スパイスカレーの円町リバーブさんを訪れて以来、自分の中でカレーブームが来ています。カレーに関するさまざまな情報を調べたり、自分でもスパイスを数種類買ってスパイスからカレーを作ってみたりーー本当にカレーは奥が深いですね。
そんなわけで、今回は新たなカレーを求めて、カレーで有名なカマルさんに行ってきました。
名店の味を受け継ぐカレーと野菜ジュース「カマル」
東洞院三条を少し東に入ったところにあるおしゃれな店構えのお店が、保存料を使わない無添加なカレーと野菜ジュースを提供されるカマルさんです。
京都市営地下鉄の2つの路線が交わる烏丸御池駅からすぐのところにあります。 カマルさんは、なんでも東京・新宿にあった有名店「GHEE(ギー)」の味を受け継いでいるお店として有名なのだとか。
お店は外から見ると、いわゆるうなぎの寝床的にかなり狭く見えます。入ってすぐのカウンターだけでなく、実は奥にテーブル席もあり、外から見た印象とは違い意外と広いお店です。
カレー屋さんなだけあって、前を通るとカレーのいい香りがしてきます。
カマルのバターチキンカレーとトマトと牛すじのクリームカレー
そんなカマルさんに入店し、カウンター席に座ります。薄暗い店内は、カウンター上にトマトやスパイスが置いてあったり、野菜ジュースのミキサーが並んでいたりと落ち着く感じ。
カマルさんでは常時バターチキンカレー、ビーフカレー(激辛)、キーマチキンカレー、やさいのカレーといった数種類のカレーを提供されており、それらの中から1種類または合いがけによる2種類を選べます。(2種類にする場合は、やさいのカレー+もう1種類。)あるいは、少量のカレーを別料金で「ちょい盛り」してもらうこともできるようです。また、ご飯とカレーの量に応じてSサイズからLサイズまで5種類のボリュームも選択可能。カレーと一緒にサラダや野菜ジュースをセットにすることもできるなど、好みに応じていろいろと選べるようになっています。
今回は定番のバターチキンカレーと、この日特別にあったまかないカレー「牛すじのトマトクリームカレー」の合いがけをMサイズで注文。 ポテトサラダや野菜ジュースも気になりますね……。
しばらくたった後、注文したカレーが到着。カレーが出てくるまではタイミングにもよるようですが、20分ほどでした。2種類のカレーをお願いすると、真ん中にご飯が、両側にカレーが盛られてくるスタイルです。
まずは写真の左側にあるバターチキンカレーから。こちらはバターチキンカレーの名前のとおり、バターや生クリームが効いたまったり濃厚な味。辛さやスパイシーさもありつつも、こってりしたカレーが味わえました。チキンはそれほど大きくないものの、カレーのアクセントになっています。
続いてもう一つの牛すじのトマトクリームカレー。こちらは辛さ控えめなバターチキンカレーとは違い、割としっかりした唐辛子の辛さが効いています。一方で、カレーに占める牛すじの割合が高く、生クリームなども入っていることから、濃厚さという点ではバターチキンカレーに匹敵する(それ以上かも)こってりさでした。雑な例えをすると、イタリアンのアラビアータに牛すじと生クリームを足したようなカレーで、ご飯の進む味でした。
カウンターには数種類の野菜を細かく刻んだピクルスが置いてあり、口直しにさっぱりといただけます。カレーとご飯の量はしっかりあり、カレーがこってり系であったことからも、お腹いっぱいになりました。
まとめ
以上、こだわりの無添加カレーと野菜ジュースが楽しめるカマルさんの紹介でした。
冒頭にも書いたように、スパイスカレーの円町リバーブさんを訪れて以来、すっかりスパイスの効いたインドカレーにはまっています。カマルさんについてはそれほどインドカレー的ではありませんが、こういうカレーもおいしいですね。
今回はカレーだけでしたが、野菜ジュースも気になっています。あと激辛と書かれているビーフカレーも……。またタイミングをみて訪ねたいと思います。