レンレンのひとりごと…

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上浅間~北口本宮冨士浅間神社

2018-08-17 |   ├ 山梨

富士吉田の浅間神社について地元の方に教えていただいたのが上浅間と下浅間のお話し。
以前、訪れた下吉田に鎮座する小室浅間神社が下浅間に対し上吉田に鎮座する北口本宮浅間神社が上浅間だそうです。
かつてはふたつの浅間神社を結ぶ道がとても栄えたそうです。

 

下浅間のブログ記事はこちらから
✔ 下浅間~小室浅間神社

 

1900年の由緒がある北口本宮浅間神社。
日本武尊が東方への遠征の折にこの地にて富士山の神霊を遥拝し「富士の神山は北方から拝せよ」と仰せになり、祠を建てて祀ったのが始まりです。
御祭神は木花開耶姫命、彦火瓊々杵命、大山祗神。
古くから富士山の遥拝地として信仰を集めていました。
江戸時代に富士講が広まると多くの人がここより登拝し、富士山の北口(吉田口)登山道の起点として栄えました。

 

 

北口本宮冨士浅間神社 参道

R138(旧鎌倉往還)沿いに建つ大鳥を潜ると杉の巨木に囲まれた400mほどの参道があります。
この鳥居をくぐって参拝したかったので、鳥居に向かって右側にあるP3に駐車しました。
北口本宮冨士浅間神社は無料駐車場の数が多く、拝殿をぐるりと囲むように点在しているのも含め全部で8ヶ所ありました。

神々しいまでに鬱蒼とした参道の脇にはたくさんの灯籠がずっと並んでいます。
思わず何年前のだろうと気になるほど古かったり、崩れたのでしょうか明らかにパーツが少ない灯籠もあり歴史を感じました。
また、仁王門礎石や角行の立行石などがありました。

私は神社の参道のこの雰囲気がとてつもなく好きです。
伊勢神宮、戸隠神社、榛名神社…神木に囲まれた長い参道を歩いている時がなんとも言えない安らぎと共に素に戻る自分がいます。

 

 

北口本宮冨士浅間神社 仁王門礎石

明治初年の神仏分離令で撤去されるまで境内にあった仁王門の礎石が残っていています。

 

 

北口本宮冨士浅間神社 角行の立行石

慶長15年(1610)の冬、富士講の開祖 角行東覚が酷寒の中裸身で爪先立ちしてこの石の上で30日の荒行をしたと伝えられています。

 

 

北口本宮冨士浅間神社 大鳥居

禊川を渡ると朱色の大鳥居が現れます。
日本最大の木造鳥居だそうです。

 

 

北口本宮冨士浅間神社 百度石

「東京」「玉」と続き○の中の文字が読めませんでした。
いつのものなんだろう…古そうな百度石でした。

 

 

北口本宮冨士浅間神社 随神門

歴史を感じる随神門は元文元年(1736年)建立。
国指定重文。
向かって左が青、右が朱の着物を纏った矢大神様(随神様)。
扁額はなんて書いてるか読めませんでした。
見えないんじゃなくて字が読めないという…(-_-;)

 

 

北口本宮冨士浅間神社 神楽殿

随神門をくぐると目に飛び込んでくる神楽殿。
本殿の正面に位置し、本殿に向かって神楽を奉納することになります。
元文元年(1737)に村上光清を中心とした富士講中による境内建物大修理の一環で建立。
富士山御師により継承されてきた太々神楽が奉納される舞台であり、現在でも神社の祭礼には地元の神楽講により太々神楽が奉納されています。

 

 

北口本宮冨士浅間神社 手水舎

延享2年(1745)に建立。
随所に施された彫刻類が見事。
富士山の溶岩をくり抜いた巨大な水盤と四本の柱(村上光清らによる大修理)、そして青銅の龍の口からは泉水(富士八海)から引き込んだ霊水が注がれています。
国指定重文。

 

 

北口本宮冨士浅間神社の大スギとヒノキ
富士太郎杉

拝殿向かって左に立つ杉の巨木。
樹齢1000年くらいと伝えられており、山梨県の天然記念物の第一号に指定されたとのこと。

 

 

富士夫婦桧

拝殿向かって右に立つ桧の巨木。
根元でくっついた2本の木が途中で分かれ、上の方で抱き合うかのようにくっついていました。

 

 

北口本宮冨士浅間神社 拝殿

元和元年(1615)に鳥居成次によって本殿とともに造営、慶安2年(1649)秋元冨朝によって本殿とともに修復。
その後、元文4年(1739)に村上光清を中心とした富士講中によって造営されたのが現在の社殿だそうです。
国指定重文。

 

 

北口本宮冨士浅間神社 2つのご朱印をいただく事が出来ます
北口本宮富士浅間神社の御朱印

元和元年(1615)に鳥居成次によって本殿とともに造営、慶安2年(1649)に秋元冨朝によって本殿とともに修復。
その後、元文4年(1739)に村上光清を中心とした富士講中によって造営されたのが現在の社殿。

 

 

北口本宮富士浅間神社 摂社「諏訪神社」の御朱印

諏訪神社本殿は昭和2年に焼失したため、昭和51年に再建。
浅間神社創建以前からこの地に祀られていた歴史があります。

共に初穂料は300円。
拝殿脇脇の受付でいただく事が出来ます。

 

 

北口本宮冨士浅間神社 境内の動画

北口本宮冨士浅間神社

音なし、58秒。

 

 

北口本宮冨士浅間神社 境内社
福地八幡社

大鳥居までの参道には2つの境内社がありました。
その内のひとつの八幡社。
御祭神は誉田別尊(ほむたわけのみこと)。

 

 

冨士守稲荷大神

もうひとつは稲荷社で御祭神は宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)。

 

 

風神社

拝殿のそばにあった風変わりな神社。
木の根に祠がありました。
ご祭神は級長津彦命・級長津姫命。

 

 

詳細

北口本宮冨士浅間神社
山梨県富士吉田市上吉田5558
http://sengenjinja.jp/
TEL : 0555-22-0221
時間 :
備考 : 駐車場有(8ヶ所)
アクセス : 中央道 河口湖IC(R139経由)より約3km

 

 

 

 

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