めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

うなぎの代用品?

2020-07-09 | 薬膳&食療(その他)

我が家のイチジクのプランターで一番元気なのは長芋です。

ムカゴを数個土に埋めたらこんなに元気に育ってしまいました。

去年はヒョロヒョロだったので油断していました。

 

長芋は生薬にもなっていて滋養強壮効果があります。

日本でも夏に「とろろ」として食べられていますね。でも、生よりも火を通した方がより効果がありそうなんです。

酵素は死んじゃうだろうけど、生よりも火を通した方が消化器官への負担は少ないですからね。

夏はどうしても生食の機会が増える上に湿度が高くなるので消化器官への負担が増えやすい季節です。

「夏バテにうなぎ」

も消化器官が丈夫な人には良いかもしれませんが、疲れて弱っている時の「ごちそう」は体への負担になってしまいます。

だから本当に疲れているときは消化に良いアッサリとしたものを食べて胃腸を休ませてあげた方が回復への近道になります。

 

私のオススメは、スープやお味噌汁に長芋を入れて毎日少しずつ食べる事。

一本買ったら皮を剥いて食べやすい大きさに切って保存袋に入れて重ならないように並べて冷凍しておけば、使う時に凍ったままスープに放り込めますよ。

4~5日で使い切るくらいがちょうどだと思います。

一度で処方されるお薬もそれくらいの日数分なので。

(注: 熱があったり口内炎ができていたり、何かを排出すべき時は控えましょう)

 

我が家では環境保護の事等色々な理由からここ数年土用の丑の日はうなぎではなく長芋を食べています。

フードロスを考えると売れ残っているうなぎをみるのは辛いですが、「健康第一」という事で今年も長芋になりそうです。

精進料理でうなぎの代わりに長芋を用いていたレシピがあったので、ちょっとアレンジもしてみるのも面白そう!

 

 

 

 

 

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