つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

津幡短信vol.53

2018年11月17日 09時29分44秒 | 津幡短信。
津幡町に関するよしなしごとを簡潔にお届けする不定期通信。
今回はコチラの3本。

【いわゆる“平成最後”。】
「スガイ書店」店頭に、恒例のお知らせが掲示された。

年の瀬が近付いている事を実感する。
平成最後の年賀状の発行枚数は「24億枚」らしい。
改元を控えた節目ながら、前年に比べ7%あまり減。
とあるアンケートによれば、年頭の挨拶ツールに「年賀はがき」を重視する分水嶺は50代。
やはり、葉書習慣は薄れてきているようだ。
僕はと言えば、そろそろ「喪中欠礼」の準備をしなければならない。

【七五三と赤蜻蛉。】
先日、11月15日は「七五三詣で」。
数えで3歳の男女児、5歳の男児、7歳の女児を祝う行事は、平安時代が起源とされる。
「七つ前は神のうち」。
子どもの死亡率が高かった昔、現世ではまだ命が定まっていない年頃故、
節目、節目に神への感謝の意を表し、元気に成長できるよう祈った。

わが町の「清水八幡神社」にも、毎年“時期到来”を告げる看板や幟が出る。
通りかかった際、晴れ着姿の参拝客に出会う事はなかったが、
代わって、赤いおべべを纏ったように美しい蜻蛉と遭遇した。


【朽ちてゆく像。】
旧・津幡小学校校舎の前庭、
現・町営歴史博物館の芝生に、一体の「セメント像」がある。

ご覧の通り、表面に穴が開き、内部の木組みが見える。
以前、コイツに関するローカルニュース記事を読んだ。
確か『経年劣化が進み崩壊の危機、思い出の保存を試みる昭和〇年卒業生有志』
・・・という内容だった。
モチーフは「カバ」だったか「バク」だったか? 
記憶が定かではない。
ともあれ、周囲の倒れた杭やロープの様子から察するに、
やがては撤去される運命なのかもしれない。

<津幡短信vol.53>

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