目から鱗がPE'Zる 【荒川サイクリングロード】
- 2018/08/06
6月3日(日)
出来れば山を走りたいのだけれど、荒川サイクリングロードを走る。しかも、いつにも増して、ゆっくりと。実は、足の調子がイマイチで、あんまり走れないのです・・・。
本意ではないけれど、まあ、いいか。サイクリングの景色は不思議と、走る速度で表情が変わる。いつにも増してゆっくり走れば、ひょっとしたら、荒川サイクリングロードの新しい表情が見られるかも知れないから。
いつもより周囲に目を配りながら、荒川サイクリングロードをゆっくり遡上した。
※水管橋では日本一の長さを誇る荒川水管橋、全長1,101m。
・・・と、いつの間にか、熊谷市押切までやって来た。ここで、いつもは素通りするだけの“お地蔵様”を、写真に撮ることにした。
傍らの案内板に、次のように説明されていた。(一部抜粋)
※江南町(こうなんまち)は、熊谷市と合併する以前の当該地域の名称。
「あらら。これってば、お地蔵様じゃなくて、道祖神だったのかぁ~!!」ずっと勘違いをしていたよ、目の前を何度も走っていたのに。ち~ん。「ふ~ん。これが道祖神か。(それと認識したうえでは)“初めて”見たよ。」
私は、小学校の国語の授業で学んだ『おくのほそ道』(松尾芭蕉)の序文「~そぞろ神の物につきて心を狂はせ、道祖神の招きにあひて取るもの手につかず~」で、道祖神という言葉を知った。それ以来ずっと「道祖神ってどんな姿かたちをしているんだろう?」と思っていたのだけれど、まさか既に何度も目にしていたなんて・・・。ち~ん。
この分だと他にもありそうだ、お地蔵様だと勘違いしている道祖神が。実は、心当たりがある。比企郡ときがわ町椚平の『椚山野草園』の入り口に、“男女が寄り添う姿”の“お地蔵様”があるのだけれど・・・あれも双体道祖神っぽいなぁ~。
荒川サイクリングロードの新しい表情が見られて、目から鱗が落ちた気がした!!
もう少し足を延ばして、『県指定史跡 鹿島古墳群』に行ってみた。立ち寄るのは初めて。いつも素通りしながら、「どこに古墳があるの?でこぼこの原っぱに、木が点在しているだけでしょ。せめて地面が平らにならしてあれば、もっと使い道があるのになぁ。」と思っていた。
出入口の傍にある「鹿島古墳公園案内図」を読んでみた。
すると、疑問の答えが分かった。あの、邪魔に思っていた地面の出っ張りがすべて古墳だったのだ。(う~ん、絶対に平らにならしてはいけないでこぼこなのね、あれは。)
すーっと通り過ぎるだけじゃ何も分からない。古墳群の疑問が解けて、また、目から鱗が落ちた気がした!!
まだ時間に余裕はあったのだけれど、足の調子がイマイチなので、少し休憩をした後で、Uターンして帰路に就いた。
その夜、昼間に撮った写真を整理していて驚いた!!写真に撮った双体道祖神の案内板の中に、次の文言を見つけたからだ。
「足の神様だったのか!!」
その場で気づいていれば、「イマイチ調子の悪い足が治りますように」と、気休めだと理解しつつも、苦しい時の神頼みよろしく、願掛けのひとつもやったのに。まさか足の調子が悪い時に、運命的に出会った足の神様を素通りするなんて・・・。ち~んち~んち~ん。
サイクリングの途中で何度も感じた、あの、「目から鱗が落ちた」感じ、あれは、間違いだったのか!?間違いじゃない!あの時に確かに、目から鱗が落ちたのだ。しかし、目の鱗は、一枚や二枚ではなかったのだ。落としても、落としても、まだ次が残っている、私の目の鱗はまるでPE'Zだ!!
もしも、目の鱗をすべて落とせたら、どんな景色が見えるのだろうか。
ああ、一刻も早くすべての目の鱗を落としたい。しかし、PE'Zがタブレットを追加できるように、目の鱗もいつの間にか増えているんだよなぁ~。
素敵な景色への道のりは、うんと長そうである。ち~~~~~~~~~~ん。
出来れば山を走りたいのだけれど、荒川サイクリングロードを走る。しかも、いつにも増して、ゆっくりと。実は、足の調子がイマイチで、あんまり走れないのです・・・。
本意ではないけれど、まあ、いいか。サイクリングの景色は不思議と、走る速度で表情が変わる。いつにも増してゆっくり走れば、ひょっとしたら、荒川サイクリングロードの新しい表情が見られるかも知れないから。
いつもより周囲に目を配りながら、荒川サイクリングロードをゆっくり遡上した。
※水管橋では日本一の長さを誇る荒川水管橋、全長1,101m。
・・・と、いつの間にか、熊谷市押切までやって来た。ここで、いつもは素通りするだけの“お地蔵様”を、写真に撮ることにした。
傍らの案内板に、次のように説明されていた。(一部抜粋)
江南町指定文化財
寛政銘双体道祖神象
双体道祖神は野の石仏の中では異色で、白日下男女が愛情を表現するという双像に造られる。道祖神は日本古来の邪悪をさえぎる塞神と中国渡来の道祖神信仰との習合で道陸神(どうろくじん)やサイノカミと呼ばれ、村境や峠、辻、橋のたもとに立って外から入ってくる疫病や悪霊のたぐいを防ぎ、村人を守ってきた。
※江南町(こうなんまち)は、熊谷市と合併する以前の当該地域の名称。
「あらら。これってば、お地蔵様じゃなくて、道祖神だったのかぁ~!!」ずっと勘違いをしていたよ、目の前を何度も走っていたのに。ち~ん。「ふ~ん。これが道祖神か。(それと認識したうえでは)“初めて”見たよ。」
私は、小学校の国語の授業で学んだ『おくのほそ道』(松尾芭蕉)の序文「~そぞろ神の物につきて心を狂はせ、道祖神の招きにあひて取るもの手につかず~」で、道祖神という言葉を知った。それ以来ずっと「道祖神ってどんな姿かたちをしているんだろう?」と思っていたのだけれど、まさか既に何度も目にしていたなんて・・・。ち~ん。
この分だと他にもありそうだ、お地蔵様だと勘違いしている道祖神が。実は、心当たりがある。比企郡ときがわ町椚平の『椚山野草園』の入り口に、“男女が寄り添う姿”の“お地蔵様”があるのだけれど・・・あれも双体道祖神っぽいなぁ~。
荒川サイクリングロードの新しい表情が見られて、目から鱗が落ちた気がした!!
もう少し足を延ばして、『県指定史跡 鹿島古墳群』に行ってみた。立ち寄るのは初めて。いつも素通りしながら、「どこに古墳があるの?でこぼこの原っぱに、木が点在しているだけでしょ。せめて地面が平らにならしてあれば、もっと使い道があるのになぁ。」と思っていた。
出入口の傍にある「鹿島古墳公園案内図」を読んでみた。
すると、疑問の答えが分かった。あの、邪魔に思っていた地面の出っ張りがすべて古墳だったのだ。(う~ん、絶対に平らにならしてはいけないでこぼこなのね、あれは。)
すーっと通り過ぎるだけじゃ何も分からない。古墳群の疑問が解けて、また、目から鱗が落ちた気がした!!
まだ時間に余裕はあったのだけれど、足の調子がイマイチなので、少し休憩をした後で、Uターンして帰路に就いた。
その夜、昼間に撮った写真を整理していて驚いた!!写真に撮った双体道祖神の案内板の中に、次の文言を見つけたからだ。
押切の双体道祖神はドウロクジンサマと呼ばれており、足の神様としての信仰がみられ、足の病になると大きなわらじを作って奉納している。
「足の神様だったのか!!」
その場で気づいていれば、「イマイチ調子の悪い足が治りますように」と、気休めだと理解しつつも、苦しい時の神頼みよろしく、願掛けのひとつもやったのに。まさか足の調子が悪い時に、運命的に出会った足の神様を素通りするなんて・・・。ち~んち~んち~ん。
サイクリングの途中で何度も感じた、あの、「目から鱗が落ちた」感じ、あれは、間違いだったのか!?間違いじゃない!あの時に確かに、目から鱗が落ちたのだ。しかし、目の鱗は、一枚や二枚ではなかったのだ。落としても、落としても、まだ次が残っている、私の目の鱗はまるでPE'Zだ!!
もしも、目の鱗をすべて落とせたら、どんな景色が見えるのだろうか。
ああ、一刻も早くすべての目の鱗を落としたい。しかし、PE'Zがタブレットを追加できるように、目の鱗もいつの間にか増えているんだよなぁ~。
素敵な景色への道のりは、うんと長そうである。ち~~~~~~~~~~ん。
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