シェア社会主義 仕事をシェアする

シェア社会主義 仕事をシェアする

目次

シェア社会主義とは

シェア社会主義とは、私的財産を廃して、全てをシェアする社会です。
社会主義と言う言葉が人気ないですけど、シェアって社会主義的なので今はそうしています。もっと、いい言葉を発明できたら、そっちに変えたいと思います。

「お金」や「所有」が人を苦しめている。
誰かが富を独占するのではなく、分け与える世の中。

ボランティアに行って働く時って、労働力をシェアしています。
寄付や募金はお金や物品をシェアしています。
食料を送ったり、衣服を送ったり、励ましの言葉を投げかけたり・・
そういう助け合い、分け与える精神を持った高度な社会制度がシェア社会主義です。

そんな事できるのか?出来ないのか?

全てをシェアするって覚悟がいります。
根本的に考えを変えなくてはいけません。

そんな社会を考えてみて、今の社会に活かして少しでも良い世の中にしたいと思っています。

仕事をシェアする

仕事をシェアするといっても、従来のワークシェアリングとは違います。

そもそも給料がでません。
だって、労働力をシェアするのだから。

ボランティアに似ています。
ただ、ボランティアは一方通行ですが、シェア社会主義ではお互い、いやネットのようにあらゆる人とシェアし合うということです。

これは今の世の中に生きているとピンと来ないと思います。

より多くシェアするには得意なこと、好きなことで仕事をするのが一番です。

仕事をシェアというと、例えばパソコン入力の仕事を二人で割るみたいに考えるかもしれませんが、ちょっと違う。

ゲームが作りたいとした時に、デザインのうまい人、プログラムが得意な人、ゲームの内容を考えるのが好きな人にそれぞれ仕事をやってもらう。

または、自分のデザイン力、プログラム開発力、ゲームの発想力をシェアして役立ててもらう。

その横で料理を作ってシェアしてくれる人。
掃除、洗濯をして家事の負担をシェアしてくれる人。
歌って、踊って楽しい雰囲気を作ってシェアしてくれる人。

色んなシェアが溢れる社会。

それがシェア社会主義なのです。

数人しか救われない自治体の就職氷河期世代の採用

宝塚市が就職氷河期世代の採用を行いました。
数千人の応募の中から選ばれたのは4人。
他の人は不要と言われたわけです。
もちろん採用枠があるから仕方がない・・というところでしょうが。

それこそ差別・・・と左翼的なことを言いたくもなります。

シェア社会主義では報酬がありません(お金というものがない)、ので労働力や才能をシェアしたい人はいくらでも働いてもらっていいわけです。
応募した人全員働いていいんです。

さて、そうなると宝塚市の仕事にどれだけ応募がくるんでしょうね。

ただ、シェア社会主義は積極的にシェアしていかないと社会が成り立ちません。
ゆえに高度なのです。

けど、そこを目指すところに、今の閉塞した社会を打開する道があると思っています。

自分の仕事を作る なりわいつくり
デビューカフェ  nariwainari

デビューカフェオーナー内橋康彦プロフィール