京丹後市の峰山新町公民館に無言で飾られている鉄蓋です。
軍事遺構に詳しい方々がいくつかの記事で紹介されていますが、BESAN氏のブログにあった地図を頼りに峯山海軍航空隊の遺構巡りをしました。軍事遺産巡りといえば以前、記事にした大分県の宇佐海軍航空隊以来かな?
弾薬庫や格納庫とされる建造物を眺めながら農地を歩きました。
旧峰山町の蓋を見つつ歩きます。
これが鉄蓋の並んでいる暗渠です。
で、目的の蓋たち。よいです。よいです。他では見たことの無い紋章と地紋です。取っ手が一個だけというのも割と珍しいかもしれません。
僅かにキャムパ付き。
暗渠の先は川に繋がっていました。下に降りて中を覗く勇気がなかったのですがコンクリート製のようです。
旧町界を越えて旧大宮町へ。合併後の蓋もありました。
たばZセンター
言われなければ気づきませんがこの橋も軍事施設内の橋なのだそうです。
そして奥に鎮座するご神体。
「やはり野に置け骨董蓋」ではありますが役目を終え、撤去された蓋がこのように丁寧に扱われているのを見るのも嬉しいものです。
戦争に巻き込まれていったとは思えないほどのどかな風景です。
少し離れた場所に楕円形の右書き量水器蓋がいくつかありました。紋章がついていないのがちょっと残念。
旧口大野村役場
口大野公民館
「マホーかまど」きっと画期的な便利商品だったんでしょうね。
このあとも京都の日本海側を少しめぐってみました。