こんばんは。
ここ最近はちょくちょく届いていますが、保有している投資信託からの運用報告書です。今回はニッセイ／パトナム・ユーロインカムオープンからの運用報告書が電子ポストに届いていました。
いつものように、さくっと確認します。
ニッセイ－ニッセイ／パトナム・ユーロインカムオープンから運用報告書が交付
2020年05月15日決算です。
ニッセイ－ニッセイ／パトナム・ユーロインカムオープン
運用経過
騰落率：△4.3％
ニッセイ／パトナム・ユーロインカムオープンは2017年8月より積み立てを開始しています。現在保有している25銘柄の中で成績は下から6番目。ここしばらくはいつも最下位争いの下から2位が定着していたんですが、新型コロナショックで入れ替わりが発生したようです。
今回は4つもランクアップしていますが、相対的に基準価額はどの銘柄も下がっているため、損益は大きく変わらず△2%台で推移しています。
騰落率は前回0.9%から△4.3%と悪化しました。この銘柄は売却もせずに、毎月コツコツ積み立てています。特に理由がなければこのまま継続ですね。
主な変動要因
基準価額の主な変動要因
＜上昇要因＞
・当作成期前半にブレグジット（イギリスの欧州連合（ＥＵ）離脱）を巡る不透明感の後退等を受け、ユーロ
やイギリス・ポンドが対円で上昇したこと
＜下落要因＞
・２月から３月にかけて、新型コロナウイルスの感染拡大等を背景に投資家のリスク回避姿勢が強まり投資適格社債の信用スプレッド（国債に対する上乗せ金利）が拡大（債券価格は下落）したことや、ユーロやイギリス・ポンドが対円で下落したこと
欧州債券型の投資信託なので、欧州株式が下がった場合に相対的に上がればいいなぁって感じでポートフォリオに組み込んでいます。
今回は株式も債券も金融市場からは何もかも下がってしまうような状況になっていましたから、あまり有効ではなかったようですね。為替リスクもあるのであまりふかくかんがえずに分配金をもらい続けるように努めます。
今後の運用方針
■当ファンド
引き続き、マザーファンド受益証券への投資を通じて、実質的に主にユーロ建ての多種多様な債券（欧州の国債、政府機関債、モーゲージ証券、投資適格社債、ハイイールド社債等）に投資することにより、セクター・銘柄を選択し、幅広く分散投資することで、中長期的に安定した収益の確保および信託財産の成長を図ることを目標に運用を行います。
■マザーファンド
欧州経済については新型コロナウイルスの感染拡大収束や治療薬開発、経済活動再開への期待を受けて市場心理の改善が見られたものの、経済指標が大幅に悪化しつつあるため、今後の動向につき注視します。金融政
策については新型コロナウイルスの影響に対する経済対策として欧州中央銀行（ＥＣＢ）が引き続き強力な金融緩和策の実施を表明しました。今後、経済状況のさらなる悪化の可能性があるため、動向について注視して
いきます。
今後の運用については金利変動リスクの大きさを示すデュレーションは対ベンチマーク比で短めとしていますが、市場動向に応じて調整します。国・地域別配分は対ベンチマーク比で現在はイギリス、スウェーデン等
を多め、フランス、ドイツ等を少なめとしていますが、機動的に調整を行います。債券種別配分はハイイールド社債の組み入れを継続するとともに、対ベンチマーク比で投資適格社債の組み入れを多め、政府・国際機関
債等の組み入れを少なめとする方針です。
1万口当たりの費用明細
今回の運用報告書の期間は2019年11月16日～2020年５月15日です。半年間で実質コストは0.653%となります。2倍にすると1年間の実質コストということですね。年間で1.306%がコストとしてかかります。コストのやっぱり高い投資信託です。
毎月、1,477円の端数を積み立てを行っているパトナム・ユーロインカムオープンですが、2017年11月の初回の分配金以外は特別分配金が2年以上も続いています。含み損推移している状態での分配金はちょっと凹んでしまいますが、普通分配金を受け取れるように今後もコツコツ積み立て継続です。
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