンとの激突、訓練中の事故による親友グースの死を経て、成長していくマーベリックは、やがて敵ミグ戦闘機との実戦に出撃する。

★★★★★

【感想】

20代で観たトップガンを、最新作のトップガンマーヴェリックを観る前に観てみた。
40年ほど前の映画だが、とにかくサントラが抜群に良いのがこの映画だ。
トップガンでトム・クルーズは一気にスターダムにのし上がったが、
ヴァル・キルマー、メグ・ライアン、アンソニー・エドワーズ、ティム・ロビンスら若手も一気にこの作品で出世していく。
とにかくみな若いし、眩しい。
精鋭の若いパイロットたちの青春映画で、見応え満点のスカイアクションだ。

若い頃、劇場で観た『レインマン』以来、トムクルーズの映画を好んで観てきた。
サングラスに、バイク、ファッションにアクション、何をとっても最高だわ
精悍な顔立ちのトムクルーズの歯に噛んだ笑顔はキュート。
バニラスカイ、ミッションインポッシブル、ハスラー、アイズワイドシャット、
カクテル、7月4日に生まれて、インタビュー・ウィズ・ヴァンパイヤ、ザ・ファーム、
カクテル・レジェンド…..
また観てみたい

























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