動物を描くということ 10
2018.09.17 Monday | category:絵本の楽しみ方
JUGEMテーマ:絵本のたからばこ
8月14日の続きです。
以前、学童保育の先生から「今どきのアニメなんかの動物キャラクターはデフォルメされすぎ」ということを聞いた。デフォルメされすぎていて、それぞれの動物の特徴は顔だけで、犬もねこもうさぎも体はほとんど同じ。
なので、そういうアニメを見ている子供たちは、動物を描くときには そういう動物を描いてしまうんだとか。これは、ちょっと由々しいことですよ。
また、最近、保育園の先生に聞いたのが、「この頃は親子で動物園に出かける人たちが減っているみたい」。つまり、初めて実物のぞうさんやきりんさんを見る年齢が上がっていっているということです。
ということは、小さな子に動物の絵本を見せるなら、かなりきちんと動物が描かれたものを見せたいものです。見せなきゃいけない。
そう思うと、昔の動物の絵本はすごく良くできているなー。
リチャード・スカリーやガース・ウィリアムズなどはもちろん、あまり知られていない作家さんの絵本でも(例えば、これ)。
写真がまだ貴重だった1950年代や60年代までは、絵本には図鑑の役割もあったと思います。だから、この時代のリトルゴールデンブック とピクシー絵本を見ていると、特に優れた動物の絵本が多いみたいです。
今となっては、なんともぜいたくな図鑑ですが。
⇒ トート (05/23)
⇒ papayoyo (05/22)
⇒ masa (03/21)
⇒ Re Re Re Reptilian (08/11)
⇒ Tote (03/06)
⇒ みかり (03/05)
⇒ Tote (09/22)
⇒ めぐみん (09/22)
⇒ Tote (09/10)
⇒ めぐみん (09/10)