ガーディアンビザを持っていたから②、たくさん失って、たくさん得られたモノ | ニュージーランド 永住?移住?お引っ越し♪

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楽天家で変に生真面目な夫と、石橋を叩いて壊すグ~タラ妻が海外に引っ越した!!! ドタバタ生活のブログです。
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もんきぃです。
また随分と更新をしませんでした。
 
まだ読んでくれる方がいらっしゃるかどうかはわかりませんが、
書きたいこともまだまだあるので、書いていこうと思います。
 
とりあえずのご報告。
娘のてぃちゃんの小学校のボランティア、終了しました。
 
で、私は今、どうしているかと言うと、
なんと仕事をすることになりました。
 
さすが、オープンワークビザ。
(正式な名称ではありません、通称?、です)
(ちなみにタイトルのガーディアンビザってのも
正式名ではなく、ビジタービザの一部です)
 
妻が先日、日本での学歴や職歴を踏まえ、
クッカリーディプロマレベル5を卒業し、
無事に卒業後のオープンワークビザを取得。
法律などがコロコロ変わる中のギリギリなところ...
 
そして、
私はパートナーのオープンワークビザ(おまけ?)
を取得できたので、仕事に就くことができました。
 
偶然にも、
妻ちきんと私の仕事時間もいい感じにずれており、
てぃちゃんの学校も二人で送って行ったり、
迎えに行ったりとしっかりと関わりながら、
なんとか忙しくやれています。
 
そして、今日、公園で遊んでいたら、
嬉しい出来事がありました。
 
見たことのある女の子がいるなぁと見ていたら、
小学校のボランティアで見ていた学年の子の一人で、
娘に話しかけて、あのボランティアできてた人だよね?
と覚えていてくれた。
チャイニーズの女の子で娘のてぃちゃんより1つ上の学年。
 
この女の子の学年よりも、もう一つ上の学年は
丸々1年間ボランティアで関わったので、
子供たちも良く私の事を覚えてくれているのですが、
実は、この子の学年のボランティアには、
私はたったの1タームしか関わっていない。
しかも1学年に3クラスあって、
一週間ずつかわるがわるのカリキュラムなので、
実際この子のクラスを見たのはせいぜい3,4回。
 
それでも、公園でパッと見ただけで思い出してくれて、
娘に話しかけてくれたって、やっぱり嬉しかったです。
 
一緒に遊んでた。
きっと、
娘も学校が始まったら学校でその子と出会っても、
今までとは違った関わり合いをするかもしれない。
そのきっかけになれたってだけで私はもう満足(笑)
それが、例え挨拶を交わすだけだとしても。
 
さて近況報告はこれくらいにして、本題。
ガーディアンビザを持っていたから①のつづき。
 
さて、このときは、

ボランティアのきっかけをくれたのは、子供と関わろうとした結果であること、
英語ができないからとひるむことなく、積極的に自ら学校のボランティアで参加したこと、
他学年へのボランティアへも参加できたことにより、娘に関係のない子供たちにも覚えてもらえたこと、

を書きました。
 
今回はその時に少し触れた、
 
『ここまで学校のボランティアに入り込めたのは、
間違いなく私が「ビジタービザ(ガーディアン)」だったからだと思う。
もし私がパートナーのオープンワークビザ、
とかを持っていたとしたら、無かった。自信がある。』
 
についてです。
 
話は簡単で、お金が欲しくなるに決まってる、
ただそれだけです。
 
インターナショナルでの学生生活してるんだから、
そりゃどんどんとお金が無くなってる。
当然、働けるビザがあるなら、皿洗いでもなんでも、
(やらせていただける限りは)
とにかく頑張って意地でも仕事してると思う。
 
のんきに(笑)ボランティアなんかしてらんない。
少しでも仕事をすれば、
それでお金が得られて、
生活費の足しになるわけだから。
 
でも。
 
じゃあ、それで現地の学校の先生や、
日本人とは関係ないママ友やパパ友が出来たかというと、
信頼関係を築けたかと言うと、
たぶんかなりアヤシイ。
 
だって、英語の学校にも通ったことないし、
元々(読者の方はわかると思うけど)英語苦手。
自信ゼロ。
 
おそらくバイト探しは日本語のサイトで探して、
絶対に日本語環境でのお仕事してると思うので、
英語環境に慣れるという体験をすることもないし、
きっと学校に突撃して得られた度胸もついてない。
(良いか悪いかは置いといて…)
 
でも、ボランティアで学校に行っていたことで、
先生と生徒とはいやでもコミュニケーションは
とらなきゃいけない。危ないことだってある。
 
かっこいい、ちゃんとした英語はもちろん覚えられないけれど、
欲しくて仕方がないお金も入らなかったけど、
その代わりに、自信はついた。
英語、ペラペラでなくたって飛び込める。
おかげで、驚くほど道は開けてくるし、
可能性も伸びに伸びる。
 
そして、そうやって飛び込んでいる姿を、
『ばっちりと娘が後ろで見てる』。
 
これが、私が父親としてやれた。生きているうちに。
もうかなり満足。いやまだまだなんだけど。
 
別に、ニュージーランドが良いとか悪いとか、
正直全然どうでもよくて(本当に)、
ただ単に、こういう状況に身を置いたおかげで、
自然にいろんな動きが取れた。
 
一生懸命働いて、昇進していい給料をもらって生活していく、
いわゆる理想の人生設計を私は間違いなく描いていて、
それこそ、本当にそれに向かって順調に言っていた私たち家族。
子供に恵まれ、自宅を建てて、仕事も至って順調だった。
 
でも。
 
今やれてることが、その設計内にあったかというと、なかった。
必要と思っていなかったし、正直、考えたことがなかった。
眼中になかった、くらいな勢いで。
 
土日に子供や家族とそれなりに一緒に過ごして、
よしよし、仕事も家庭もいい感じだ!と、
本当に思ってた。
う~ん、きっと、
子供に世界的にはそれなりに高い水準の教育を子供に
受けさせることも簡単にできたし、
本当にとりあえず仕事を上手く上手にこなせば、
人生、よほどのことがない限り、大丈夫だと思っていた。
というか、大丈夫だったのかもしれない。
うん、それはそれでそう思う。
 
今。
 
娘は、ニュージーランドでの教育を受けていて、
とても自由に過ごしている。
私は危機感を持っているので、
それなりに家庭での生活に勉強の習慣を取り入れている。
算数とかは本当に目を光らせないと、
という部分は感じています。
日本で義務教育を受けさせることとの差異は、
いろんな意味で確実にある。
 
娘はかなりのマイペースっぷりなので、
多分、日本ではストレスが半端ないと思う。
 
『お勉強』というカテゴリのみをとらえると、
いいところわるいところがあって、
絶対に私たち親が、特に今のうちは、
バランスをとってやらなきゃいけないと思ってる。
 
でも、そういったお勉強の不安とは別次元にある、
『私の父親としての子育て』の中では、
今回、『ひるむことなく突撃して何とかする』
という姿を娘に見せられたこと。
 
これって、あのままサラリーマンしてたら
見せることはできなかったと思う。
 
突撃しても、冷やかされることもなく
(いや、初めのころは言われてても気づかない(笑))、
先生からさらに新しいボランティアに誘ってもらったり、
でも私は実際には迷惑?を掛けているかも?
と思ってみたりしたけれど、
わざわざメールでも、
ムリしなくていいけど、可能なら来てほしいと言われたし、
ボランティアをやめることになったときにだって、
先生たちは頼んでもないのに、
レターを書いて私に渡してくれた。
私のボランティアでの様子や、
期間、態度、具体的なことを書いてくれていた。
本当に泣けてきた。
冗談ではなく。
あんなに頼りない私にそこまで、と。
だって、本当に英語、ひどいんですよ、、、
なんのスキルもないんですよ、
少なくともボランティアでは私のスキルは役に立ってない。
 
すべて、お金では買えないし、
簡単には手に入れられないものだと思う。
 
実際に先生からも娘に対して、
素晴らしい言葉をかけてもらったり、
対私、以外にも本当にたくさんの面で、
色んなものが手に入ったと思う。
 
無くしたお金って、必至で日本で稼いできたお金。
家族みんなで必死に守ってきたお金。
世代を超えて、守ってきてくれたお金。
信じられないほど、
こんなにもすごい勢いでなくなったお金。
 
きっついなと言えば間違いない。
けど、本当に冷静に考えると、
良かったと思える事はたくさんある。
 
別にこれを読んでる人に、
このやり方がいい、
とか言うつもりはこれっポッチもないし、
正直、お金が減るのを見るのがつらいから、
勧められない部分の方が大きい。
お金以外にも失うものは多いから、
本当に人様に勧められたものではない。
 
でも、じゃあひどい目にあった、とか、
お金がなくなって散々だった、
とかそういうのはない。
本当にない。
 
ここで言いたいのは、
本当に価値観によって人それぞれ違うという事。
 
お金や子供の学歴、自分の会社名や役職に価値観を持っている人は、
多分、私のような経験をすると、
『損をした』とか『違う方法で滞在した方が良かった』
となるのかもしれないなぁとは思う。

だから、私のような行動は絶対に取らない方が良いと思う。

もし私がそうだったら、絶対に後悔してしまいそう。
わからないけど。
 
でも、私はもともとそんなにいい学校を出ているわけでもないし、
超一流企業に勤めていたわけでもない。
 
仕事はめちゃくちゃ楽しかったし(辛かったけど)、やりがいもあった。
給料だって、どんどん上がってた。昇進もしていっていた。
まだまだ先も明るかったし、上も評価してくれてたのを知っている。
 
でもじゃあ、お金に執着があったかと言うとそうでもない。
 
うまいものたべたり、自宅の設備にお金かけたり、乗りたい車に乗ったり、
行きたいところに旅行に行ったり、娘に色々買ってあげたり、
お金は本当に大好きだったけど(もちろん今も大好きだけど(笑))、
価値観がそこを中心としていたわけではない、
んだなって、今回の経験をして思った。
 
ものすごいおもいをしてお金をすり減らしたけれど、
お金の減り方に納得だっていってるわけではないけど、
それでも、約3年間、娘と学校とここまで向き合えたのは、
本当にお金では表現できないものだって思ってる。
 
私のような変わった?価値観の人がどれほどいるかはわかりませんが、
私のような変わった?価値観を持った人間がいるって、多分、
普通の方々には理解できないというか、意味不明と言うか。
 
でも、小数派でも変わっていようとも、こんなのもいるんですよって、
こんな個人のブログでも1人でも読んでいる人がいるなら、
知ってもらえればうれしいし、もし、同じ価値観の人がいて、
一般的な?常識的な?価値観の人から、
『あなたの価値観変わってるよね?ちょっと変よね?』
みたいに言われたり見られたりして、つらい思いをしている人がいたら、
ここにも変なのいるから安心して(何を?(笑))って伝わればいいなと
おもって、長々と書いてしまいました。
 
どう思われるか、よりも、どう思うか。
 
お金だけを見て、
こんな目にあって可哀想って思われて落ち込むのか、
こんな経験ができて後悔していない、って思うかは、
自分自身で決められること。
 
他の人ではなくて、全部自分自身。
 
あ、
なんか総括みたいな、振り返りみたいな書き方していますが、
帰る気『0%』でやってます。一時帰国はするかもですが。
もちろん、イミグレから帰れと言われればそれまでですが。
 
なんだか、移民のあり方、
特にワークビザについてもものすごい動きがあるようです。
本当に怖い、としか言いようがないです。
 
でも他人事みたいに、あるようです、
とか悠長に言っていられないので、私たち家族も、
次々とプランを立てなおしては少し手を出して、
また違うプランを立ててみて、また考えて、と、
休まる時はありませんが、とにかく、フレキシブルに、
可能な限りニュートラルな状態を保つように、
それでいて、少しでも前に確実に進められるように、
毎日毎日過ごしています。
 
そんな癖に、趣味もどんどん増えていって、困ったものです。
 
とりあえず、
ずっと書きたかったガーディアンビザを持っていたことについて
思っていたことをそれなりにかけたのでスッキリしました。
 
また、書きたいことが出来たら、書こうと思います。
それか、そんなに想いが無くても書くかもしれませんが。
とりあえず?(笑)、応援、よろしくお願いいたします。
 

 

更新が安定しませんが、

そんな私達のことを、

更新の度に応援してくださる方が、

たくさんいらっしゃり、

驚きと喜びでいっぱいです。

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