東京日本橋の野村証券のそばに「野村証券」と書かれた蓋があると聞いて見に行ってきました。
以前、そのあたりは歩いているのですが気づいていませんでした。
でもその前に気になったのが「靴洗栓」。道路が舗装されていなかった頃、泥の付いた靴で洋風建築にまさに土足で入っていくことの無いように洗う栓が入っている蓋ですね。東京だと東京海洋大学や明治生命館などに残っています。
で、次に気になったのがこれ .SIAMESE CONNECTION
隣には目隠し板が。さらにその左上にも何も書かれていないプレートがあります。
引いた図。 まだあります。
別形式のSIAMESE CONNECTIONです。
ちょっと手入れが中途半端ですね。
須賀工業のTSマークとSUGAの文字。おそらく送水口と防火栓の一枚ものプレートだったものの防火栓を廃止して目隠ししたのだと思います。
さらに色合いの違うものも。上のものよりもくすんだこちらのほうがきれいです。
違う材質なのでしょうか?
こちらもSUGA
新しい送水口もそこそこ金ぴかでした。
さて、蓋に戻りましょう。山ト家紋の角蓋と丸蓋。この辺りは以前見た蓋です。
通信系の蓋も色々。WORLDCOMとKVH TELECOM。いずれも今はない会社名。
靴洗栓にも見えますが多分現役の散水栓。
何度か野村証券本社ビルの前を行ったり来たりしましたが目的の蓋が見当たりません。
少し離れた場所も歩いてみたらようやく見つかりました。「野村証券」とあります。ちょっと珍しい蓋。
社名は「野村證券」のはずですけどね。
こんな場所。むしろ三菱UFJのテリトリー。
いったい何の蓋でしょうね。自前の通信用でしょうか?丸の内の支店にでも繋がっているのかも? 丸の内あたりも何度か歩いているのですがこれまで気づいたことはありません。でもまた今度、そっちにも確認にいってみましょう。
ちょっと新しそうなヤマト蓋も。
その他の観察物。
三菱UFJの蓋は<CEC>
TBN-CATV
江戸橋ビルの送水口銀色の本体と黒い蓋のコントラストも渋いです。
ちなみにこの蓋、「駅からマンホール」さんのブログでしっかり紹介されていました。証券取引所との間の通信用だそうです。お釈迦様の手のひらの中でした。