明星輪寺 → あけぼし わでら?
みょうじょう りんじ だね。
俺も昔は読み方とか正確じゃないと
なんやねん!調べろや!!
ざわざわしてました。
今は読み方とかいいんじゃね?
中身でしょ、感じたことでしょ、
大事なのは(キリッ
そんな日々です。
まぁ、また読み方にこだわるかもしれないし、
正確さを重視するかもしれない。
その時は受け入れよう、そんな自分を(キリッ
さて、この明星輪寺には
虚空蔵菩薩 → こくうぞう ぼさつ
が、祀られている。
お寺なので仏さんの名前だ。
虚空(こくう)とは、空のこと。
空は果てしない。どこまででもある。
そんな空のような無限の量の知恵を持つ仏さんが、虚空蔵菩薩だ。
昔々、空海さんが虚空蔵求聞持法(こくうぞう ぐもんじほう)という修行をしてて、洞窟から出たら金星(きんせい)が口に入ったらしい。
金星って、明星(みょうじょう)じゃん?
ほら、
明けの明星
宵の明星
って聞いたことない?
その明星ね。
明星が虚空蔵菩薩さんの象徴ってなワケでさ、
明星輪寺には虚空蔵菩薩さんがおるなぁー、
って思っといて。
本堂の中には、内陣(ないじん)っつって
奥までお参りできるんだ。
その奥のスペースにご本尊がいらっしゃる。
でも、扉がしまっててお顔は見えない。
大事にされてるんだ。
でも、本堂の入り口、写真は見えてないけど、
お前立ち(おまえだち)というご本尊の代わりの仏さんがいるから、それを見ること、拝むことができる。ありがたい。
さらに虚空蔵菩薩の真言が書いてあるから、仏さんに直接もらえる真言が欲しい人はラッキーだ。ここで貰えます。
ところで、その内陣には、でーっかい岩があるんだ。でーっかい岩に合わせて本堂があると言った方がいい。
こんなお堂は初めてだわ。
その巨岩の下?内部?に、俺は屈んで、
包まれるように扉の向こうのご本尊に祈った。
とても暑い。
でも、この仏さまワールド感がいい!
このあと、本堂を出たり入ったりを何度も繰り返したくらいだ。
そして本堂よりも上にある石の公園というか、
広場というか、そこへ行くのだった。