1111の日だった昨日^^

 

思い立って

三重の「椿大神社(つばきおおかみやしろ)」に

お参りしてきました。

 

 

旦那くんはラジコンレースに出場していたので

今回は、ぽよくんと私で

電車とバスを乗り継いで訪れたんです。

我が家からだと2時間半くらいかな。

 

なかなか自力では行けない

遠い場所というイメージだったのだけど…

 

うん!ぜんぜん行けるね!?

往復の交通費も

3000円を切るくらいでしたから

(※我が家は長距離運賃に割引がききます)

そこまでお財布に厳しくもなく。

 

次回からは、

ぽよくんが「学校」→「放課後デイ」で活動している間に

行って帰ってくることができそうだとわかって

嬉しくなりました。

 

乗れるバスの時間が限られているので

滞在時間は2時間程度ですが

境内にいるだけであれば、十分な時間ですね^^

 

バスの降車中に、

岡山の母から電話がかかってきたので

鳥居をくぐる前に少し離れたところで

立ち止まって通話していたのです。

 

切り上げて、いざ鳥居をくぐらんとした瞬間に

 

ドォン!ドン、ドン…ドォン!

 

鳥居にほど近い車祓い所で

ご祈祷の太鼓が鳴り響き始めました。

ありがたく思いますハート

 

 

爽やかに晴れた良いお天気。

七五三の家族連れを中心に

多くの参拝者が

途切れることなく参道を往来していました^^

 

椿大神社に参拝するのは、三度目。

 

2016年の5月に訪れた一度目

2017年の1月に訪れた二度目と。

 

以前の参拝記事をふりかえるのも

神社仏閣での自分の感じ方の変化を辿るようで

楽しいものです^^

 

椿さんに関しては、

全体の印象として感じるものは

いつも一貫していて

とにかく「ご神気が美麗である」

ということに尽きます。

 

参拝の前に、お友達から

「椿大神社の夫婦の神様って、美男美女らしいですね」

と面白い情報をいただきました。

残念ながら、私は御祭神の神様のお姿を

拝見したことがないものの

それはまさにそうなんだろうなー…

と納得(笑)

 

昨日は湿度の少ない爽やかな一日でしたが

それでいても

微細で精細な震えるような水のエネルギーが

杜の中から参道を包んでいました。

椿さんの杜や境内には

修行を積まれた気性の穏やかな龍が

多そうに思いましたね。

 

七五三シーズンで小さな子どもの参拝が

多かったせいもあるからなのかな^^

凛麗なご神気とともに

ふんわりとした優しい柔らかいエネルギーも

昨日はよく参道に漂っていましたよ^^

 

 

参道の途中に

恵比寿像と大黒像を祀る小屋があります。

そのすぐ近くの大木に心惹かれました。

特にしめ縄などの印もないですが

なんとなく神聖な存在感を感じましたね^^

 

恵比寿さまと大黒さまにも

なんらかの存在感を感じ

手を合わせて拝礼させていただきましたが

心の中でお参りできた感謝を述べて

祈りを終える時に自然と

『おやすみなさい』と口をついてでまして…

 

向こうからの反応も特になかったのですが

 

たぶん龍…?

像の中でとぐろを巻くように体を休めている中

私が挨拶や感謝を述べているときだけ

ちょっと目を開けて聞いてくださっていて

またすぐに眠ってしまわれた…という印象でした。

 

参道を守護する狛犬さんたちも複数いて

皆さん、それぞれに異なった意識やお力を感じる中で

おお~、と私が一番心惹かれたのが

ほかの狛犬さん像よりも

かなり大きく造形されている立派な狛犬さん方でした^^

 

 

特に吽狛さんが、堂々として凛々しくおられて

とてもお強い感じでしたね。

 

 

吽狛さんより、ちょっとくだけていて

おおらかな感じの漂う、阿狛さん。

 

 

本殿です。

私には屋根の上に

大きな龍神さんが佇んでいらっしゃるように思いましたね。

 

桜井識子さんの書籍によると

御祭神は山のほうにいらっしゃって

本殿の一切を取り仕切っているのは

一の眷属である金の龍だというお話でした。

 

確かに、色でいうなら

「金色」がしっくりくる気はしましたね。

 

上の写真で 屋根の上部左手に

黄葉したイチョウが西日に照らされて

美しく照り輝いている部分がありますでしょう?

 

その中の、一番明るい部分の色彩に

よく似た、美しい輝きを持った方のように

私には感じられました。

 

金龍には厳格な性格のイメージを抱いていたのですが…

とても懐の広く誠実な、

清々しいお優しい気性にも感じましたね^^

 

本殿で挨拶をしたあと

 

バスまでの時間が限られているので

その時間に間に合うように

訪れるべき場所や、何かする必要があることがあれば

すべてスムーズにまわれるように導いてください。

あとはおすすめスポットがあれば教えてください。

とお願いしたところ

 

(眷属をつけよう) と仰ってくださって

(※境内にいる間の見守りと案内役をつけよう という意味です)

 

二十歳前後くらいに見える

ふっくらした色白もち肌の

優しそうな巫女さんのお姿をした方が

すっと私とぽよくんの後ろにやってきたのがわかりました。

 

ご祈祷はどうしようかな、と思っていたのですが

祈祷受付に足が向いたので

「厄除け」で受けることにしました。

 

タイミングが良かったみたいで

申し込み後、トイレを済ませている間に

前の組の祈祷が終わりまして

待ち時間なく、

スムーズにご祈祷を受けることができ

良かったです♪^^

 

椿大神社さんのご祈祷は、本当に親切というか

3000円から、志でということなんですが

ひとりで申し込んでも

ちゃんと家族皆の分の

家内安全だとか長寿健康だとかの祈りも

合わせて行ってくださるんです。

 

心身の「祓い清めの祈祷」と

神様に祈願を奏上する「本番の祈祷」との

二部制で 丁寧にしっかりと行われます。

 

七五三で祈祷の参加者は多かったのですが

あまり皆さん、御神前の一列目とか

中央にいかないですよね(笑)

 

ぽよくんと二人、

しっかりと神職さんの祈る姿の見える一列目に

座らせてもらってご祈祷を堪能させていただきました。

 

嬉しかったのがね。

前回のご祈祷のときに、終わったあとで

自分たちの次の組の

祓い清めの祈祷を担当していた

若い神職さんがあげていた祝詞が素晴らしくて

(張りがある澄んだ声の清々しさや、こめられている真摯さですね)

 

え~!あの神職さんに

ご祈祷してもらいたかったなぁ…!

って思ったその神職さんが

なんと今回、祓い清めの担当だったんです。

 

この声!覚えてます!

 

こ…

これを最大の歓迎といわずして

なんと言いましょうか…。

 

しかもね。

若い神職さんであることを表す

浅葱色の袴のよく似合う

清潔な顔立ちの美しい青年でいらっしゃったんです。

 

お顔を見つめた時点で

すでに私の心は清々しく祓われました(笑)

 

期待通り、素晴らしい祈祷をしてくださって

彼が真摯に祝詞を唱えている間、

ぶわーーーと前方から

振動するような清らかなエネルギーが

参列者に向かって放射されていて

彼が息継ぎや、区切りなどで唱えるのをいったん止めると

ふっとそのエネルギーも止むんです。

面白いなあーと思うのと同時に

このまだ若い神職さんが聖らかなお力を

お持ちであることも、改めて感じました。

 

頭を下げて祝詞を聞いている間

黒いシルエットで見えましたが

私の右側を足袋を履いた足が

後方に向かって通り去っていったんです。

 

それ以外では、背中の上に

何かがひらひらっと動く気配がありました。

これも、背中だから見えないはずなんだけど

私には黒い波のようなものを見たという感覚があります。

 

祓い清めのエネルギーにより

私から祓い落ちたもの…?なのかな?

 

足袋を履いていた足は

もしかしたら、嶋原の芸妓かもしれない(^_^;)

祓われる過去世…(笑)

今の私にはもう必要のない意識なんでしょうね。

 

太鼓の音も、相変わらずすごく良くて。

小さな音のときには

頭頂部の上にあるチャクラが細かく波打って

力強い大きな音のときは

直にハートチャクラに振動がくる…という感じでした。

これも面白かったですね^^

 

祓い清めの祈祷を終えて

畳の間から、板敷の拝殿にうつり

神様に祈願を奏上する祈祷に入りました。

 

拝殿内には神様の気配はなかったのですが

 

拝殿中央で祭壇に向かって祈りをささげる神職さんの

左右のスペースに

複数の見えない巫女さんが

じっと静かに正座で佇んでいらして

 

神職さんが鈴を鳴らされたときに

その巫女さん方が一斉に立たれて

参拝者の方に向かって、

同じように鈴をシャンシャンと

鳴らしていたように感じました。

 

また途中で、後ろから何かが天井のあたりを通って

ぴゅって拝殿の中に入ってきたんですよ。

小さな細い龍のように思いましたね。

あの子はなんだったのかな…。

 

ぽよくん、絶対に言わないから

見えてんだか見えてないんだか

わからないんだけど

ぽよくんも一瞬、ぱっと上を見たんですよね。

うーん…。

 

本番の祈祷でも太鼓を奏でてくださるんですが

その音が始まると

拝殿の建物のまわりを覆うように

金色の大きな龍神が

ぐるぐるぐるぐる、側面を舞いながら

旋回しているような

そんな感覚がありました。

 

ご祈祷での名前の読み上げも

参加者が多い分、長いので

ぽよくんが退屈しちゃって;;

 

静かに大人しくはしてくれていたんですが

寝転んだり座ったり、なんだかんだ

ひそひそ声で私に話しかけたりと

なだめるのに気もそぞろであせる

 

この子はもう7歳ではありますが

知的障害があります。

悪気はないんですが

失礼なことばかりしててごめんなさいって

何度も心中で謝っていたんですが

(たとえ神様がそんなに気にしてはいなかったとしても汗)

 

案内&見守り役でついてきてくださっていた

見えない巫女さんが

ころころ寝転がってるぽよくんの脇で

そっとふくらはぎのあたりに

手を添えているというイメージが

ふっと心中をよぎり

 

胸の中に

『大丈夫。この子は大きくなる』

という言葉が浮かんだんです。

すぐにきゅうーーっとこみあげるように

涙アンテナが反応して…

 

見えない巫女さんが、

ぽよくんの幼さを気にする私に

かけてくださった、

温かな言葉だったようでした。

 

「大きくなる」というのはもちろん

いくらぽよくんだって

ゆっくりながら成長はしていくでしょうから

当たり前なんですけど(笑)

 

「心の器が大きくなる」

=「精神的にもちゃんと成長していく」

という意味を感じて

ぐっときちゃいました…。

 

七五三で、ぽよくんよりももっと小さい子が

たくさんいたのに

誰よりもぽよくんが、じっとしていなくて

ころころ寝転がったりしていたので…

 

なんともいえない、

いたたまれない気持ちになってしまったのを

見えない巫女さんが読み取ってくださったのかな…

なんて思いました。

 

つややかな肌の、白いまあるい顔をした

愛らしい巫女さんでした。

見えない巫女さん、本当にありがとう。

 

flower*flower*flower*

 

2に続きます。