先日、貴重な機会をいただき

東京国立博物館の表慶館で開催された

カルティエの最新コレクションの

イベントに伺ってきました。

カルティエといえば、パリで創業した

王族御用達の世界屈指のジュエラー。

「王の宝石商、宝石商の王」と

言われているのはあまりに有名な話です。

普段なかなか目にする機会のない

ハイジュエリーを見せていただけて

良い「目の保養」をさせていただきました。

最新の１点物のジュエリーから、

過去に一度ヨーロッパの貴族や

ロイヤルファミリーの方々の手に渡り

それをまたカルティエが買い戻した物など

美術的な価値の高い物まで様々。

今回パリのカルティエの本社の方と

一緒にコレクションを拝見させていただく

機会に恵まれ、作品ごとに詳しいお話を

聞かせていただき、知識を深める事が

できました。

目の保養の聞くとみなさんは何を

思い浮かべるでしょうか？

今回のような普段なかなか目にする

機会のないジュエリーのような高級品。

ため息の出るような芸術作品。

絶景と言われる息を飲むような景色。

中には好みのタイプの異性を眺めるのが

目の保養になるという方もいらっしゃる

かもしれません。

本来であれば視覚から満たされる事で

心も豊かになるはずの目の保養ですが、

一歩間違えると逆効果となってしまう

残念なケースがあります。

それは見る人がどのような気持ちで

「目の保養」となる対象を見るか。

例えば今回のようなジュエリーの場合、

それを純粋な気持ちで

「なんて綺麗なんだろう…」

という気持ちで見る事ができる人は

しっかり心にも栄養が行き届いて

いるでしょう。

そういう思いでこのジュエリーを

見る事が出来る人は、きっと見た後

「気分が上がった」

と思うはずです。

ですがこのようなジュエリーを見て

「どうせ私には買えないし」

「着けていくような機会無いし」

という気持ちになってしまった人は要注意。

そうなると目の保養になるどころか

むしろ心にネガティブな感情を生んで

しまいます。

美しい風景の写真を見た時も同じです。

「わぁ、綺麗な所！行ってみたい！」

と思える人にとってはそれは目の保養

となり、、心の栄養となります。

ですが同じ写真を見ても

「私には行けるわけないし…」

と思ってしまっては、それはただの

ストレスになってしまいます。

目の保養を心の栄養補給にするには

美しい物を素直に美しいとシンプルに

受け取る事がとても大切なのです。

写真のジュエリーの話から随分逸れて

しまいますが、余談をもう１つ。

美男美女を見て「目の保養」になると

いう方はご注意を。

容姿の良い異性を見る事は、旦那さんや

奥さん、彼や彼女などパートナーへの

評価が悪くなってしまうという

衝撃の実験結果がアリゾナ州立大学の

研究で報告されているそうです。

パートナーがいる方は他の対象で

目の保養をした方が良さそうですね(笑)。

身の周りにある日々のちょっとした事も

美しく写真に撮る事で、それもまた

「目の保養」の対象となります。

今日の写真はスマートフォンカメラで

撮影したものですがコツを掴めば

スマートフォンでもこれくらいの写真を

撮る事が出来る時代。

一眼レフも随分手軽に楽しめるように

なりました。

美しい写真が撮れるようになる事で、

普段の日常の中に「目の保養」を

沢山見つける事が自然に出来る

ようになります。

皆さんの日常の中にある「目の保養」

になる美しい瞬間を切り取れるように

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